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片付け下手が本の言うことを聞いてみたら、自己肯定感UP&家族に対しても優しくなった!

片付けが、苦手です。
来客前に、焦りで思わずイライラしながら大慌てで片付ける。
毎晩寝る前に散らかった部屋を見て子どもを怒鳴り飛ばして、文句を言いながらベッドに入る。

何度も片付けにトライしたものの、数日後には結局リバウンド。
そんな自分に、ほとほと嫌気がさしていました。
――ということで。
世に数多ある片付け本の中から、1冊をとことん突き詰めて言われた通りにやってみる、という実験を始めることにいたしました!

今回、私が実践書として選んだのは・・・「片付けてるのに片付かないので、東大卒の整理収納アドバイザーに頼んだら部屋が激変した」。


本日のお題|キッチン

さて。今日のターゲットは、「キッチン」。

先に、お見せしますね……。お目汚し失礼します……。

これがBefore。取っ散らかりまくりです……。
が、最終的にはこんなAfterに!

台所に関してはお片付けの対象物&箇所が多くて、実は6日間に分けて、コツコツ取り組みました。1回15分の日もあれば2時間近くかけてガッツリ取り組む日も。計算したら、TOTAL5時間30分!

「え、5時間半……長すぎる……」と思う人も多いことでしょう。

でも…

  • 洗面台デスクで既にリバウンド知らずのお片付けを経験済み→「ここも頑張ればしっかりキレイになる」と自分を信じられる!

  • 本の手順通りにお片付けすることで着実に進められる!

  • とりあえずできる場所だけ1分取り掛かろう、と思うといつ間にか気分が乗ってくる!

というわけで、無事に完走できました!

片付けの順番にコツがある!

先ほどもお話した通り、片づけるモノと対象箇所が多いのがキッチン。

そこで、本が推奨する順番を参考に、以下の手順で片付けをすすめました(一緒に所要時間もご紹介)!

①常温保存の食品 
 1日で作業/約1時間
②冷蔵庫  
 3日で作業/約1時間30分
③食器、調理用品、その他もろもろ
 2日で作業/約3時間

そしてこの順番が大当たり!それぞれの気づきはこの後ご紹介しますね。

◎v.s.食品(常温保存)

常温保存の食品は想像以上にお片付けがラクチン!量は多いのですが、作業はサクサク進みます。

その理由は大きく2つ。

  • 賞味・消費期限という明確な基準がある

  • フードバンクが充実してきたので、「期限内だけど我が家には不要」が手放しやすい

結果、1時間程度でさっくり整理完了!この通り、どこもだいぶスッキリしました!

◎v.s.冷蔵庫

大掃除さえ気が重くなりがちな冷蔵庫。モノが膨大過ぎて取り掛かるまでは憂鬱だったのですが……これも意外と苦も無く進めることができました。

ポイントは以下の3つ。

  • 「今日は冷蔵庫」「次の日は冷凍庫」と小分けにすることで、ゲンナリすることなくモチベーションを維持できた

  • 常温保管食品同様、消費・賞味期限という明確な判断基準があった

  • 暖かくなる前なので、溶けたり傷んだりするストレスがなく取り組めた

冷蔵庫の中身を仕分けしていて笑ってしまったのが、瓶の多さ。不要に分類された瓶の大半が、もうほとんど空っぽなんだけど、そこの方にもう1回使えるか使えないかの微妙な量が残っている状態……。

多分最大の理由は、最後に洗ってゴミに出す、というそのステップが多分面倒だから。冷蔵庫がゴミ箱状態ってどういうことよ。これは反省案件ですね……。

ドアポケットにあった不用食品は、大半が夫関係(爆)。

食品に添付されていた調味料とか、ほぼ夫しか使わないものだから使い切れず期限切れを迎えたチューブ系調味料とか。

この結果は夫に情報共有必須なやつ。

冷凍庫から次々掘り返される保冷剤よ。貯めこまず都度処分しているつもりなのですが、なに?繁殖してるの??
あと、実家からお裾分けされたギフト系フローズンデザートとかね。冷凍しておけるから、って普通のお菓子よりも気軽に引き受けがちですが……「食べたいかどうか」で判断してちゃんと断ろう……うん。

――ということで、それぞれが見通し明るくなりました!
この日から早速忘れていた食材を積極的に活用するなど、料理効率もUP!

◎v.s.食器

実は、食器は過去に一度大幅に整理した経験があります。

カフェ好き&家でワークショップをしていた過去もあり、おもてなしを言い訳に食器を次々増やしていた時期がありました。が、収納の快適さを優先して、TEEMAを基本に食器を揃えるように。そのため、食器は既にかなり絞り込んでいました。

が、今回の片づけを通して、以下のようなライフスタイルの変化にも追いついていないことも明らかに。

  • 親族おもてなし:
    数年前に義父が亡くなったので、両家を招いたときの必要な食器は減少。しかも娘たちの七五三は先日終了。そもそも両家揃って招くことはほぼない。

  • お友達おもてなし:
    コロナ以降、使い捨て食器&カトラリーが主流。おもてなし用を前提にした食器は今はほぼ不要。

  • 仕事の変化:
    以前は某食品のSNS用写真を撮影するというお仕事を引き受けていたたが、1年以上前に卒業。撮影用のアイテムは不要。

――ということで、普段使いから外れる食器や多めにキープしていたカトラリーを中心に、処分!

あとは、コップ類ね。
これ、どんどん割ってしまったため、不足していたり、スタッキングできないものが残っていたり。

これを機に、使用頻度が低いものを処分しつつ、お気に入りのグラスをまとめて追加発注して収納効率もあげることに。

――ということで、こちらもスッキリ使いやすく収まるようになりました!

◎v.s.シンクまわりの収納

最後に着手したのは、シンクを中心とした引き出しや戸棚、吊戸棚といった収納と、ぶら下げ収納関係。

●ぶら下げ収納

日常的に目にしているものたちなので、いらなければ都度処分しているつもりでしたが……ぶら下げている分「邪魔!」と感じにくく、ずっと目にさらされている分風景にもなりやすいんですね。

子どもが幼い頃使っていたストロー水筒用の戦場グッズや、子ども用調理セットのあれこれを処分!ここでも、ライフステージの変化が反映されていなかった!

●引き出し

毎日開ける引き出しの中は、もはやカオス……。必要なものにはすぐにアクセスできるので使いにくさは感じていなかったのですが、見た目はひどいものでした。

ここでも、使用頻度別に分けてみたところ、冷蔵庫のポケット収納と同じ事件勃発!「コーヒーについてきた砂糖(私はブラック派)」「コンビニでもらったカトラリー」などがごっそり……。

後ほど紹介しますが、吊戸棚に使い捨て食器類はごっそりあるので、まとめて処分することに。買う時にちゃんと断って、地球に優しい女になろう……。

で、整理したらこの通り(いや本当にBeforeがひどすぎるけど)。
いらないものを減らしたのと同時に、費用頻度が高いものから手前に配置したことで、日々の快適さが劇的に上昇!!!


そして、もう1か所のカオス、深めの引き出し。

こちらにはバットやラップ、ジップ袋などをまとめています。ここ、仕分けてみたら意外なことに不用品が少ない!
これで果たしてどこまでスッキリするのか?収納しきれるのか?と若干心配でしたが……

結果はこの通り。ちょっと減らすだけでも効果絶大!
出しやすければスムーズに戻せるのか……と、ごく当たり前なことを深く実感している次第です。

●シンク下

シンク下収納に入れているものの中で日常的に使うのは、ボウルとザル。

それ以外はお掃除グッズやお菓子作り系、日用品ストックなど、使用頻度が低いものばかり。全部引っ張り出してみて初めて「あ、こんなのあったんだ……」がものすごく多くてびっくりしました……。

これまた、おもてなしが多かったころの名残とか、子ども用調理器具とか、もういらないものがたくさん。

あとは、お菓子作りの道具ね。
使用頻度は低いのですが、かつて通っていたお料理教室の先生から情報を聞いて合羽橋で買い集めた使いやすい道具も多く。これは自分の価値観に照らし合わせてガッツリ残すことに。

が、大量に収集していたクッキー型の一部がさびている……。多分、母の日のサプライズで夫&子どもがクッキー焼いてくれた時、乾かしきらずに収納しちゃったんだろうなぁ……。使うことも圧倒的に少なくなったので、いい機会と捉えて、こちらは一気に処分しました!

ゴミ袋収納などは今後見直したいので暫定ではありますが、それでもだいぶスッキリ見通しの良い収納に。

●吊戸棚

最後に着手したのは吊戸棚。
かって通っていた幼稚園が週5でお弁当だったので、いろいろ揃っていたのですが、そこも仕分けすることに。

あと、水筒の付け替え用のパ―ツね!直飲み一択なので、コップに注ぐ用のパーツは処分することにいたしました。

そして……使い捨て食器類!!

お友達が来た時のご飯も、今は使い捨て食器でおもてなししてばかり(互いにその方が気を遣わず過ごせる相手しか招かない)。

で、それだけならこんなに必要ないのですが……なんといっても感染症の時に突然必要になりません?家族の感染なら私が買い足しに走れるのですが、自分が感染したときにはそうもいかないので、ある程度のストック量はキープしておくことにしました。

――ということで、見直した収納はこちら。

おしまいに

今回ご紹介しきれなかったアレコレも含め、キッチンで処分したものたちはこの通り!何袋分ものゴミ袋に一杯の不用品を処分しました。

で、今作業台はこの通り。

数日たちますが、これまたスッキリをキープ中!調理や配膳作業もスムーズになりました。毎日キッチンに立つたびに、一人ご満悦……。毎日使う箇所が使い勝手よく改善されると、タイパが上がる以上に自己肯定感がグンと上がるんですね。

――あ、スッキリをキープ中といいましたが。「四六時中キレイ」なわけではありません。出したらすぐ戻す、が理想でしょうけれど、仮置きすることも多いし、Beforeの状態になる瞬間は未だにあります。

けれど、それらの本来の住所がハッキリしていて、手を付ければあっという間にリセットできる。――これが自分でわかっていることによるメンタルの安定感たるや!

片づける前の私は、散らかればイライラし、それを片付ける方法もよくわからず(今考えると)パニックになってイライラし。家族の誰かが無造作にそこにものを1つでも放り込もうものなら「誰もわかってくれない!協力的でない!!!」と周りに腹も立てていました。

が。

モノの居場所がはっきりしていて、すぐに戻せるとわかっていること。収納に余白があるので、仮置きするとしても無理なくそのための場所がキープできること。それによって、誰かが悪気なく置いたものにも、目くじら立てずに片づけてあげたり、「ここに置いてね」と落ち着いて伝えられるようになった気がします。

片付け下手が、本の言うことを聞いてみたら・・・・・・

自己肯定感が上がって家族に対しても優しくなった!


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