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妊娠中 水はたくさん飲めば良いわけではない

妊娠中は水をたくさん飲むようにとよく聞きますね。
日本では1日約1.5〜2リットルほどを目安に、アメリカでは2.3リットル以上の水を飲むことが推奨されています。

私は1人目を妊娠したときも、今回の妊娠の前半期もそのアドバイスに従い、1日2リットル以上せっせと水を飲んでいました。

でも、望診法(東洋医学の診断法のひとつ)を学び、水を飲みすぎることによる害があることを学び、特に私の場合、妊娠前から、水が体に溜まっているサインが出ていることが分かったのです。

それを知ってから、水の摂取量を1〜1.5リットルほどに減らし、異常なほどの頻尿も少し改善され楽になりました。

私のように水を頑張って飲んでいる妊婦さんのご参考になればと思い、今日の記事を書きます。

水の飲み過ぎによる引き起こされる不調の例

・むくみ
・めまい
・下痢
・だるさ
・冷え
・夜間の頻尿による不眠
・腎臓への負担
・生殖器への負担

一般的には上記のような不調が、水の飲みすぎによって引き起こされる可能性があります。

私の場合は、冷えが当てはまり、また望診法で腎臓への負担が出ている顔サインがいくつか出ていることから、水の飲みすぎであることが予想されます。(顔サインについては改めて記事を書きますね)

妊娠中で普段より不調が多い中、何が原因かを探るのは難しいですが、上記に心当たりがあり、かつ水を意識的にたくさん飲んでいるという妊婦さんは、もしかしたら水の飲み方に気をつけることで過ごしやすくなるかもしれません。

トイレに行く回数は1日4〜7回が正常

トイレに行く回数は、妊娠していない人の場合で一日4〜7回が正常といわれていて、8回以上の場合を頻尿といいます。

私は妊娠前からトイレがとても近く、一日少なくとも10回以上はトイレに行っていました。元々水を飲みすぎていたんですね。

妊娠が発覚し、意識的に水をたくさん飲むようにしてからは、ひどい時なら30分おきくらいにトイレに通っていて大変でした 笑。

妊娠中は膀胱が圧迫されるため、トイレが近くなってしまうのはしょうがないですが、私の場合、水の摂取量を気にするようにしてからだいぶ回数を減らすことができました。(それでも妊娠前を上回る回数でトイレは通っていますが)

よく健康のために、お風呂上がりや寝る前はコップ1杯の水を飲むと良いとか、安眠のためにカモミールティーを飲むと良いなどと言いますが、そのせいで夜中トイレで目が覚めてしまうようならあまり健康的とはいえないですよね。

夜中の頻尿を避けるためには、水分摂取は日中を中心に行い、夕方以降は意識的に量を減らすと良いです。

水の飲みすぎを防ぐ方法

では、喉が乾いても水を飲むのを我慢するべきなのかというとそうではありません。特に、夏の暑いときや、汗をたくさんかいたときなどは、水を十分に飲まないことはとても危険です。

以下の食習慣に気をつけながら、自分の適量を見つけるようにしましょう。

・塩分、糖分、加工食品の摂取を控える
・よく噛んで食べる
・喉が乾いたときは水をがぶ飲みせずに、一口ずつ含みゆっくり飲む
・常温または白湯を飲む
・カフェイン飲料を控える
・夕方以降は水をたくさん飲まないようにする

水を飲みすぎていたかも、と感じる方は、上記の対策を試し1日コップ1杯分減らすことから試してみて、体調に変化があるか様子をみてみましょう。

それで便秘や肌の乾燥など不調を引き起こしてしまうなら減らさない方が良いかもしれませんし、だるさやむくみなどの不調が軽減し体が楽になったというなら今まで飲みすぎていたと予想がつきます。

ご自身のお体で実験してみてくださいね!

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参照
尿が近い、尿の回数が多い ~頻尿~
女性の頻尿と尿失禁 診断と治療
水の飲み過ぎは、体調不良のもと。
How Much Water Should a Pregnant Woman Drink?
【助産師監修】妊娠中の飲み物「おすすめ」4選 &「注意すべき」3選


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