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廃れる温泉街。別荘地の中の温泉宿、と言うかペンションに泊まってみた。昨年の話だ。

今は、バブルの頃みたいに別荘を所有するとかは一般的ではないと思う。と言うか、バブルの頃だって一般的ではなかったよね。別荘?えーすご〜い!お金持ち‼️って思ってたし、当然自分には縁などない。そして今は別荘地は朽ち果てた空き家ばかりとも聞く。

宮城県の県南に結構有名な温泉がある。湯量が豊富な上に湧出するお湯も温度が高くて、昔から親しまれて来た場所だ。

近くにはスキー場もあったかと思う。スキーに温泉♨️の合わせ技で、きっとその場所で宿泊等の商売をして儲かってたそこの人たち、当時は笑いが止まらなかったろうね。

その温泉別荘地の林の中にある、温泉つきの宿(いわゆるペンションてやつ)に昨年2度ほど泊まって来た。特に風情のある場所ではなかったが、静かでいいお湯の沸く、悪くないお宿だった。

この時は40℃前半の適温の気持ちの良い湯温でした♨️

ちょっと建物は古い。だけどまぁ普通に泊まるのには十分な所であった。温泉のお風呂が2ヶ所あって、一晩中入れる。宿のご主人も気さくで話好きでくつろげた。

そんな別荘地内のペンションだけど、ご主人の話によると別荘持ちの人でも、ここのペンションに料金を払って泊まって行くんだって。なぜかというと、

たまにしか来ない別荘に泊まるのに、

まず掃除から始めるのが億劫だから❗️

なんだそうです。確かにそう言えばそうだよね〜。

別荘地だから、温泉街の賑わいはない。林の中で静かだけど、夜に散策とかする感じではなかった。周囲は木々が茂っているので、留守をしていた間に部屋の中に虫が入って来ていることも多々。中心の温泉街からは車でないと行けない場所だ。温泉に浸かったら、あとはゆっくりお休みなさ〜いって場所なのだ。

熱めのお湯が豊富に湯船に流れ込む様子は、温泉好きにはたまらなかった。温泉の風情という点では、県北の鳴子温泉が勝っているが、距離的にはこちらの方が自分の家から近いので仕事を終えてから弾丸温泉1泊でも、割合楽しめる感じなのだ。

たまに訪ねて「ゲスト」の立場で楽しむのは、すごく良いのだ。だけどゆっくりしようと訪ねても、「最初はお掃除」ではかなりの長期休暇でもなければ行くのをためらってしまうよね。

ゆっくり気分転換しに行った場所では、やはり「お客様」としてくつろぎたい。何はなくとも、温泉は源泉の量が豊富な所で心ゆくまでのんびりしたいのだ。「別荘を持つ」なんて酔狂な人以外はやめた方が無難なんだろうね💦(持てるわけもないけど😁)

現在はメンテナンスがされず、廃墟と化している別荘地も全国に多数あるみたい。これは別荘地では無いけれど、廃墟を探訪するYouTube動画も結構ある。なぜかすごく興味があって、最近は時間を忘れて見てしまったりするんだよね〜。


人口が減っているから、産業構造が変わっているから、レジャーの多様化や地の利の悪さ、等々。繁盛していた温泉地や別荘地が廃墟状態にある理由は色々だけど、そんなことを考えながら動画を見るのが、妙に楽しくて仕方ないのだ。お時間のある方はチラッとでもどうぞ……。



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