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実は支配者の方が弱者である

こんにちは。みーんです。前回は親子関係の苦しさがどこから来るのかについて話したので今回は支配関係、それと価値観についてもお話ししていきます。


支配関係は共依存

支配関係には相手を操る立場の人とそれに服従する立場があります。親と子の支配関係には、『子は親の言うことを聞く』という支配者と非支配者が存在します。依存と聞くと、生活や金銭的に子だけが親に依存している様に聞こえるかもしれません。

しかし、貴族が奴隷の労働力に依存して生活するように、親も不安やストレスを子にぶつけたり感情を受け止めてもらうことで支配の関係が成り立っています。そのため、両者はお互いに依存の関係にあるのです。そもそも強い者は弱い者がいないと成立せず、支配も支配されるものがあるから支配できるので、ある意味耐えている子どもが立場的には上かもしれません。


子どものためにしてあげてる親

親の強い干渉はなぜ起きるのでしょうか。過剰な干渉は母親に多い傾向があります。そして決まって『あなたのためにしている』と言います。これは親が子との間の境界線に気づけていない証拠です。親にとって子どもは自分とは異なる個人だと言うことをしっかりと認識できていないのです。

この場合、親は子どもが必要だと思う前に何が必要か勝手に用意してしまって、子どもの本心をわからないままに動いてしまうのです。執拗に尽くしてしまえばそれは干渉であり、親が自分がやったことに対して見返りを求めるようになります。

自分に共感して欲しい

なぜ親は自分の子どもに対して時に意見を押し付けたり、強い言葉を使ったりするのでしょうか。実は親だって自分の意見がこの世で絶対に正しい!と思っているわけではありません。ただ共感して欲しいのです。その原因はもしかしたら親が子どもの頃の体験から来るのかもしれません。

意見が違っても間違いじゃない

私たち一人一人に自分のことを自分で決定する権利があります。
そして価値観だってみんな違います。当たり前のように家庭の中でもみんな一人ひとり同じようでも違う意見を持っています。もし、家族間で話した時、自分が『こうなんじゃない?』と言っただけで激しく非難されてショックを受けたとしてもあなたは意見を変えなくても大丈夫です。自分が正しいと感じたことに親の了解を得る必要はないのですから。そして、相手がどう考えていても相手のことは自分ではコントロールできないと言うことも忘れないようにしましょう。


おわりに

支配関係にある親と子ども時代を過ごすのは壮絶ですね。”一般的”な考えを見失いやすくなってしまいます。私たち一人ひとり自由な意見を持つことは当たり前のこと!次回もお楽しみに^^


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