時間改革1)未完了を完了するための余白をつくる
前回、「焦って、息の詰まるような人生を送りたいのか」という話をしました。
「いやいや、この20年くらい、いつも生き急いできたけど、本当は寄り道しながらのんびり楽しい人生を送りたいぞ」
そう思った私は、より快適な日々を送るために、時間の使い方改革をしてみました。
そしたら、なんとも気持ちが軽くなること。
私にはとても効果的だったので、今日はそのうちの一つをご紹介させてください。
未完了を完了するための余白をつくる
未完了とは、文字通り、終わらせてこなかったことです。
つまり細かなことを片付けるための余白をスケジュールに組み込み、強制的に一時停止してメンナンスの時間を作るのです。
私の場合は、金曜日は仕事の、土日はプライベートの未完了を完了させる日にすることにしました。
具体的には
金曜日:
デスクやパソコン内のデータの整理
ソフトウェアのアップデート
資料の修正
土日:
散らかった棚の整頓
植物のケア
お風呂のカビ取り
こんなふうに普段、見て見ぬ振りをしている小さなことを、ちゃんと整えて完了させます。
そうすることで、気持ちが良く、集中力が高まり、生産性が大きくアップするのです!
…と誇らしげに言っても、これって、よく周りで聞くようなことで、いまさら感がありますよね。
でも、私には、こんな当たり前のことができなかったのです。
それは、前回の記事と同じ比喩を使うと、フンだらけの車で走り続けることのデメリットを、心から実感してなかったから。
未完了を片付けないデメリット:
生産性が悪い
集中力の低下
ストレスの増加
幸福感の減少
これらのデメリットを、もちろん頭では理解していましたが、こどもの頃からせっかちで頑張り屋さんで育った私には、一時停止することが怖くてしょうがなかったんです。
しかし今回の時間改革で、計画的な余白を取り込んでからは、上記がすべて改善しました。
やっと私の心が安堵できたような感覚があります。
急がば回れ
ちゃんと止まって身の回りのメンテナンスをしてあげることが、結果的に近道になりそうです。
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