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70年代のプログレを愛聴しているアタオカおばさん(笑)なみけ子

1961年の生まれだから今年で62歳になる。もう立派なBBAである自分。日々を民泊の清掃業務、シェアハウスや賃貸の管理運営、ネットでの骨董古道具の販売、家では主婦の役割を担って生きている。

生まれ育った家族は、財産もないごく普通の公務員と内職でお針子をしていた母、それに2歳年上のみけ子よりいくらか頭の良い兄がいる。両親はすでに亡くなり、兄は就職で東京に住み故郷の仙台には戻ってこないのだろう。

学生時代は勉強嫌いで高校卒業直前の数学のテストでは、2回も追試になりようやく卒業した。それも私立のあまりレベルの高くない女子高だ。耶蘇教(笑)を信心する学校で、毎朝礼拝があった。いまだにその学校を懐かしいとか思えない。出身校を馬鹿にしているが、自分もその程度(以下)のレベルだってことだ。卒業後は同窓会に顔を出したこともないなぁ。同級生の名前もほとんど忘れた。偏屈な女だ。

その後に服飾を勉強する専門学校に3年通った。今でも洋服やファッションは好きではあるが、もう良い歳なのでみっともないとか清潔感が無いでなければ、そのレベルで良いと思っている。古着屋のブックオフで服を物色するのが楽しい。安いものは正義だ、と頑なに信じている。

卒業後に就職したのがバブル経済の真っ只中で、社員旅行で初の海外旅行でハワイに行ったり、かなり恵まれた会社員時代を過ごしたと思う。ちょっと仕事をしてお金を貯めたら、「自分探し」と称して海外旅行に出たりが普通であった時代。日本という国は優秀でこれからもずっと経済成長は続き、未来には明るいことしか待っていないと思っていた。

数箇所の職場を経て、結局正社員としては職場に定着できずフラフラとパートやアルバイト、工場の季節労働者をしてこれまで生き延びて来た。組織の中でうまくやって行く才能もなかった。20代の後半に縁があって結婚。その当時では相当遅い結婚だったよ。当時女性が結婚する年齢は「クリスマスケーキ」とか言われてた。クリスマスイブの24日までは高値で売れるけど、25日になったら半値以下。24歳くらいまでに結婚するのが普通だと、若い女の価値がそんな風に言われていた時代だった。女はみんな結婚して子供を持ってって言うのが、一般的に普通なこととして受け入れられていた時代だ。

生きていく信念も特になく、犯罪者にはならなくて済んだけどそれほど真面目でもなく。その時々で適当に、悩みながら選択できることを選んで今の自分がある。

パート勤務も多少続けているけれど、今は個人事業主としてどうにか生きていけている。こんないい加減なBBAでも生き延びる術があるこの国は、良いところだと感謝しなければなるまい。だから文句を言いつつも税金は滞納してないよ。税金をひとまず払えるだけの稼ぎを(こんないいかげんに生きてきてても)出来ているのがこの国のこの時代のありがたさである。もう60過ぎたから、どうにかこの調子で飢えずに死ぬまで生き延びることは出来るだろう。

最近は、仕事中とかこうして文章を綴っている時に、大昔の70年代の洋楽プログレとかハードロックを流しながら作業ができるのが楽しい。その頃聞いていなかったバンドも、今聴くと何かしら心に引っ掛かるのだ。


こうして自分が文章を綴る場が確保されており、多少のフォロワーさんがいて書いた文章に「すき」をつけてくれることが大変にありがたい。そして自分がフォローしている方々の文章も読むのが楽しくて仕方がない。こうしてネットという広い世界の一角に、自分のメディアを持てて多少なりとも読んでくれる人たちがいるのだから、当たり障りのない、耳障りのいいことだけでなく時には舌鋒鋭く世の中に一矢を放つような内容の文章を書きたい、と思ったりもする。(ただのタワゴトだよ)

これまで様々な人の助けを受けて、ここまで生きて来た。少し前なら60代はもう老齢真っ只中で、衰えて病んで死ぬことしか考えられなかっただろうが、今はそうでもないからね。これからも命が尽きるまでしぶとく生きてやる(笑)途中で2度ほど鬱になった経験もあるのに、現在こんなことを思えるなんて上出来じゃん。

日々、「どうやって食い扶持を稼ごうか」「もうちょっと面白くてラクな方法で稼げないか」とか欲の塊のようなことを考えている業突く張りである。もうこうなったら矯正のしようもないね(笑)納まりかえった上品なマダムになんかなれないし、なる気もない。結局みけ子は死ぬまでこの通りだろう。


気持ちが向くままに自分の今を書き綴っていたら、トンデモない内容になっちゃった。自分で書いていても「何だかなぁ」と思うわ。たまにはネタでこんなのも許してね。



↓蓋付きのガラスボトル。わずかに青い色を帯びた美しい手作りのガラスです。口に金直しが施してあります。



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