「察して文化」と「怒ることでしか自分の気持ちを伝えられない人」

海外出てから何回も「日本の人って自分の本当の意見を言わずに納得した感じで会話を進めるのに、ある時突然爆発して怒り始めるよね、どうして?最初から嫌だって伝えてくれればその時に話し合えたのに」って話聞くんですけど、確かに「怒ることでしか自分の気持ちを伝えられない人」結構いるよね…


国や文化またいで色んな人からこの体験談聞く。「伝えてくれればいいのに」ってやつ。

日本の「察して文化」は日本の外ではダメなコミュニケーション術として捉えられてる場面も多いですね。もちろんそれが素晴らしいジャパンになることもあるけど、日常生活においてはトラブルの方が良く聞くかな


私も指摘されたことがあり、「確かに私が伝えればいいだけー!」となったの覚えてる。それから何年もかけて「怒らずに伝える」という練習をしないといけなかった

というか、自分の気持ちより相手のことを優先してるって気付かないまま"我慢"する癖が原因だったので、その我慢に気付く練習だった


「なんで察してくれないの!」じゃないのよ。自分が伝えればいいだけの話。怒ることでしか伝えられないのであれば、それは自分の幼稚なコミュニケーション方法がいけない。自分の我慢が始まる時に「あのね、私はこう思うの」って話し合うのが大人の会話。

これ教えてくれる大人が身近に欲しかったー!


察して文化ゴリゴリにやってた時にNZ人に「私はマジシャンじゃないんだから、君の気持ちは伝えてくれないと分からない」って言われた時が1番ズドーンと雷落ちた。

そりゃそうだわ、あなたが正しいわ、私が伝えりゃ良かっただけだわ、としか言えなかった

すべての記事は無料ですが、もし「これ気に入ったよ!」という記事がありましたら、投げ銭してサポートいただけると嬉しいです。私がカフェで記事を書く時に、スモールじゃなくて少し贅沢にミディアムのラテを頼むことができるようになります。