井戸端会議ラジオ

わたしはよく公共交通機関を利用するのだが、周りの話し声をよく拾ってしまう。

以前この回で書いたことがあるのだが、どうしても拾っちゃうのだ。拾うつもりもないし拾いたくない時もあるけど、拾ってしまう。

移動の際にヘッドフォンやイヤホンをするという選択肢もあると思うかもしれないが、わたしは移動中に耳が塞がっているのが怖いのだ。

移動中に限る心の動きだが、今、見ている景色と音が一致?しないと不安になるのだ。

ただ、けっこう大きな声で、引き込まれる井戸端会議をされている人たちもけっこう居て、それについては、もう意思を持って聞いてしまっている。

なんだかお悩み相談のラジオとかを聞いている気分だ。

生活に根ざしたことや、『すみません、わたし聞いてしまっています、』と思うような、けっこうスゴイ内容のことがあったり、自分の今の悩みに近いこととかを会議されていると、すごく聞いてしまう。

そしてその話しの途中で自分が下車しなければいけない時、本当に名残惜しい。

「はやく、はやく、結末を言ってくれ!」そう思いつつ、無情にもわたしが下車する駅に着いてしまう。。。若干の罪悪感と名残惜しさがわたしの心に渦巻いたまま。。

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