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なぜ習慣化はひとつずつ?

新しいことを始めるときは大抵テンションが高いので、何だかいけそうな気がして一気にあれもこれも習慣化したいという誘惑にかられますが、これはかなり危険な挑戦です。


なぜなら、1つのことを習慣化するだけでも、想定以上にすでに習慣化された複数の行動(今出来ている多くの行動)に影響を与えるからです。


例えば


ピッチャーがプレートの踏み方を変えるだけで投球リズムが狂ったり

料理で材料や調味料の入れるタイミングを間違えると仕上がりが変わったり

特定の鉄道で遅れが出ると他の鉄道も巻き込んで広いエリアで影響が出たり


こんな感じで、いつもの規則性のある連続する行動のスムーズな流れに乱れが発生します。


といってもネガティブなものではなく、あくまで成果を出すために必要な変化なのですが。


ただ、これが同時期に2つ・3つと発生するとさすがに影響が大きすぎて、どちらも継続に失敗してしまうので、習慣化はひとつずつにしましょうという結論になるんです。


どうしてもいろいろやりたい


でも、どうしても複数の行動を並行してやりたくなる(やらざるを得ない)タイミングってありませんか?



その場合の注意点は、習慣化したい行動同士を近づけないことです。


ほんとは避けたいけど、並行してやるならせめてやる時間帯を離しておくという話です。


例えば、読書(インプット)とnoteを書く(アウトプット)を並行して習慣化したい場合


読書後に続けてnoteを書く計画だと、読書が進まない限りnoteを書き始められません(当然の結果です)


そうならないように共倒れを避けるためにも

  • 読書は朝起きてトイレを済ませた後

  • noteは夕食後


という感じでそれぞれの行動が干渉し合わない状況にします。


なんのひねりもない当たり前の対策なんですが、「なぜ、その流れの中であれとこれをやろうとするんですか?」という方が意外といらっしゃるので、頭の片隅に留めておいていただければと思います。


まとめ


習慣化は一般的に言われているように、ひとつずつ順番に形にしていくのが鉄則です。


そこで無理をしてあれもこれも習慣しようとしてしまうと、一部の流れが乱れるだけではなくて、1日のリズムが大きく変わってしまったり、今まで出来ていた行動習慣が途切れたりと思わぬ悪影響が出る可能性がありますので、くれぐれもお気を付けください!

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