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読書中に出会った、「ビビッと鳥肌モノの言葉」を紹介📚①──効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい


こんにちは!
三笠書房の4年生編集者です!

先週に続き、早くも「ビビッと鳥肌モノの言葉紹介」の第2弾です!

大変好評だったというわけではなく、単にこのテーマに我ながらハマってしまいました😂

というのも、私は昔から、読書やテレビを観ていて、「ビビッとくる言葉」に出合ったらコレクションすることを趣味にしてきたので、

こういうテーマは楽しくて仕方がないのです😂

私の独りよがりになってないといいのですが……😅笑

◆ アフリカの小さな村が教える「幸せがずっと続く物語」


本日ご紹介する言葉は、ひすいこたろう先生とSHOGEN先生の共著『今日、誰のために生きる?』(廣済堂出版さん)からです!

昨年10月に刊行され、早くも25万部突破😳の話題作!


ひすいこたろう先生は、「幸せの翻訳家」として活動されており、『3秒でハッピーになる名言セラピー』など、著書累計165万部超😳の大ベストセラー作家さんです。

一方で、SHOGEN先生は、アフリカのペンキ画「ティンガティンガ」を手掛けるアーティストで、本書が処女作。


じつはSHOGENさん、日本で7年間、ふつうの営業マンとして勤めていたのですが、

ある日立ち寄った雑貨店で目にした「ティンガティンガ」に一目惚れし、「ペンキ画家として生きていこう」と思い立ち、

翌日には会社に辞表を提出、アフリカ行きのフライトに乗り込むという、異色の経歴の持ち主です😂

SHOGENさんは、アフリカ、タンザニアの「ブンジュ村」🇹🇿に渡り、生活しながらティンガティンガの修行を始めます。

ところでこの「ブンジュ村」、水道もガスもなくライフラインのほとんどを自然に頼る原始的な村なのですが、

村人たちは幸福に包まれているのです。その秘訣を、ひすいこたろう先生の解説入りで紹介していく、という一冊です😳

◆シイタケを食べたことがある人は幸せ!?


……と前置きはこの程度にして。

「ビビッとくる鳥肌モノの一言」は、本書を開いて冒頭、しょっぱなの1ページ目にありました。

いきなり……シイタケ!?🍄🍄笑


つかぬことをおうかがいしますが、シイタケを食べたことありますか?
……あるんですね。

では鳥の卵は食べたことありますか?
……あるんですね。

じゃあ、薬が家にあったりしますか?
……それもあるんですね。

最後の質問。旅行に行ったことはありますか?
え、それもある⁉︎

これ、全部、江戸時代の庶民にとっては贅沢なことでした。


現代は、歴史上もっとも豊かで、発展した時代であるはずなのに、なぜ幸せになるのが難しいのか。

その秘訣は、原始村である「ブンシュ村」にあった!!

本書は業界でも大変話題なため、私は買うつもりはなかったのですが、いちおう目を通しておこうと思い、軽い気持ちで手に取ったのですが、

この冒頭の一節が目に飛び込んできて、「これは買って読もう」とレジに持って行ったのです😂

◆流れ星を本気でつかまえに行く村人たち


「ビビッとくる言葉」はまだまだ登場します。

ある日の夜、ブンシュ村の少女が「流れ星をつかまえに行きたい」と言い出します。

すると村人は、総出で「流れ星探し」に出かけるのです😂

SHOGEN先生はさすがに呆れて、「つかまえられるわけがない」とやめさせようとします。

すると、そんなSHOGEN先生に村人が放ったのが、次の言葉。

「お前は、星をつかまえに行ったことがあるのか?」


こういった、とてもユニークで、しかし考えさせられるブンシュ村の人生観が紹介されていき、ページを繰る手が止まらなくなります😂

◆おわりに


いかがだったでしょうか!?
ブンシュ村🇹🇿の暮らし、大変気になりますよね。

行ってみたいと思うかもですが、軽く見るのは禁物。

SHOGEN先生は、村の主食である「ウガリ」になかなか慣れず、体重が一気に10キロ落ちたのだとか😳

また、マラリアに罹患し3度も生死の境をさまよったそうです😂

まずは本書で、ブンジュ村の幸福感を味わってみてください!!

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(編集部 中西航大)

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