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「蔵暦二十五日」(ダキニの日)ツォクの、お知らせ ※無事終了(4/25)

本日(4/25)はチベット暦(蔵暦)二月二十五日。ダーキニーの御縁日です。
月4回のツォク・プジャ(ガナチャクラ)のうちの1日ですので、午後9時よりツォク供養を厳修します。

通常でしたら「ユムカ・デチェン・ギェルモ」というダキニ(巻頭の写真)の長い儀軌をやるのですが、明日は早朝から人間ドックに入るために、略式の儀軌にて60~90分ほどの長さの法要にさせていただきます。

今回も「記事購入」という形は取りませんが、サポートいただければ本日の供養に充てます。ダキニ達の智慧のご加護と加持がありますよう、お祈りします。お気軽にご参加ください。


(追記:4/28)
午後9時から儀軌を開始しまして、午後10時20分に無事満行いたしました。
今回もサポートいただきましてありがとうございました。

翌朝、人間ドックに入るために通常よりも30分ほど短い儀軌となりましたが、中心の部分は同じですし、護法尊の儀軌もフルでした。

とりわけダキニの智慧の加持が皆さまに注がれますよう、祈念しました。

初めて申し上げることなのですが、ガナチャクラ(ツォク供養)では、どうしても必要な供物が2つあります。

それは肉と、酒です。

あらゆるものを高度に象徴化してしまう密教ならではのルールで、これだけは欠かすことができません。そして私たちも実際、加持の供物として口に入れる(胃に入れる)必要があります。

ですが検査前で、夜の飲食ができないという問題がありました。
といっても、肉はカケラ(ハムの一片とか)だけ、酒だって一滴を口に含むだけでいいので、今回はそうしました。
翌日の胃カメラ検査も問題なく終了しましたので、ひとまずよかったです。

今回は知床の海で遭難事故に遭われた方々のご冥福とその菩提に廻向しました。また同じような事故に遭われている他の衆生一切に対しても、廻向をいたしました。

4月30日には新月の日にあたりますので、夜にはツォク供養を厳修します。
しかも当日は部分日食が起こります(南東太平洋~南アメリカ南部;日本では見えません)。
食が始まるのは翌日5月1日の午前4時半~午前7時の間のようです。

この日に積んだ福徳は1万倍に膨れ上がるとされますので、4月30日の夜にはツォク供養ならびに燈明の供養を、翌朝にはサン供養(チベット式柴燈護摩)を厳修します。
事前にまたnoteにて告知しますのでよろしくお願い致します。


サポートは、気吹乃宮の御祭神および御本尊への御供物や供養に充てさせていただきます。またツォク供養や個別の祈願のときも、こちらをご利用ください。