躑躅の香に殺られる私。

連休初日に何とも物騒なタイトルですね。

お久しぶりです。

あまりにも4月が忙しくて、
言葉を思いつく日もないまま日は過ぎました。

三大繁忙期の一つをくぐり抜けた私。
何かをやり遂げたような達成感を抱いています。

例えて言うのであれば、
部活の夏合宿の後のような。

さて、物騒なタイトルにつきまして。

つつじの花がとても綺麗に咲き誇っていますね。
私はわんぱく少女でしたので、
蜜を吸ったこともある親しみの花です。

ですが、漢字で見ると、
なんだかおどろおどろしいような。

成り立ちには諸説あるようですので
ここではあえて触れませんね。

私は、この躑躅の香りに遭遇すると、
何とも不安な思いに駆られます。

新学期を超えて、やっと辿り着いた休暇。
この時期に香る甘いあの躑躅。

ほら、もう現実世界になんて
戻らなくていいのよ。

そんな誘惑に惑わされてしまうように
感じるのは私だけでしょうか。

ほら、
躑躅の香る優美な世界から、
私は現実世界に戻れるのかしら。

そんな思いをかすかに宿しながら、
また今年も躑躅と共に生きるのです。