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習慣化に活かせる強制力・活かせない強制力


習慣化を達成する手段のひとつとして、強制力を取り入れることは効果的です。


ただ、どんな条件であっても強制力がプラスに働くわけではありません。


そこで今回は、習慣化に活かせる強制力と活かせない強制力について、お伝えしていきます。


習慣化に活かせる強制力


習慣化に活かせる強制力の条件はシンプルです。


それは、自分発の強制力であるかどうか、この1点です。


例えば


ダイエットの習慣化のために、重りの入ったベスト・ジャケットを着て生活する

→自ら望んで物理的負荷をかける


早起きの習慣化のために、モーニングコールを契約する

→自分の意志でお金を払う選択をする


読書の習慣化のため、上司のオススメの本を借りる(買う)

→自分で厳しい環境に追い込む


このように、必ず強制力のベースに自分の意志や考えがないと、習慣化のサポートにつながることはありません。


「うん、それ当たり前ね!」と思われた人も、もう少しお付き合いください。


習慣化に活かせない強制力


意外と多いのが、習慣化に活かせない強制力、他人発の強制力に期待してしまうパターンです。


例えば


プロ・専門家の言うことを聞いていれば、任せていれば安心!

→プロ・専門家の指示やアドバイスは能動的な行動や思考につなげるためのものであって、そもそも強制力とは別物


家族や親しい人、身近な人に監視・管理してもらえばやれる!

→その監視・管理は、自分が起きている時間の何割?どこまで的確に実践してもらえる?


講座やスクールを活用すれば、メンバーと一緒に継続できそう!

→仲間がいることの効果は表裏一体、切磋琢磨できるか、比較してしまうかは自分次第。


という具合に、他人に頼る感覚が先になってしまうと強制力が働かないばかりか別の問題が発生するので、かえって習慣化が遠のく結果につながります。


「そこに自分の意志はあるんか?」


その強制力は自分発なのか、そうではないのか、これが強制力の価値を決める基準となります。


習慣化に強制力を取り入れたいと思ったときには、某金融系会社のCMでお馴染みのセリフ

「そこに自分の意志はあるんか?」と自問自答してみてください。


ボールがちゃんと自分側にあれば、その強制力は習慣化に活かせるはずです!



完全に余談ですが

「ボールを持つ」「ボールがある」って主導権とか責任の所在とかがどっちにあるの?という確認に使われる言葉なんですが、これっておじさんビジネス用語なんだそうで。


もしかして「余談」もおじさんの使う言葉なの?

そのうち、「おじさんnoteの特徴」「おじさん構文(note編)」みたいな記事が増えそうでこわい・・けどちょっと楽しみ!

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