mikaTao

イラストレーターです。のんきで楽しいのびのびした絵が好きです。ぼーっとして見えるときは…

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イラストレーターです。のんきで楽しいのびのびした絵が好きです。ぼーっとして見えるときはいろいろ考えてる時。 https://mika-taoka.jimdofree.com

最近の記事

今年初の東京行き。

先週、施設で暮らす母に会いに東京へ行ってきました。 5ヶ月ぶりです。 前日に「明日あさってと面会に行きます」と施設に連絡して ついでに母にも電話を代わってもらって 「明日会いに行くよ」 と伝えて、母も 「明日な。夕方4時過ぎるんやな」 と何度も念押して確認しあったにもかかわらず 予想通り、私の顔を見て 「まぁ!どこの誰かと思ったら!」 と驚く母。 ま、「あなた誰?」と聞かないだけオッケーとしときます。 とにかく母は、すぐ忘れる。 3歩歩いたら忘れる鳥のように、すぐ忘れる。

    • 灯りと珈琲と骨董屋そして理髪店。

      本日も抜けるような青空。 小さな木の作品を撮影しました。 3㌢×3㌢×3㌢の木にアクリル絵の具で描いています。 作品は架空のお店です。 間接照明だけの薄暗い部屋が好きで 白熱電球のテーブルランプを愛用しています。 新しいテーブルランプが欲しくて、折りに触れて探しますが LED電球対応のものが多く なかなかコレだ!というランプに巡り会えません。 LEDは、光がピーンと目に刺すようで好きではないのです。 愛好家も多い白熱電球。 あの柔らかく温かい光が就寝までのひとときに心地良

      • 喫茶と家と甘い処。

        天気が良かったので 仕事の合間に作った小さな木の作品を撮影してみました。 前回撮影したのは晩秋から冬にかけて。 低い位置からの太陽の光が、カーテン越しに柔らかく部屋に入って 撮影した写真もほどよく明るい良い感じになりましたが 今回は写真が暗くなってしまったのでフォトショップで調整しました。 3㌢×3㌢×3㌢の木にアクリル絵の具で着色しています。 作品は架空のお店です。 自宅の近所にチョコレート専門店のカフェができました。 外観はとってもおしゃれですが 如何せんおしゃれすぎ

        • カメラに囲まれる世界。

          いつも行くスーパーへ買い物に行きました。 昨日も行きました。 このスーパーは数年前から 店員さんがカゴの中の商品のバーコードを通して そのあと客がセルフの精算機で支払いを済ます……というシステムになっています。 商品のバーコードを読んだ店員さんから 「◯番(の精算機)ですー」とカゴを受け取って 精算機の前に立った私はビクッ!としました。 なぜなら私の前に私の顔が見えたからです。 なんと。 精算機の上にカメラが2つ付いていて その下のモニターに私の顔がえらく鮮明に映ってるでは

        今年初の東京行き。

          ライブに行きたいだけなのにID。

          今年の2月。 京都紫明会館でのタブレット純さんのライブに行って 購入したグッズにサインをしてもらった時 「大阪にも来て下さいね」 と言いましたら まるで保護されてビクビク怯える小鹿のような目で私を見て 「あ、え、あ、」 と言葉を詰まらせたタブレット純さんですが 私のその想い(おどし?)が伝わったのか なんと!6月に大阪でライブをされるという情報を手に入れました。 ほんと偶然 「なんか新情報ないかなー」 と検索したらヒットしました。 しかも。ライブ会場は我が家から自転車で行け

          ライブに行きたいだけなのにID。

          本のある風景。

          今月4月8日(月)〜18日(木)にペーパーボイス大阪で行われた企画展 『本とか 装丁とか あいうえお』展 に参加しました。 この展覧会では、本作りにまつわる様々な言葉(のど・耳・小口・背など)を 装丁家が実際に使っている道具や見本帳、書籍を展示しながら あいうえお順に解説していきました。 その言葉を一冊にまとめた冊子がこちら。 参加したイラストレーターは 【本のある風景】をテーマにイラストを描いて展示し、 ポストカードも作って、会場で来場者に配りました。 【本のある風景

          本のある風景。

          喫茶店のマスターと客。

          今年の念頭に 【今年やりたい10のこと】 というお題で記事を書きました。 そのリストの中で 『居心地の良い喫茶店を見つける。』というのを挙げましたが なかなか探索できないまま5月を迎えそうです。 そんな中、 たまたま手に取った雑誌の喫茶店特集で紹介されてたお店が どうやら我が家の近所にあって 掲載されている写真で見る店内の様子も なんだか良い感じで そして、マスターの作るオムライスも美味しそう! ときたら行くしかない!と さっそくお昼に行ってまいりました。 一人でお店に入

          喫茶店のマスターと客。

          『よもやま歴史風土記』(本郷真紹・著/法藏館)

          noteで、私がイラストを描いた仕事を記事にするのは 関わったすべての仕事を紹介するわけではないので なるべく控えてはいるのですが とても自分らしい絵が描けた装画の書籍になったので紹介します。 『よもやま歴史風土記』(本郷真紹・著/法藏館) こちらの書籍は 著者が長年勤務された大学のキャンパスが所在している地域の古代史を よもやま話を交えて書かれたものです。 装丁家から仕事を依頼されたときに 一応ゲラ原稿は渡されましたが その内容を理解して絵にすることよりも 装丁家は、

          『よもやま歴史風土記』(本郷真紹・著/法藏館)

          『本とか 装丁とか あいうえお』展 始まっています。

          今週8日の月曜日から 日本図書設計家協会 関西支部企画展 『本とか 装丁とか あいうえお』 が、ペーパーボイス大阪にて開催中です。 この企画展では 本作りにまつわる様々な言葉(のど・目・耳・口など)を 装丁家が使う道具や見本帳を展示しながら あいうえお順に解説していきます。 私は、展覧会のメインイラストや言葉を解説するイラストなどを担当したので 大きなバナーとか案内パネル、そのほかにも 『ご自由にお持ち帰りください』 『こちらの展示物には触れないでください』 といった表示

          『本とか 装丁とか あいうえお』展 始まっています。

          企画展『本とか 装丁とか あいうえお』

          日本図書設計家協会 関西支部企画展 『本とか 装丁とか あいうえお』 会場:平和紙業 ペーパーボイス大阪 日程:2024年4月8日(月)〜18日(木)9:00〜17:00   (土・日・祝は休み 最終日は15:00まで) 私が所属している日本図書設計家協会関西支部の企画展(の巡回展)が 来週から始まります。 「日本図書設計家協会」というのは 本に関わる装丁家・装画家たちが所属する団体です。 今回の企画展では 本作りにまつわる様々な言葉を 実際に装丁家が使っている道具や見本

          企画展『本とか 装丁とか あいうえお』

          桜の開花チェック。

          今日はぽかぽかとお天気が良く、春らしい陽気だったので 大川沿いの公園を散歩してきました。 大川は、水の都・大阪の都市部をゆったりと流れて 大阪湾へと注いでいますが 川沿いは公園や遊歩道になっています。 そして桜並木にもなってるんですね。 桜が満開になると 一体が淡いピンク色に染まって その桜の間を水上バスやクルーズ船が水音を立てながら行き来するのが おだやかでのんびりとしてて 私はその柔らかな景色を眺めるのが好きです。 今日もそんな感じで ぷらぷら遊歩道を歩きながら 時折

          桜の開花チェック。

          値上がりに泣くとき。

          ここ最近、ものの値段が上がった!とよく耳にします。 たしかに スーパーで買い物をしても ほんのちょっとしかカゴに物を入れてないのに 2,000円ぐらいすぐ財布の中から飛んでいったり 値段は変わらないけど 中身が少なくなってたり本数が減ってたりサイズが小さくなってたり パン屋さんに行っても 以前はいろいろあった100円台のパンが少なくなってたり ちょっとずつちょっとずつ値段が上がってるんだなぁと感じることが 多くなりました。 でも。 まあ、食べるモノや日用品の値段はそれほど気に

          値上がりに泣くとき。

          消えたお雛さま。

          週末にかけて5日ほど実家に帰っていました。 母が東京の施設で暮らすようになって 一年。 今は誰も住んでいないけれど、私には愛着もあるし いずれ田舎に移住したい若い家族に住んでもらうとか いろんな可能性を考えて なるべく綺麗に保っていたいと思っています。 実家に着くと、着替えもそこそこに まず部屋という部屋の窓を開けて風を通して それから ホワイトセージを燻した煙でそれぞれの部屋の浄化をします。 これが実家到着のルーティン。 さて。 燻したホワイトセージを持って 両親が寝室

          消えたお雛さま。

          タブレット純ライブを初体験のつづき。

          2月26日、京都紫明会館でのタブレット純さんのライブを観に行きました。 ↓ こちらが前編です。 オリジナル曲の『銀河に抱かれて』を歌い終わり、 「やっぱり最後はロックンロールで……」とタブ純氏が言ったので まさか 「ロックンロールといえばエイちゃん(矢沢永吉)。エイちゃんを歌います」 と言って、大川栄策の『さざんかの宿』を歌うネタに行くのか??と思いきや そうではなく 最近ふらり入った飲み屋で、客から「桑名正博や!」と指差されたとかで 桑名正博の『哀愁トゥナイト』がラスト

          タブレット純ライブを初体験のつづき。

          タブレット純ライブを初体験。

          26日の夜、タブレット純さんのライブに行ってきました。 いやーものすごーーく楽しかったです! ライブ会場は京都鞍馬口の紫明会館。 こちらは1932年に、京都師範学校の同窓会館として建てられてから 外観も内装もほとんど変えられてないらしく 3階のライブ会場へ上がる階段も木で、踏みしめるたびギュギュと音がして 建物内は古い講堂の雰囲気が残っていて趣きがありました。 観客は50〜60人ぐらい入ったでしょうか。もっとかも。 私はぐるり人に囲まれるのがニガテなので ちょうど横も後ろも

          タブレット純ライブを初体験。

          人といのちの自然学校。

          2022年4月から23年3月まで 『人といのちの自然学校』にて1年間12回の講座を受けていたのですが 先日、欠席していた2月分1回を受講して 講座すべてを修了しました。 こちらの自然学校を主宰されてる女性Nさんと知り合ったのは 例のアレがきっかけ。 我が家はテレビを置いてないので 私は世間がそんな大騒ぎになっているとは知らず それになんとなく 国とマスコミの騒ぎ方が、変やな・・おかしいな・・と違和感がありました。 そして アルコール消毒で手指を消毒したら、せっかくの常在菌が

          人といのちの自然学校。