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流転する季節に思いを馳せて

こんばんは、まゆりです。

定期的に覗いている知床情報によると、流氷シーズン真っ盛りでまだまだ芯から寒そうですが、東京は少しずつ春めいてきましたね。
いつか真冬の知床行ってみたいなぁ。真冬の釧路と札幌には一回行ったことあるけど、雪に慣れていないとなかなか大変でした。外で体が冷えるまでタンチョウをひとしきり眺めた後に鼻水垂らしながら食べたラーメン、めちゃくちゃ美味しかったなぁ…。絶対また行くぞ、冬の北海道。

最近は近所の梅たちがだんだんと咲いてきて、香りを嗅ぎたいが故に花粉症に知らんぷりして散歩に出ています。
昼のポカポカしたなかで目の痒さと格闘している時に漂ってくる匂いも好きだけど、夜のまだ少し寒い空気の中で嗅ぐ梅の香りがなんか澄んでる感じがして好きです。

そんな嬉しさと相反して、そろそろ冬に飛来した鴨や冬鳥が北へ飛び立つ、野鳥ファンにはちょっと寂しい別れの季節。
でももうすぐツバメがやって来たり、鳥の囀りも繁殖期で賑やかになってくる嬉しい季節でもあります。

先日は2週連続で船橋の海浜公園へ。素敵な景色と野鳥の宝庫すぎてすっかりこの場所の虜になってしまいました。

海なし県の群馬出身なのでもともとあまり海に馴染みがなく、船旅しても恐怖の方がちょっと勝ることが多かったり。遠目から眺めてみても畏怖の念の方が勝つ。


でもここの干潟の海は本当に穏やかで(もちろん天候によりますが)、まさに凪な感じが本当に素敵で。なんでしょう、まだ冬なのにその日はとても暖かくて、ゆらゆら揺れている水面を眺めていたら春先に縁側で陽を浴びながらうとうとしている心地いい気分になりました。

浅瀬は長靴持参して、縦横無尽に付いている鳥の足跡を愛でながら歩けるし、最高。憧れの海鳥にもたくさん会えたし、本当に最高。また早く行きたくてソワソワしています。

話が野鳥寄りにそれましたが、春といいえば、わたしは早春賦が大好きです。この歌は今が一番聴きごろ。昼間の散歩では心の中で口ずさみながら歩いています。もう少し春が色濃くなって来たら、口ずさむ歌が春の小川に変化します。

早春賦はメロディーとハーモニーがめちゃくちゃ好きなんですが、歌詞もいいんですよね。特に最後のところ。
ということで歌詞を載せるので覚えてる方は是非歌ってみてください。心がスッとします。

早春賦

春は名のみの風の寒さや
谷の鴬 歌は思えど
時にあらずと声も立てず
時にあらずと声も立てず

氷解け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと思うあやにく
今日もきのうも雪の空
今日もきのうも雪の空

春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる胸の思いを
いかにせよとのこの頃か
いかにせよとのこの頃か

うーんいい歌。

早春賦の歌を探していた時に見つけた、子供向けのチャンネルでたまたま見つけて心撃ち抜かれたアニメの動画も貼っておきます。年度末でみんな忙しいだろうからこれで癒されてください。


なんか全体的にまとまらない文章になってしまいました…。

来年の春に向けて、今年の冬からヒヤシンスの水耕栽培始めてみたいなと先走って考えているまゆりでした。

お次はまきさん、「て」です。

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