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普段の生活にちょっとだけアーユルヴェーダのエッセンスを♪ アーユルヴェーダ的暮らしは自…

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普段の生活にちょっとだけアーユルヴェーダのエッセンスを♪ アーユルヴェーダ的暮らしは自然豊かな所でも、都会でもできるんだと。心の在り方で見える景色・感じ方が変わると 気づき始めたアラサー会社員。アーユルヴェーダを学びながら少しのエッセンスを綴っていきます。

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腸と自律神経とアーユルヴェーダ

腸が第二の脳と言われている理由を知っていますか?腸は24時間、自律神経によってコントロールされており、腸は脳から送られてくる信号とは別で、独自に動くことが出きる臓器です。ゆえに第二の脳と言われています。 自律神経が腸をコントロールしているので、 交感神経が優位であれば➪腸の働きが落ち、便秘になりがちです。 反対に、副交感神経が優位であれば➪腸が働き、便秘にもなりづらい。 よく緊張したときにお腹が痛くなったり、旅行さきで便秘を起こしたことがある方もいると思います。これは腸に

    • 毎日の食事は神様への捧げもの?

      アーユルヴェーダ(インド)では、体の中に消化の神様(アグニという火の神様)がいるといわれています。私たちの毎日の食事が神様への捧げものになっていると考えられています。皆さんはどういった食べ物を毎日、自分の中にいる消化の神様に捧げていますか?新鮮な野菜や肉、魚でしょうか。それとも加工された食品でしょうか?ただの食事として考えるのであれば、手軽に食べられるインスタント食品はとっても便利です。しかし捧げものとしてはどうでしょうか。良いとは言えないですよね。とは言え、全てを純粋な物を

      • たまにはタマスになってダラダラしても良い。

        こんにちは。 皆さんは心の性質を表すサットバ、ラジャス、タマスという言葉を聞いた事はありますか? 〜アーユルヴェーダでみると〜 ・サットバとは⇨安定していて、純粋、心がクリアな状態。 ・ラジャスとは⇨情熱的、激動、感情に左右されやすい状態。 ・タマスとは⇨惰性的、バイタリティに欠ける状態。 〜心の性質が変化するとどうなるのか〜 最近の私はラジャス⇨タマス⇨サットヴァと目まぐるしく変化していきました。 転職をした9月後半から11月初め頃、ものすごいスピードで駆け抜け

        • 秋の深まりと共にコーヒーが欲しくなる!?

          秋になると・・・ 10月も半ばを過ぎ紅葉が各地で見られる中、北海道では雪の観察もされました。そんな秋本番を迎えて、最近コーヒーやパンを食べたい欲がものすごく出てきました。なぜ秋になると欲するのかアーユルヴェーダ的に紐解いていきたいと思います。 ~秋はvataの季節の始まり~ アーユルヴェーダで秋はvata(風)の季節に差しかかります。「似たものが似た物をひきよせる」という自然界の絶対的な法則があり、vataの性質をもつコーヒー(苦味)やパン(乾燥)などVATAの高まるもの

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          電子レンジなし生活は不便?

          去年の10月に引っ越しを機に電子レンジなしの生活を送り1年が経ちます。 不便かと聞かれたら不便です。例えば、冷凍ご飯を温めたい時、電子レンジだと3分~4分くらいですむところが10分~15分くらいかかります。独身だからできるんだよと言われれればそれまでですが、、、私が時間がかかっても電子レンジを使わない理由が2つあります。 ・1つ目は電子レンジより蒸したり焼いた方が断然美味しい!! 時間はかかりますが、特に蒸すと冷凍ご飯や野菜は食材の芯から温まりほっかほかになります。「そんな

          電子レンジなし生活は不便?

          適応障害とアーユルヴェーダの智慧

          今回は前回に引き続きアーユルヴェーダの智慧をどのように適応障害に活かしたかを書きたいと思います。 まず、精神疾患のときはオージャスと言われている生命力の源、活力が減少していきます。オージャスがないとやる気がおきなかったり、常に疲れていたり無気力になったりします。 過剰なストレスが続く事で元々あったオージャスが減っていき、最初は大丈夫だったストレスもオージャスが減ってきたことによって耐えられなくなります。 ・このオージャスを貯めるために、今回私はまず新鮮なフルーツ(梨)を食

          適応障害とアーユルヴェーダの智慧

          適応障害              ~アーユルヴェーダで心のデトックス~

           最近、聞くようになった適応障害。皆様はご存知でしょうか? 適応障害とは「はっきりとしたストレスをきっかけに、心や体に不調が起きている状態の事」です。うつ病など他の心の病気とまでは診断でなレベルの不調。ほっとくとうつ病やパニック障害などになってしまう場合があります。 実は私自身が数か月前、職場が原因で適応障害と診断され、休職を経て仕事を辞めました。今では涙する事もなく、心臓がバクバクしたりお腹が痛くなることもなくなりました。そんな経験をした私が精神不安定な時期に取り組んだこ

          適応障害              ~アーユルヴェーダで心のデトックス~

          ハーブティーが美味しく感じる日もあれば、美味しくない日もある。

          皆さんはハーブティー好きですか?ハーブティーっておしゃれな感じがしますが独特の味がするので好き嫌いが別れますよね。 私もハーブの種類によっては、この薬草みたいな味は!!とハチミツを入れても飲めない物がありました。 それがクリシュナ・トゥラシ(ホーリー・バジル)というハーブです。ハーブティーの王様と言われており、サンスクリット語で「比類なき者」の意味があり、インドではインドでは最も神聖な植物の一つとされています。。 これがそのまま飲むと「野草ってこんな味?」と思うほど私には合わ

          ハーブティーが美味しく感じる日もあれば、美味しくない日もある。

          万年冷え性さんにおすすめサマハン

          北海道も夏日になる日がでてきましたが、万年冷え性の私の指先はひえています。この一度冷えたら中々戻らない手を温めてくれたのが「サマハンティー」です。驚くことに即効性あり飲んですぐに手先が暖かくなるのを感じます! このサマハンティーはアーユルヴェーダの教えに基づいて厳選された14種類ものスパイス・ハーブより使われています。 使われている14種のスパイス・ハーブは・・・ ・アダトダ ・ジャヴァガランガル ・アジョワイ ・コリアンダー ・ファルスカルンパ ・クミン ・ウィシュヌク

          万年冷え性さんにおすすめサマハン

          犬とアーユルヴェーダ

          今回はペットとの生活にアーユルヴェーダの知恵を取り入れた話を書きたいと思います。  実家に10歳になるラブラドールレトリバーがいます。この4~5年、年に1回ぐらい耳をかきむしりべったっとした茶色い耳垢が出る事があり、その都度、動物病院へ行き点耳薬を処方してもらっていました。(耳がたれている犬はなりやすいといわれてました。)今回も同じ症状が出たのでいつものように病院を受診し、薬を処方してもらいましたが、今いちすっきり改善されませんでした。 そこでいつも食べていたおやつを手作

          犬とアーユルヴェーダ

          連休の鬱気分をスパイスで吹っ飛ばす

          環境や周りの人が変わり生活にも大きい変化がある4月を駆け抜けてGWの長い連休がやってきます。忙しい4月といつもと違う食生活で心身ともに疲れ切っている人も多いでしょう。頑張りすぎた人こそどっと疲れがでて、職場や学校に行くのが嫌だなとか「だるいな~」「やる気スイッチが入らない」など五月病と言われるような症状を感じやすくなります。 なぜ鬱気分になるのか~アーユルヴェーダで考える~ 春はKAPHA(カファ)という土・水の要素が増えてくる時期です。 このカファは重い・冷たい、安定性と

          連休の鬱気分をスパイスで吹っ飛ばす

          ギーの作り方

          万能オイル『ギー』を皆さんご存知でしょうか?アーユルヴェーダでは1000の効果があると言われており、食用としても外用(塗り薬)としても最も優れているオイルです。 市販のギーは高価で臭いが独特で苦手という人も多いと思います。私もそうでしたが、国産のバターで作られたギーを食べた時感動しました。今まで食べてたのは一体何なのか、全く別の食べ物だと思いました。中々、国産のグラスフェッドバターを手に入れるのは難しいですが、手作りのギーは香りが抜群です!!ギーが苦手という方は是非一度試し

          ギーの作り方

          春の重だるさを撃退する方法

          暖かい日と寒い日を繰り返しながら少しずつ札幌も春らしい日が増えてきました。春が来て嬉しい反面、「何か体がだるいな」「頭が重たい」「やる気がでない」など不調が出やすい季節です。  なぜこのような症状が出るかというと・・・ 冬が旬の食材は栄養がたっぷりあり、滋養で溢れている物が多く(大根やかぶ、にんじん、れんこんなどの根菜類やイモ類)体に栄養を溜め込みます。 冬の間に体に溜め込んだ栄養が、雪解けと共に毒素となり溶け出し不調として体に現れるからです。この毒素を上手く出すことで春を快

          春の重だるさを撃退する方法

          信じる力~プラシーボ効果~

          信じる力、または思い込む力が心と体に影響しているのを感じた頃はありますか?例えば、小さいころに転んでケガをしたとき、「痛いの痛いの飛んでけ~」とお母さんにしてもらうと、痛みが和らいだような気がしたり、偽薬(効き目がある成分が何も入っていないくすり)を医師から処方され、効果があると思いながら飲み続けると、症状が改善されたりします。 これをプラシーボ効果といいます。 反対に、ノーシーボ効果というものもあります。最近、私の周りの人で「ジェネリック薬品になってから薬の効きが悪い。や

          信じる力~プラシーボ効果~

          砂糖の衣替え

          秋冬は「てんさい糖」、春夏は「きび砂糖」 「てんさい糖」の原材料は甜菜(サトウダイコン)とも呼ばれるアブラナ科の植物です。北国で取れる植物で国内では北海道だけで生産されています。甘さは控えめの砂糖です。 「きび砂糖」の原材料はさとうきびです。国内では暖かい地域、鹿児島や沖縄で栽培されています。 ※2つとも精製度合いが低い砂糖でミネラルが含まれており自然に近い砂糖です。消化速度がゆるやかで血糖値の上昇を抑えてくれると言われてます。 ミネラルを失った上白糖は血糖値を急上昇さ

          砂糖の衣替え

          怒ると叱る~アーユルヴェーダで考える~

          最近、職場の後輩を叱る事が多々ありました。私はミスに対して怒っているのではなく、「次に生かしてほしい、上司に言われるよりは」との思いで後輩に接していましたが、後輩は「こんなに頑張ってるのにまた怒られた」と思ってしまったと人づてに聞きました。そこで今回は「怒ると叱るの違い」についてアーユルヴェーダを通して考えてみたいと思います。 私は後輩に対して指導してるときに、感情をだしたり大きい声を出したりはしていませんが、同じことを何度も繰り返す事を指導するにあたって、少し早口になって

          怒ると叱る~アーユルヴェーダで考える~