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ゆめちゃんぷと私の4か月 Tシャツ出演今成夢人


やっと明る目の記事が書けるかなあと思って書き始めましたが、怪文であることは変わりないのでお暇な方はお付き合いください。

9.3、今成夢人さんの腰から虎と竜のカッコいいベルトがお出かけしてしまいました。

わたしが今成さんを現地で応援し始めたのは約1年前。ベルトが腰にあった期間は今年の5.3から9.3までの約4か月なので、好きになってからかなりの期間を「わたしの好きな人はチャンピオンなんだぜ!」って言えちゃう恵まれ過ぎた暮らしをすることができました。

アイドル・落語家の推し共に、その世界のメジャー路線ではない人を好きになり続けてきた私にとって、推しの立ち位置に分かりやすく箔がついた状態であること、肩書きのある状態であることは、今成さんを好きになったからこそ巡ってきた初めての体験になりました。

プロレスラーのファンとしては喜ぶべき期間であったことは理解できるのですが、わたしにとっては初めての出来事や降ってくる感情の多い4ヶ月で、事実と自分の差分による揺れが心のコンディションの不甲斐なさに繋がってしまった要因と思っています。

この4か月の自分の気持ちを振り返ってみると、戴冠の時こそ嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、以降の防衛戦やその前後、ベルトが渡ってしまうまでの期間は純粋にプロレスや観戦が楽しいというよりは苦しさや悩みが多い日々でした。近々のことは大体noteに書き起こしてきましたが、書いていないと詰まってボロボロになってしまっていたと思います。心の持ち方がみっともないファンであることに気づいて、好きになったプロレスを楽しく見れなくなって、それまた不甲斐なく辛かった。

人が怒られていたりプレッシャーをかけられている様を見ることが昔から苦手です。お店でクレーマーを見た時はしばらく気が沈むようなタイプ。自分が怒られているような、迫られているような緊張と不安に襲われます。

今成さんがチャンピオンになってからのガンプロ観戦前は決まって寝付けなくなっていました。楽しみで寝られないならまだ良かったのですがそうではなくて。

チャンピオンの責任とか質量以上のベルトの重さ、今成さんがベルトを持っている期間の責務みたいなもの、今成さんのやりたい事の範疇と体力を超えた表現をしないといけない立場になってしまったように思えることを私が過剰に捉え始めてしまっていました。繊細と言えば聞こえが良いですが、私は気持ちを自己処理できずに周りの人に助けて貰いすぎてしまったので、人の表現に敏感になる事は必ずしも褒められたことではないと思っています。

2度の防衛に成功した時は確かに嬉しかったけどそれは瞬間的に救済を感じたからで、また眠りの浅い日々が続くと思うと手放しには喜べなかった。これもプロレスラーのファンが持つ気持ちではなかったと思って申し訳ない気持ちでいっぱいです。どうやっても良いファンになれず、心が下手でした。それでもチャンピオン今成夢人から目をそらすことは出来なかった。


ベルトが人に渡った報せを読んで、なんだか安心してしまった私がいました。
現場に居なかった私ですが、どちらにせよ同じ気持ちになっていたと思います。

あのベルトは今成さんに似合っていて、だからこそ私にとっても思い入れの強いベルトになって、虎と竜の意義や輪郭をくっきり描いた今成さんのことは尊敬と大好きでいっぱいです。もっとチャンピオン今成の物語に触れたかった気持ちも勿論あります。好きだもん、ゆめちゃんぷ。
それでもやっぱりあの重さに耐えられる体力が私にはまだ無かったから、一度ベルトが離れる時間ができて安心してしまいました。


チャンピオン今成夢人の期間があったこと、簡単に過去の話にしたくないなあと思っています。村の時計は悲しいほど恐ろしく早く進むけれど、時間に流されてしまっていい事なんて私が今成さんのサムシングに触れた1分1秒の中に一つも無いと思うので。


今成さんを好きになって起きた連鎖のひとつひとつをギュッとして、また挑戦者になれる今成さんを追いかけて行こうと思います。
今度はきっと大丈夫、げんきに居られるファンになれてたらいいな(怪文を書かないタイプの)


途中に出てくるTシャツ出演今成夢人、時系列順なんだぜ。
ではまた。OVER〜!

私がニコニコで暮らせます。