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Poolo5期の振り返りと、これからの私

Poolo5期に入って早くも約8ヶ月が経ちました。

まだ卒業の実感が湧かないままですが、卒業制作として、振り返りをしていきたいと思います!

はじまり

初回の講義の日、私はtabippo代表のしみなおさんの講義に、ものすごく心を突き動かされました。

「旅」への熱量や考察の深さ、そして的確さに驚いたのはもちろん、当時就いていた地域観光の仕事に対して、私が抱えていた疑問や違和感の理由を、一気に解明するような内容だったからです。

「ああ、だから違和感があったんだ」
「考えていたことは間違いじゃなかった」

と色んな事が腑に落ちました。

話を聞きながら、感動なのか喜びなのか興奮なのか、いろんな感情が混ざり合って、自分の体温がぐんぐん上がっていった感覚を今でも覚えています。

起こった変化


初回から早くも、受講料の元取れた、ラッキー✌️と思っていた私ですが、その後もたくさんの学びと変化がありました。


変化①世界一周に行くことを決めた


1番初めの変化、かつ1番大きな変化です。

Pooloがスタートする3月以前は全く考えていませんでしたが、4月くらいには決心していたと思います。

海外への好奇心や、そこで自分の力で地に足をつけて生きている人への憧れがあり、「旅行よりもさらに長期間、海外に滞在したい」という思い自体は学生時代からありました。

けれど、コロナ禍や金銭的理由、何より自分の行動力不足で、無意識にその思いを閉じ込めていました。

そんな私の考えが変わったのは、Poolo運営の方々の影響です。

彼らの中には世界一周経験者がたくさんいて、その話を聞くうちに、私もやればできるのかも?と思えるようになりました。

それは、彼らが、明るくて友好的で話していて気持ちのいい、いい意味で「普通の人」に見えたからだと思います。

もちろん一人ひとり個性的でスペシャルなのですが、「超変わり者です!」「超天才肌です!」みたいな顔をしている人達ではなかった。

だからこそ、憧れと共に勇気をもらいました。

周囲にどんな人がいる環境で過ごすか、というのは本当に人生に影響を与えます。


変化②仕事を辞めた

世界一周を決めた事が主な理由です。

昔から今までやりたいと思い続けているなら、きっと死ぬまでやりたいと思うんだろう。
それなら早いほうがいいな、と思い、5月には上司に相談を始めました。

もう一つの理由としては、Pooloで自己分析を進めるうちに、今の環境でうまくいかない理由が身に染みて分かったから、というのもあります。

自分が無能だからうまくできないのかも、なんて自信をなくしかけていましたが、もっと他に理由があることを、自己分析で気づかせてもらいました。

仕事を辞める間際は、やりたくない事に時間を費やしている感覚が募ってしまいかなりストレスが大きかったのですが、Pooloがだんだんと自分の居場所の一つになっていき、それにたくさん救われました。


変化③とりあえず、やってみよう

ここまでの話で感じた方もいるかもしれませんが、私はどちらかというと、決めたら即行動タイプ。時には大胆な行動をとることもあります。

ですがそれは、自分の中で拭いきれない違和感や嫌悪感などネガティブな感情が確信に変わった時が多いです。

「何となくこれやりたいかも〜」みたいなポジティブな感情からくるものは優先順位がイマイチ低く、行動しないまま意欲も消えていく…みたいなことがよくありました。

Poolo運営陣に行動する勇気をもらったという話は先ほどもしましたが、Poolo メンバーもまた然りです。


話せば話すほど、多彩な経歴や豊富な経験を持っていて、本当に一人ひとりに尊敬できるポイントがあるPoolo生たち。

みんなと比べて私は何もないな」と若干卑屈になっていたこともありましたが、今ある経験の差は変えられない。

だったらその差を少しでも縮められるように、とにかく行動量を増やそう!と思うようになりました。

これも、大きな変化のひとつです。

さらに、講義の中での講師の皆さんのお話に背中を押されることもたくさんあり、「やってみよう力」がパワーアップしたように思います。

今は改めて英語のスキルアップに真剣に取り組んでいます。
本を読む時間もさらに増えました。
気になるイベントがあったら迷わず行きます。

まだまだ後回しにしてしまっているワクワクの芽もたくさんあるので、これからも行動力は育てていきたいです。


変化④大切にしたい考えが増えた

講義はいつもとても刺激的で、各回必ず、グッとくる言葉や考え方に出会えます。

その中でも特に、印象的だった学びをいくつか紹介します。

豊かな「旅」が増えると、「観光」が豊かになる、観光が豊かになると、「世界」が豊かになる。

しみなおさん

ティール組織という概念と、全員が自分の人生のソースであるという考え方

嘉村賢州さん

目的を定めすぎると、旅は減点方式になる

鳥井弘文さん

自分のための自分になるな、世界のための自分になれ

江藤誠晃さん

特別な人にはなれなくても、「特別な一瞬」を積み重ねることはできる。

太田尚樹さん

思考する人は愛がある人

阿部広太郎さん

まずは身体を整える。そうすると心の声が聞こえるようになる。

四角大輔さん


これらは全て、人生を生きる上での武器になると思います。

困難にぶつかった時、どう対処するか。
目の前の状況を、どう捉えるか。

そのレパートリーが増えれば増えるほど、前に進みやすいと思います。

しかも本当の武器と違ってたくさん持っても重くないから最高。


この先私が困った時や悩んだ時、こうやって教わったことが、きっと私を助けてくれるのだろうと思います。

そして、世の中には師となる人がたくさんいて、学ぶべきことがたくさんあると、身をもって感じました。とても心強い。


これからのキャリアデザイン


世界一周に行くと、おそらくいろんな価値観の変化が起きるだろうと思います。

なのでまだ遠い未来の事までは設計できていないのですが、今描いているのはこんなことです。


世界一周

とことん旅をする。広い世界を知って、たくましく生きる。

基礎スキル向上

英語や心理学(コミュニケーションやコーチング)など興味のある分野のスキルを磨く。

フリーランス

前職の繋がりなどで今いただいているお仕事を丁寧に取り組む。何事も経験に。

マネージャー

子供の頃から大好きな、お笑い業界のマネージャーを目指せないかと、少しずつ研究中です。この選択にも、自己分析が役に立っています。

旅人を幸せに

地域のための「観光」よりも人のための「旅」が好きだと改めて気づきました。旅する人と関わったり、その経験をより高められる取り組みにもチャレンジしたいです。

動物を幸せに

これも昔から強い思いがあります。ライフワークとして関わりしろを見つけたい。


そんな「やりたい事」に向かう時に、私が気を付けておきたい事ついても考えました。

行動指針

⚫︎誰のために、どんな世界を作る?
思考の矢印が常に内側に向きがちだった私ですが、Pooloでの学びから、外に向けてみることも覚えました。

特に仕事の面では、

「誰のために行動したい?」
「世の中がどうなると豊かだと思う?」

と言う問いかけを繰り返すと、納得感がある選択ができるような気がします。


⚫︎何より自然体
私が1番大事にしている価値観です。

自然体でいる時、人は1番能力や魅力を発揮でき、それが豊かな人生に繋がると信じています。

だから、精神的にも肉体的にも、一番自然でいられる環境を自分のために準備することが、自分を大切にするということであり、とても重要な要素だと思っています。

⚫︎行動量
これは先述の通りです。

20代は特にどんどん自己投資をしていきたいです。(かけられるお金や時間には限りがあるので、何が必要かはきちんと見極めながら)


⚫︎品よく生きる
困難に出会した時、理不尽な目に遭った時、「ぎゃーー」っとなる気持ちを抑えて、

まずちょっと笑ってみる、

次に冷静に考えてみる、

怒りや報復ではなく建設的に動いてみる、

そういう品の良さを身につけたいです。

きっとそうやって一生懸命生きていると、幸せな出来事や良い出会いが自然と集まってくるものだと思っています。

最後に

何年後かにこれを見返している自分は、何を思っているんでしょうか。

きっと、かわいいなあ過去の私、って微笑ましく見ている気がします。

少し前、不思議な感覚を覚えた時期がありました。

色んな細かな雑念や不安が、あまり気にならなくなって、まあいいや、と意図的に手放せるようになった感覚。

そして自分のワクワクに正直になれて、何かが軽くなった感覚。

当時の私の日記によると、凧揚げみたいなイメージでした。

多分、私は何年も、凧を揚げずに手に持っていました。柄はどうかとか骨組みはどうかとか、細かなことが気になって不安でしょうがなかった。

Pooloの影響か、単純に年齢を重ねたおかげか分かりませんが、最近やっと凧を手放して飛ばす事ができるようになったのだと思います。凧は持つより飛ばした方が楽しいです。

細かな柄や形はあんまり見えなくなったけど、空が見えるようになりました。

(最後にすごく感覚的な話ですみません。笑)


◯◯で人生変わった!と、軽はずみに言うのはあまり好きではないのですが、Poolo に出会って本当にたくさんの変化がありました。

Pooloは私にとって、背中を押して、まだ見ぬ場所に連れて行ってくれる「風」だったと思います。

たかだか20数年しか生きていない私の凧は多分まだかなりしょぼいので、これからも色んな「風」に力をもらって進むのだと思います。

けど、どの風に乗るか?はきちんと自分で見極めて、ここぞと言うときは勇気を出して乗る。

そして「人生変わった!」ではなく、私が変えたのだと言えるように、自分の人生の先頭には必ず自分が立つこと。

それを忘れずに、これからの人生も、自然体で品よく、たまにはのんびり寄り道もしながら、生きていきたいと思います。

Pooloを通して私に関わってくれた方、そして素晴らしい機会を与えてくださったtabippoの皆さんには、とても感謝しています!

卒業の実感がないのは、これで終わりではなく、これからもまたどこかで繋がっていける気がしているからだと思います。

本当に、ありがとうございました。


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