noteを育てて自分の内面と外面をつないでいく

ここ数日、
生理前だったり
いろいろ上手くいかないことがあったりして、

心がズーーンと重くなり、

すごくさみしくて、
自分の人生の全部がダメになったような、
そんな気持ちになることがありました。

安定した会社員という道を捨てて、
好きなことを仕事にしようと
在宅フリーランスのクリエイターをやっているけど、

あまり人と会う機会がなくてさみしいし、
人と会うための努力をしたり
新しい関係を築けなかったりする
自分のことが
むなしくて、情けなくなったりしました。

誰の目にも映らない日々は、
少しずつ自分の輪郭がボヤけて
腐っていくようで。

私の友達は手堅く賢い子たちが多く、
会社員になって、
結婚して、
絶賛子育て中というのが多数派です。

元気な時には、
「自分は多数派とは違う道を歩んでいて不安なこともあるけど、
ここには自分なりの、自分だけの大切な経験がある」
と思っているけれど、

元気がなくなると、
「かっこつけていたって結局
自分は間違った道を歩いてる、
むなしい、バカみたいな存在だ」
って、
そんなふうに思えてくる。

(でも、会社員で結婚しててもこういう気持ちになることはあるんだろうな、ということもわかりながら)

こんな泥濘み ぬかるみみたいな気持ちの夜にも、
ブログを書きたいと思った。

同じ泥濘みを知っている誰かに
伝わるものもあるだろうから。

でも、ここ数週間で作り込んできたnoteのコンセプトがネックになって、
文章を書くことができなくなっていた。

ここのところ割とハイテンションに書いてきて、
ブログのタイトルや画像も目立つことを重視していたから、

そこに突然
夜の闇ポエムみたいな記事を挿入するのもいかがなものかと。

（↓最近のキャッチーさ重視のタイトル周り）

でも、
ふざけたことを言ってポップに書き散らかしたい自分も、
メンタルガタガタで人間の形を保てないような自分も、
全部ホンモノで存在していて、

なるべく全部をちゃんと書ける、
格納しておける場所にしておきたい。

ウソや強がりや虚飾が入ると、
自分の気持ちに無理がでてきて
続けていくことができないから。　　

その一方で、
誰かが自分のことを認識してくれたり、「読みたい」と思ってくれるように、
ある程度は見た目の統一感やキャッチーさも大事にしたい。


全部の自分をちゃんと入れられる
プラットフォームは、見せ方は、どんなものがいいんだろう？

矛盾に満ちた自分の心や存在を
人に手渡せる、ある程度わかりやすいコンテンツにしていくって
どういうことだろう？

noteを育てていく過程は、
自分の内面を知りながら
どんなふうに外に向かって見せていきたいかも探っていく作業。

そのひとつひとつの歩みも、
じれったいようだけど
きっと自分にとって大切なこと。

いつも使っている背景色の赤が今の自分にはキツかったから
今回は水色にしてみた。

自分の気持ちと外に表現するものをなるべくねじれなく繋いで、

自分に無理がなくて楽しくて、
読者さんにも何かを持って帰ってもらえるようにしたい。

中学２年生みたいな心を持ったまま大人になってしまった自分が
発信を続けていくことで、

泥濘みの中にいる誰かが、
あ、同じ気持ちの人がいるから大丈夫かもしれないって、

そんなふうに思ってもらえるように。

私自身が、
たくさんの最低な夜を
本に、いろんな作家さんに助けてもらったように。

さういふものに
わたしはなりたい。のです。

みけ みわ子