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『姫路城 ぬりえアート コンテスト』のサポーター企業紹介♢白鷺ニット工業株式会社♢

昨年の『姫路城 ぬりえアート コンテスト』では多くの地元企業様、商店様が協力やサポートをしてくれました。このコンテストは三木美術館が始めたことですが、そういった企業様や商店様が協力してくださることで、より盛り上がることができたのではないかと思っています。
そこでぬりえアートコンテストをサポートしていただいた企業様の横顔と姫路への思いをご紹介していきたいと思います。今回は白鷺ニット工業株式会社の代表取締役 社長の三木一正さんです

 
白鷺ニット工業株式会社というのはたいへん素敵な社名ですが、歴史をまずお教えてください
三木氏:1969年に私の父が姫路北部の実家の納屋で始めたのが白鷺ニット工業です。父は非常に才覚のあるタイプの人で、価格競争力のある製造業を興そうと考えていたようです。1980年ごろには中国、マレーシア、フィリピンなどのアジアへの海外研修旅行、視察ですね、それにも出かけていました。その後はメーカーさんのみならず小売店さんとも連携をとって拡大してきました。先ほど才覚のあるタイプと言いましたが、カリスマ営業マンでもあり、商品を捌くことにも非常に長けた経営者でした。


     

そんなカリスマ創業者から事業を継承されるのは、さぞかしたいへんだったのではないですか?
三木氏:2011年に私が2代目として事業を受け継ぐことになりました。けれどもそれまでは全く別の仕事をしておりまして住まいも東京でした。ですからそこからまた姫路に戻ってきて仕事をするようになりました。

もちろん家業を継ぐのは決して簡単なことではありません。しかし幸いなことに白鷺ニット工業は、外の企業や工場と連携することもありますが、インナーウエアの企画、開発、製造までを一貫してできる強みのある企業なんです。これは半世紀近くにわたる時間の中で得た人材や技術があってのことですが。ですからこういった素晴らしい人材と技術を大切にして、私は今、第2創業期としていろいろなことにチャレンジしているんですよ。

       

具体的にどのようなことに取り組まれていますか?
三木氏:社員のひとりひとりに楽しく働いてもらいたいと思いまして、環境を整えることに注力をしています。それはソフトとハードの両面で実行中です。

ソフト面では社内の情報共有をオープンにして行うようにしています。
それとやはりワクワクして働いてもらうためには職場の環境づくりが大事だと考えています。そこで姫路の工場のリノベーションを図っています。ずっと思い描いていた構想ですが、やっと実現できるようになり、東京・下落合(新宿区)の設計事務所に依頼をしました。その設計事務所との出会いは偶然です。たまたま訪れた神楽坂(東京都新宿区)の飲食店がとても居心地のよい素敵な空間だったので、教えてもらったんです。デザインされた工場が出来上がればそこで働く人にもいい気持ちになってもらえるし、クリエイティブな発想ができるようになるでしょうから。

 自社のブランド『HAKURO』を立ち上げたのもの大きな試み 

『姫路城 ぬりえアート コンテスト』をサポートされましたが、姫路への思いをお聞かせください
三木:そうですね、実は住まいは2拠点なんです。東京と姫路の。東京に支社があるので打ち合わせや商談はそこですることも多くなってしまいがちです。でもやはり姫路に帰って来て感じるのはダイヤの原石というかポテンシャルのある街だということです。ただ現在はまだ街として少しいろいろなものが足りないので、三木美術館さんが主催されたぬりえアートコンテストなどのようなカルチャー面での活動などはすごくいい取り組みだと思い、ご協力をさせていただきました。こういった取り組みが少しずつでも増えていくことが大切だと思います。  
 
あとは観光客も増えてきていますが、これからますます増えると思うので、そういうことを意識して地元企業が取り組んで街づくりをしていけば、姫路はますます元気になるんじゃないかと思っています。

今日はありがとうございました 。    

今年の『姫路城 ぬりえアート コンテスト』の実施についてはこちらから 

2023年のコンテストの概要をお伝えします
第2回 姫路城 ぬりえアート コンテスト
主催:三木美術館 
後援:姫路市 姫路市教育委員会 姫路商工会議所
   神戸新聞社 姫路ケーブルテレビ FMゲンキ 
特別協賛:大阪ガス株式会社 株式会社西松屋チェーン 神姫バス株式会社
特別賞品協賛:ぺんてる株式会社
協賛:本企画は、多くの地元企業・商店にご協賛いただいております
   詳しくは公式ホームページをご覧ください
応募期間:2023年7月19日(水)〜2023年9月30日(土)
授賞式:2023年12月10日(日)
展覧会:2023年12月10日(日)〜2024年2月18日(日)
詳細についてはURL にてご確認ください

                                                                                  [企画制作/ヴァーティカル]
 
 
 

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