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「余った!」「空白!」手帳の余白の使い方9選

いよいよ2024まであと2日。
手帳LOVERのみなさまは、新しい手帳を手に胸を膨らませていることでしょう(私も!)。

一方で、こんな小さなモヤモヤを抱く人もいるのでは。

✅手帳を買うのが出遅れて、手にしたときには既に時期が過ぎてしまったスケジュールページがある…
✅手帳が続くか自信がない……真っ白なページが登場しそう……

ちなみに、私にとって2024で3年目となる母艦手帳「自分軸手帳」の場合、月またぎのページがあえて重複して準備されています(例:1/29(月)~2/4(日)のウィークリーページは、1月の最終週にも2月の最初の週にも設けられている)。つまり、日付に従順に記入していったとしても、明らかに空白が生じるのです。

手帳=ぎっしりうめなくちゃ!!という決まりはありませんし、私の手帳の師は「空白も記録」という名言も残しています。真っ白を恐れることはないのですが……せっかくなら、できる限り多くのページをフル活用したい!と思うのも人間のさが

ということで、今日は空白ページの使い方アイデアをご紹介します!


1.リハーサルページとして

手帳の使い方って毎日・毎週・毎月チューニングしていけばいいのですが、いざ書き入れようとなると「本当にこれでいいの?」と躊躇しがちなもの。

そこで、あまったページをリハーサルとして活用

シャーペンで書いては消し…を繰り返しながら全体のイメージを固めました

▲よくお問合せいただくこちらの手帳はラコニックのマンスリー。
仕事の大まかなスケジュールを配分するのに使っています。

イメージした書き方を実際にページに落とし込むと、スペースの取り方やペンと紙の色の相性など、改善点や新しいアイデアなどが見えてくるはず。脳内でイメージしているよりも、グンと解像度が上がります!

2.裏抜けチェック

ぜひ余りページでチェックをおすすめしたいのが、インクの裏抜け。
私、紙質とか裏抜けとかそもそもあまり気にしていなかったのですが……それはたまたま1年目に手にした自分軸手帳が超こだわった紙選びを経て作られた手帳だったから。知らず知らずにストレスなく使えていたのです。

2年目を迎えるときに、ビジュアル重視で手にした手帳を何の気なしに使い始めてみたら、裏抜けがものすごい!!!そしてそれがものすごくストレスになる自分の一面も発見しました!!!

使いたいペンやスタンプパッドなど、どんどん実験してみて、お手持ちの手帳との相性を確認してみるのが吉!

3.貼り付けて「なかったこと」にしてしまう

これは私の手帳の師の一人である植木希恵さんから伝授された方法。

ジブン手帳公式ブックにも掲載された実績のある希恵さんですが、フォーマットが設けられていたとしても自分が使わないページは糊で貼り合わせて、ページをめくった時にそこが登場しないようにしてしまうのだそう。

最初に聞いたときは「いや、別にそこまでしなくてもいいかな」と思っていたのですが……。自分軸手帳2年目を迎えた昨年、手帳の基本的な活用方法や込められた思いについては1年目で理解していたので、解説ページを思い切って貼り合わせてみたら……え、なにこれ、超快適!!!

たった数ページなのですが、自分にとって優先度が高いページのみが断絶せずに並んでくれることで取り除かれるストレスが確かにあったのです!(これはやってみなければわからなかった!)

上記は「不要なページについての対処」ですが……余ったページを見てモヤモヤする日が続くなら、同様の方法で思い切って「なかったこと」にしてしまうのも手かと!

ちなみに、私が貼り合わせてしまった解説ページも、毎年運営さんがリライトして、ブラッシュアップしています。私は貼り合わせる前に、きちんと一読し、思いを新たにいたしましたことを、ここにご報告します。運営さん、ごめんなさい!


ここからは、私の母艦手帳「自分軸手帳」の月またぎ重複ページ(通称:ボーナスページ)の使い方実例を中心に、余白の使い方をご提案します


4.未来の自分への手紙をしたためる

2023は1/1が日曜日ということで、手帳の初週のページがいきなりドカーンとあくスタートでした。
そこで、空白スペースを活用して行ったのが、「年末の自分への手紙」。

去年ご紹介したところ、多くのご反響をいただき、取り入れてくださった方がたくさん!

2024は1月1日が月曜ということで、月曜始まりの手帳の場合キリ良くスタートしてしまうのですが、余ったスペースorページでぜひ!

5.モヤモの分解に

✓仕事のペースや稼ぎ方
✓育児の困りごと
✓夫婦喧嘩

――緊急ではないけれど、ちょっと向き合っておいた方がいい気がするテーマは、余白が大きな助けに。

私はどう思ったのか?
どんなことを望んでいるのか?
現実とのギャップは?
目指したい方向は?
とりあえず、今すぐできそうなことは?
自分だけではどうにもならなそうなことは?
助けになってくれそうなモノ・人は?

文字通り、ひとまず”書き殴って”おくと、ひとまず冷静に&次の一歩が見えてくる。たとえその場で答えが出なくても、一度アンテナが立つと、思いもよらない瞬間に突破口が見えてきたり、一瞬のタイミングを逃すことなく関係者との調整に動けたりするという効能も!

6.タイムログ用に

自分軸手帳には「24時間の棚卸し」というワークがあります。

自分の時間の使い方をまずは記録して、そこでの感情や課題・喜びなどを分解することで理想の過ごし方のヒントを見つけよう、というものです。

……というわけで、あまったバーチカルページで期間を限定してタイムログを取ってみるのも◎。

7.自分プロジェクトの準備&振り返りに

自分が試みた小さな挑戦などは、最大限今後の糧につなげたい!

私は昨年、「ライティング研究会」と銘打ったオンライン講座を開催しましたが、その準備~当日運営~終了後に得られた気付きや必要な手順などを、ボーナスページを活用してまとめました。

2021年末に自作してスタートしたブログをnoteに移行すると決めた夏には、必要な段取りやスケジュールイメージなどを、まずはマインドマップで分解したことも。

8.読書記録に

通常、読んだ本の記録は別ノートにつけていますが、
・生活にどんどん取り入れてみたい!
・記録の参照頻度が高そう!
と思った本は、ボーナスページを使って手帳で一元管理。

いろんなノートを参照せずに済むので、情報の活用度もUPしました!

快眠についての話とか‥‥
新NISAのあれこれとか……

▼余談1:快眠についてはこちらで詳しくご紹介!

▼余談2:新NISAについて、この本がめちゃめちゃ読みやすかった!


9.理想を可視化!

夏~秋にかけて、自宅のリフォームを行った結果、私のワークスペースが整備できそう!…ということで、素敵だと思うイメージフォトを印刷して集めてみました(中途半端に終わってますが)。

ピンときたものを集めるだけで、どんな世界観を心地よいと思っているのか、共通点が見えてきます。

(こうして吟味した結果オーダーメイドしたデスクが、いよいよ本日2カ月以上の時を経て届くので楽しみ!)


おしまいに

ポカンと空いてしまう空白スペースに、ついつい罪悪感を抱きがちですが……今回ご紹介したような使い方ができるようになった今となっては、空いているページを見ると「これから起こるどんな出来事も、湧き出てくるどんな興味も受け止めてくれる場所が増えた!」と、むしろ喜べるようになりました。型どおりに進められなかった自分を責めるのではなく、手帳をツールとして自由に捉えられるようになったのが、手帳とがっつり向き合って2年での学び&変化かも。

空白を恐れず、むしろ自由度が上がったと喜びながら、もっと楽しい手帳LIFE2024を繰り広げていきましょう!

▼今回たびたび登場した私の母艦手帳はこちら


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