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26歳で仕事辞めて世界一周する元OLは、“出発1ヵ月後”に何を思うのか?


私は、バックパッカーとして1人で世界一周の旅をしている26歳元OLです!

今はタイ東部の離島、チャーン島でのんびーりと過ごしています。


静かで安価で海が綺麗。最高なチャーン島。



この記事では、旅をスタートして1ヶ月目に、私が感じたこと、学びや変化について書いていきます。

「出発前日」編はこちら
↓↓↓




まず第一に、

①旅ってやっぱめちゃくちゃ楽しい!


うん、シンプルにこれです。

今の所、日本に帰りたいと思うことはありません。(もちろん家族や実家の猫には会いたいけど!)

世界一周は、インプットと決断と危険回避の連続。しかも自分の命にも関わるので、結構なエネルギーを使うのは事実です。

それでもやっぱり、新しい目的地のことを考えると無条件にワクワクします。

会社員時代、仕事が辛くてたまらなかった時でも、見て聞いて想像するだけで、一瞬でワクワクの世界に連れて行ってくれた旅。

私はやっぱり旅が好きだということと、旅のパワーの強さを改めて感じます。

2回目のチャレンジで無事晴れたアンコールワット


②旅は懐かしさの種まき


旅先の土地に対する懐かしさって、何にも変え難い感情だと感じます。


私にとっては、学生時代、人生初1人海外旅行で行った台湾。今回の旅の1カ国目も台湾に決めました。


行った場所の名前は忘れていても、その時感じてたワクワク、緊張、充実感、温度、スリル、出会った人や一緒に旅した人のこと…そういうものが、街を歩くだけでぶわっと溢れてきて、なんとも説明しがたい感情と興奮に包まれました。


だから今のうちにたくさんの場所を訪れておくのは、その種まきみたいだなと感じます。


今の幸せもドキドキも、恐れも寂しさも全て、数年後、数十年後にまたこの場所を訪れると、きっと一気に思い出して、「あの頃の自分こうだったな」と、愛おしく感じるんじゃないかなと、今から楽しみです。

チャーン島の夕日に感動…!


③出会うべき人がたくさん暮らす地球


人類皆兄弟!とは私は思いません。どうやったって分かり合えない相手は、この世界にたくさんいると思います。

だってこんなにも多様なのだから。
(国家間の折衝は別として。個人としては。)

でも、心で繋がれる人は、想像よりもずっとずっとたくさんいるとも感じています。

自分自身の意見や感性を大切に、相手へのリスペクトを忘れずにいれば、たとえ国籍、性別、年齢、生まれ育った環境は違っても、通じ合える人はいる。

たった1ヶ月、アジアの中でそれを実感したのだから、その何倍も広いこの地球には、そういう「出会うべき人」がたくさん暮らしているのだろうと思います。

素敵な出会いと最高な景色とおいしいビール!


④関わるべきレベルの人、そうでない人


ひとつ前の話と繋がりますが、行き当たりばったりの旅でも、「しかるべき人としかるべきタイミングで出会っているな」と感じます。

その時出会った人が、その時の私に必要なこと(知識、経験、人としてのあり方など)を教えてくれたり。

興味や疑問を持つ分野に関わる人と自然と出会うようになったり。

単なる偶然と言われればそれまでですが、日本にいた頃から「人生そういう風にできているな」となんとなく思っていました。


旅に出て思ったのは、その逆も然りということ。

ひとつ例を出すと、人種、肌の色、話し方、年齢、性別など、表層的なこと、単なるラベルだけを見て軽んじてきたり、あからさまに差別的な振る舞いをする人には、「あぁ、この人は私が関わるべきレベルの人ではないんだな〜」と思うようになりました。

その人にはその人の関わるべき人、関わって心地がいい界隈があって、それは私じゃない、という感じ。


これまでの私は、自分では変えられないことや、変える必要がないことにまで、人からどう見られるかを気にしていました。

差別云々は置いておいて、これは日本でも外国でも同じ。


自分がありのままでいて離れていく人、雑な扱いをする人は、追わなくていい。

なぜなら、出会うべき人とはちゃんと出会えるから。大丈夫。

そしてなにより、関わるべきでない人と無理して関わっているほど人生は長くないし、世界は狭くないから。

今はそう思います。


台湾の緑島でのダイビングで出会えたウミガメ


⑤信頼ってものすごい価値がある


ぼったくってくる国って、世界にたくさんありますよね。

私がもうすぐ行くインドは、その象徴のような国だと思います。笑


もちろんエリアによるし、それも含めてインド大好きという人もいるけれど、ぼったくりや詐欺が蔓延している国って、基本的に人を信用できないので、

⚫︎(本当は魅力的でも)地元のマーケットは嫌煙される
⚫︎(本当は便利でも)流しのタクシーも嫌煙される
⚫︎女性は特に、中級〜高級ホテルやサービスを選ばざるを得ない
⚫︎人を無視したりあしらったりするストレスが生まれる。もちろんされる方も不快。
⚫︎これだからインドやインド人嫌い、信用できないって言う人がたくさんいる。(国ごと嫌うってかなり暴論だけど、こういう意見があるのは事実…)
⚫︎本当のいい人まで疑ってしまって出会いが減る

みたいなことが発生していて、全員にとって不経済でしかない…!と思ってしまいます。

こう見ると、人を騙しても、結局得るものより多くのものを失って、自身の首も絞めているはず。

しかも失っているのは、国全体への信用、好意、未来の自分達が稼ぐ機会など、お金より得るのが難しいもの。

(その辺、本人たちはどう思っているのか、機会があれば聞いてみたい。)

とはいえこの状況は、一個人の行動や、短期間の取り組みによって変えることはできないと思われます。


日本で当たり前に成り立っている「信頼」は、先人たちが長い長い年月をかけて積み上げてきた努力と誠実さの結晶で、かけがえのないものなんだなぁとひしひしと感じる今日この頃です。

個人単位で考えても同じで、「信頼に値する人間である」というのはそれだけでコストやリスクが少ないので、社会や組織のためにも、そして回りまわって自分自身のためにも、ものすごく大切な要素だなと改めて感じます。


「信頼」が当たり前に成立している日本という環境では、ここまで実感を伴った理解はできていなかったことでした。

本当は地元マーケットも運転手さんとの会話も大好き。


⑥自分との会話


1人で旅をしていると特に、自分との会話がたくさん生まれます。話し相手が足りなくて時間が余るとこうなるんだと思います。笑

今日の調子はどう?
これしてみる?やめとく?
大丈夫、うまく行くうまく行く。
これ好き?嫌い?どうして?

みたいな感じで。

体が資本で、自分が一番の味方だから、特に自分の心や体の健康については、よく見つめるようになりました。

自分の心が今、どういう空間や時間を必要としているか。
自分の体が今、どういう栄養や休息を必要としているか。


おかげで今のところ心身ともに健康で、多少ペースが崩れそうになっても早めに建て直せています。

逆に、日本で暮らしていた頃の私は、それらを無視しすぎていたように思います。病院に行くレベルの不調がない限りは、自分の心や体に無関心でした。それで仕事を休職したことも。

他のやらなくちゃいけない事に埋もれていたし、万が一何かあってもどうにかなると油断できる環境があったから。

でも自分自身を犠牲にしてまで「やらなくちゃいけない事」なんて本当はないはずですよね。

どんな環境でも、自分とうまく対話する事は私の今年の目標の一つなので、この感覚を使いこなしていきたいです!

カンボジア/プノンペンの気持ちいい朝


⑦余談・英語力について


最後に、気になる人もいるかなと思う英語力について。

出発前のリアルなレベルは多分中3くらいでした😂笑
けどそのレベルですら状況によっては聞き取れないこともあるし、話すのはかなりためらいがあって単語も出てこない。という感じ。

1ヶ月経って、特に英会話頑張ろう!と意識したわけではないですが、日常的に使うので、かなり聞き取りやすくなったし、話すことへの億劫さは格段に減りました


1番難しいのは、私の英語レベルが低い上に、相手がアジア訛りの強い英語を話しているパターン。

けど、間違いを気にせず話せるし、店での定型分なら問題なし。

逆に1番楽なのは、ヨーロッパ出身で第二言語として英語を話す方との会話かもと思います。

けど深い話になるとついていけなくて、気を遣わせるかこちらが脳内解釈して間違うか。笑

それでも、
こういう旅っていいよねとか、
そのカメラいいねとか、
この場所どう感じる?とか、
なんとなく人の内面的な話もできるようになったから、ひとつ進歩です!

私は、英語力は旅の現場で伸ばそうというタイプでしたが、コスパ的にそれで十分だったなと思います。(生きていく分には。笑)

とはいえそろそろ机に向かう系の勉強も、日常に取り入れていきたいと思います!


また来月!!


1ヶ月の状況はこんな感じです。
あと9回これを繰り返すと終わりと思うと、あっという間で怖くなりますが…涙

少しでもプラスになったり、感じてもらえるものがあれば嬉しいです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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