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WORKではなくLIFEを基準に拠点を選ぶ①

私は2017年3月下旬、都内の持ち家を売却して千葉県印西市へ移り住みました。ちなみに現在の住居は賃貸マンションです。この話をすると、やはり周囲からは次のような声が相次ぎます。理解者である両親や妻にも疑問を抱かせたので、いわゆる“普通の発想”ではないでしょう。

「家を売るなんてもったいない」
「なぜ便利な都内から地方に」
「仕事に影響があるのでは」 など

いずれの疑問も分からなくはありません。しかし自分の“生き方”を考えたとき、それはごく自然なことでした。その背景から、今回は生きるうえで大切な“住”について、私なりの考えをお伝えします。

都内に住む必要性を考える

私はフリーライターであると同時に、会社経営者でもあります。クライアントは全国各地、中には海外の企業もありますが、やはり圧倒的に多いのは都内の法人です。それ故、地方在住と聞けば、やはり“移動”が気になるところでしょう。

確かに今でも、都内に足を運ぶことは少なくありません。打合せはもちろん、取材だってあります。実際、引っ越したことで、都内に出るための移動時間と費用は上がりました。

しかし会社員のように通勤があるわけではなく、スケジューリングは自分次第。もちろん相手の都合も関わりますが、それはお互い様のこと。いずれかが候補日を出し、そこからもう一方が都合の良い日時を指定する...というケースが多いのですが、自分がどちらの立場にしろ、スケジュールはほぼ思い通りに組めます。もし提示された日時がダメなら、逆にこちらから候補を返せるわけですから。

その仕組みを用いてどうするか?

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