Mika Endo|ライター

インタビューライター/エッセイスト|元居酒屋店長|SHElikes|SHEmoney|…

Mika Endo|ライター

インタビューライター/エッセイスト|元居酒屋店長|SHElikes|SHEmoney|ヒトモノの魅力に光を当てる|ワーホリ行きたい|オーケストラ🎻ファゴット|かがみすと・エビアン|noteは内省代わりなのでたまに暗いです|心地いい時間に更新します|旧エビアン

マガジン

  • インタビューの軌跡

    コピーライター・阿部広太郎さん主催の連続企画講座『企画メシ』での自主企画『裏企画メシ』。受講生である「企画生」に企画ができるまでの裏側をインタビューしました。

  • イベントレポート

    主にSHElikesをはじめとするイベントをまとめてます

  • SHElikesライティング課題

    SHElikes「ライティング入門コース」「Webライティングコース」の課題をまとめました✍️

  • 思ってたのと違う!恋愛エッセイ

    思い通りにはいかないですよね。何もかも。この経験が誰かの役に立てますように

  • 夢をかなえるエビアン🐘

    水野敬也さん著作『夢をかなえるゾウ』を実践したまとめです。ぜんぶで11回の予定

最近の記事

  • 固定された記事

「私がnoteを書く理由」の変遷を辿ったら、決意表明になった

noteを始めて4ヶ月目。 noteを書き続ける習慣がついて3ヶ月目。 私にとってnoteは、感情のアウトプットにいちばん適している場所。自分の感情に向き合い、学びとことばをたぐり寄せる、いまの自分に必要不可欠なもの。 そういえば、どうしてnote始めたんだっけ? 書く理由をステップ別に辿ったら、創作者として大切にしていることが見えてきた。 ステップ0:課題記事の添付場所を彷徨って私がnoteに登録したきっかけは、課題の記事を成果物として見せる場所を必要としていたから

    • 会いたい人に、会いに行く

      昨年の4月、今まで画面の中にいた人に初めて直接お会いした。昨年6月から半年駆け抜けた講座『企画メシ』の講師でコピーライターの、阿部広太郎さんだ。 きっかけは、オンラインキャリアスクールSHElikesのコピーライター講座で講師を勤めていたこと。今までセンスで成り立つと思っていたコピーライティングで、まさか自分の経験をこんなに掘り下げることになるとは思っていなかった。 そのタイミングで、阿部さんは奇遇にも書籍を出版していた。 『あの日、選ばれなかった君へ』(ダイヤモンド社)

      • この日常もいつか、安心に変わるのだろうか

        牛乳もう少しで無くなるな、と、冷蔵庫を開けて気付いた前の日の夜。まあいいやと思い、牛乳の残量などとうに忘れて帰った翌日の夜、冷蔵庫を開けると新しい牛乳が1本入っていた。 夕飯とともに出てきたのは、銀のタンブラーに並々と注がれた麦茶。あっ、と思ったときにはもう、冷蔵庫には新しい麦茶が作られていた。 いつも適度なタイミングで補充される、牛乳や麦茶。朝起きるとすでに活動し始めている洗濯機。燃えるゴミの日にトイレのサニタリーボックスを開けると、昨日までいくつか入っていた汚物はすっ

        • 自分「だけ」の物語から、自分「たち」の物語へ

          コピーライター・阿部広太郎さん主催の講座『企画でメシを食っていく』(通称『企画メシ』)から1年。本日ことばの日(5月18日)にまた、みなとみらいの『BUKATSUDO』で私たちは再会した。 企画メシから半年経って。 正直、誰かに誇れる変化は無かった。 書く時間はどんどん減り、企画はおろか、今年に入ってから日常をこなすことで精一杯だ。 そんな状況であっても、みんなの前で「企画メシを終えてからの変化」を発表する機会は、平等に与えられている。何を話そうか考えて、自分の企画を久

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        「私がnoteを書く理由」の変遷を辿ったら、決意表明になった

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          どうして深夜まで開いている店は、居酒屋と牛丼屋しか無いのか|『夜カフェ』の提案

          1日頑張った自分への労いに、美味しいコーヒーが飲みたい。 その願いが叶うお店は、私に家路には無かった。 どうしてカフェって早く閉まっちゃうんだろう。前職の居酒屋営業が終わり、終電帰りの私が立ち寄れる飲食店は、居酒屋か牛丼屋しか無い。 お酒は好きだけれど、今日はあの明るい電球色の店内に入る気分じゃない。お腹が空いているわけじゃ無いし、居酒屋でソフトドリンク1杯でゆっくりするだけじゃ、何だか申し訳ない。 消化不良のまましょうがなく自宅に帰り、いつものコーヒーで我慢する日は少

          どうして深夜まで開いている店は、居酒屋と牛丼屋しか無いのか|『夜カフェ』の提案

          走り続けた人しか見えない景色が、きっとあると信じて

          人生初マラソンが、すぐそこに迫っている。 今月の25日と26日に開催される、第41回カーター記念黒部名水マラソンにエントリーした。参加するのは2日目の26日、10kmの部だ。 決断したのは今年の1月半ば。万年文化部の私はこれまで全然運動してこなかったけれど、一大決心として今年1年ランニングを頑張ることに決めた。 「運動したいなあ」とは以前から漠然と思っていたこと。『企画メシ』で知り合い、現在もnoteを書かせていただいている映像クリエイター・Kiriさんからの勧め。村上

          走り続けた人しか見えない景色が、きっとあると信じて

          女子校は、女性らしさを育む場所じゃない|埼玉県立高校の共学化は本当に、ジェンダー平等に繋がるのか

          私が女子校に通っていたときにも、噂程度で聞いたことがあった。 「共学にしたいらしいよ」 「え、絶対やだ!」 「うちらの高校は絶対共学にならないよね」 当時は笑い話にしていたけれど、「共学になるなんて絶対に嫌だ」という意見はみんなぴったり一致していた。そんな話が時を超えて、すぐそこまで来ているとは思っていなかった。 埼玉県は本当に、県立高校の共学化を推し進めたいらしい。 時代は少子高齢化。子どもの数は減るし、それなのに教員の数は足りないと聞く。学校の数を減らしたい気持ち

          女子校は、女性らしさを育む場所じゃない|埼玉県立高校の共学化は本当に、ジェンダー平等に繋がるのか

          終わるから、始まる|SHElikes卒業宣言

          もう、誰の人生も羨ましくないわ。 そう言い切れた今がきっと引き際で、そしてまた、新しいスタート地点だと思った。 私は今月、昨年2月からお世話になったオンラインキャリアスクールSHElikesを卒業(退会)します。 キャリアチェンジどころか、人生チェンジしたPCひとつでどこででも仕事ができるようになりたい。 自分で自分の忙しさをコントロールしたい。 入会の理由は、ざっくり言えば「キャリアチェンジ」。けれど仕事に限らず、人生と生き方を丸ごとチェンジさせてやるつもりだった。

          終わるから、始まる|SHElikes卒業宣言

          「頑張っている女性っていいよね」って言われたくない

          「頑張っている女性って、いいなって思って惹かれるんだよね」 大学2年生の頃、仲が良かった同級生と珍しく浮ついた話になったとき、彼はそう語った。恋愛とはしばらく縁遠い、かつ女友だちの少ない彼の言葉はかなり新鮮だったのと同時に、その「頑張っている女性」に自分が含まれていることを自然と察して、少し決まりが悪くなった。 当時の私を振り返ると、かなり精力的に活動していた。 まだ大学2年生なので授業数は履修ギリギリまで入れて、課外活動のため日光まで何度も足を運んだ。海外フィールドワ

          「頑張っている女性っていいよね」って言われたくない

          手書き特有の、その人の癖が愛おしい

          塾講師のアルバイトをしていた大学時代、名前の書いていないノートの中身をパラっとめくって「ああ、これ⚪︎⚪︎君のだ」とわかるくらいには、生徒が書いた文字をたくさん見てきた。 特に受験を控える中学3年生は、週2、3回同じ生徒の授業を見ることはざらにあるので、毎回彼らのノートやプリントに向き合っていれば自ずとそうなっていた。塾講師でさえそうなんだから、学校の担任なら尚更だろうと思う。 その人が書く文字の癖は、どうも言語化し難い。 けれど一度見てしまえば「ああ、この人が書いた字だ

          手書き特有の、その人の癖が愛おしい

          「まあ、いっか」で済ますのをやめたとき

          たとえば、いつも持ち歩くお茶の味が少し違うこと。 自分が着る服や背負うリュックから、人の家の匂いがすること。 階段の電気を付けようとして、スイッチがどこにあるか少し探すこと。 ゲップやオナラが不意に出ないようにするのはもちろん、「可愛くない」姿を見せまいと、何となくいつも気を張っていること。 そんな些末な出来事が日々、少しずつ積もって、じわじわとストレスを生んでいた。 毎日楽しいはずなのに、何不自由なく幸せなはずなのに、どうしてこんなにすり減っているんだろう。 ああ

          「まあ、いっか」で済ますのをやめたとき

          花より団子、より酒

          先週末、念願のお花見をした。 通勤時に毎日見る桜に少しずつ葉っぱが目立ち、アスファルトがピンクに色づき始める様が、私たちのお花見を急かせる。「早くしないと散っちゃうよ!」そう、わかっている。桜は、自然は、私たちの都合のいいように待ってくれない。 いつも通り早朝に出勤して昼過ぎに退勤、ジムに行き、帰宅してからミーティングを終えて夜、やっと一大イベントのお花見ができる。ジムに行く途中たまたま団子屋さんを見つけて、大きな三色団子を2本購入した。「お花見っぽい!!」まるで久しぶり

          花より団子、より酒

          桜を見るたび心が痛んだ私へ

          会社員を辞めた理由は、これまで五万とnoteやエッセイに書いてきた。 「自分で自分の忙しさをコントロールしたい」 「好きなときに好きな場所で働きたい」 この退職2大動機にあえてもう一つ加えるとすれば、「四季を感じたい」が当時の私の切なる願いだった。 2年前の春、車窓から見る桜が悲しかった。 今年の開花が早いのか遅いのかすらわからない。実家のリビングでゆっくりテレビを観ていたあの頃が懐かしい。最新の記憶は、「大学の入学式だった4月1日に満開の桜が出迎えてくれたこと」から

          桜を見るたび心が痛んだ私へ

          またピアノを始める理由ができた

          ストリートピアノ。コロナ禍で一時的に姿を消したものの、駅や商業施設を中心にそれは各地で復活しつつある。昨年青森に行ったときも見かけた。 今年の1月、日立駅を訪れた。一面ガラス張り、海と日光に優しく照らされた青い空間、そこにもひとつのピアノがある。中年の女性が譜面を持ってピアノの前に座り、2曲弾きあげた。 いいな、ここでピアノを弾いてみたい。 それを密かな野望として心に留めるのみにしたのは、私はすでに気軽にピアノを弾ける環境ではなかったからだ。 * 幼稚園に入って間も

          またピアノを始める理由ができた

          「どちらの名字を選ぶか」はそもそも相談の対象にならないらしい

          「いつの間にか、シフト表に載っているみかの名字が変わってるかもしれないもんね」 職場の人に交際していることを言うべきかどうか、そんな話をしているときにふと、同じ職場で働くパートナーがそう言った。こちらが公言する前に「私の名字が変わっていること」で婚姻関係が公になるかもしれない。そんな話だった。 「さすがにシフト表で初めて知られるのはやばいでしょ。その前にちゃんと報告しないと」と笑って何気ない会話は流れたが、あれから何日か経った今でも、どこか引っかかる思いは小さなモヤモヤと

          「どちらの名字を選ぶか」はそもそも相談の対象にならないらしい

          ホーユーヘアカラーミュージアム企画展『染める。染めてから、』クロストーク

          企画展『染める。染めてから、』開催の背景ホーユー株式会社では昨年の創立100周年を記念して、noteにて「髪を染めた日」にまつわる思い出深いエピソードを募集するキャンペーンを行いました。 応募総数はなんと2,697点。その中からアート作品にしたいものが8点選ばれ、学生アーティストによる作品化が実現しました。 クロストーク:学生アーティスト×ライター「欲しい言葉を欲しい人からもらえなかった」エピソードの共感 ▼エビアン提供「髪を染めた日」のエピソードはこちら 小野:僕は

          ホーユーヘアカラーミュージアム企画展『染める。染めてから、』クロストーク