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フィットネス業界のイノベーターへ、2023年ELEMENTは何を目指すのか

通い放題のパーソナルジム 「ELEMENT(エレメント)」。2019年12月のオープン以来、月額39,800円で通い放題のパーソナルジムブランドとして、多くの会員様の「運動の習慣化(※)」定着に向けた体づくりをサポートしてきた。

前回のnoteでは、2022年を「選ばれる理由を模索し続けた1年」と振り返る代表の鈴木太郎に対し、今回は2023年ELEMENTは何を目指していくのか、その抱負について語ってもらった。

※「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」(厚生労働省)

ELEMENTは、フィットネス業界のイノベーターになる

インタビュアー澤田(以下 澤田):2023年のELEMENTの大テーマについて教えてください。

鈴木太郎(以下 鈴木):「質の高いトレーニング環境の提供」と「フィットネス業界の成長」を実現するために、従来のフィットネス業界にはなかった新しい取り組みを成功させることで、イノベーターになりたいと考えています。フィットネス業界にイノベーションを起こすために、2023年ELEMENTが挑戦したいことはこの2つです。

  1.  ウエイトトレーニング以外のトレーニングの選択肢を提供する

  2.  ELEMENTサービスの他社展開

1. ウエイトトレーニング以外のトレーニングの選択肢を提供する

鈴木:従来のパーソナルジムでは、フリーウエイトなどで筋肉に負荷をかけて鍛える「ウエイトトレーニング」を通した、お客様の身体作りのサポートが主流でした。ELEMENTでは、ウエイトトレーニング以外の新たな選択肢を提供することでパーソナルジムの在り方を変えたいと考えています。その選択肢の1つが「マシンピラティス」です。

マシンピラティスとは、専用マシンを使用しながら行うエクササイズです。マットを使い身体を全体的に鍛えることができる「マットピラティス」に対して、マシンピラティスは、ピラティスの正しいフォームを学べたり部分的なトレーニングができることが特徴です。身体の偏りや動きの修正、インナーマッスルへの意識、より細かな調整ができることから、今女性を中心に注目を集めています。

『ELEMENT(エレメント)恵比寿・目黒店』のセッションイメージ

ELEMENTでは、マシンピラティスを例に、ウエイトトレーニング以外の選択肢を提供することによって、お客様へのアプローチ方法を増やし、質の高いトレーニング環境を提供していきたいです。結果的に、より幅広い層にアプローチできるようになり、新しい顧客の獲得にも繋がるのではないでしょうか。

2. ELEMENTサービスの他社展開

鈴木:1社がエリアを独占して売上を伸ばす、多くの業界で当たり前のように行われている経営手法です。しかしながら今、パーソナルジムの出展が増えて競合他社がひしめき合う中で、他社との”差別化”ができず苦戦するパーソナルジムが増えています。コスト面で差別化するパーソナルジムも中にはありますが、コストを下げるとトレーナーの賃金低下など提供の質が下がることから悪循環を生み出しかねません。

ELEMENTでは、こうしたパーソナルジムに対してELEMENTが提供するサービスを導入することで他社との差別化を図り、競合優位性を見出していただきたいと考えています。ELEMENTが提供するサービスとは、「ウエイトトレーニング以外の選択肢の提供」やマーケティングの強みを活かした「集客面のサポート」です。

ELEMENTのサポートが入ることで、これまでのパーソナルジムのブランドは変えずに、生き残り戦略で勝ち抜くための新しい武器を低コストで手に入れることできます。結果的にフィットネス業界全体でトレーニングのクオリティを向上することができ、業界の成長にもつながると考えています。

ポイント1 ELEMENT導入店舗を2倍にする

澤田:これまで大テーマについて話を聞いてきました。大テーマを実現するために、今期ELEMENTとして重要視していきたいポイントについて教えてください。

鈴木:2022年、ELEMENTの店舗数は23店舗まで拡大しました。これを23年には約2倍となる45店舗まで拡大していきたいと考えています。そのために、新しいフランチャイズオーナーさんに加盟いただくだけでなく、既存のフランチャイズオーナーさんの店舗数を拡大いただくことで45店舗を実現したいと考えています。

店舗数の推移

そのためには、

  • サービスの価値・品質を高める

  • 提供する価値の選択肢を増やす

  • それを実現するためのサポートを行うこと

が重要でしょう。店舗を拡大していくことで、より多くの方に我々のミッションでもある「運動の習慣化」が実現されている世界を作っていきたいです。

ポイント2 会員様とのコミュニケーション量を増やす

澤田:前回のnoteで「会員様とのコミュニケーションが重要になる」と伺いました。そのあたりはどうですか?

鈴木:はい。とても重要視しており、今年は会員様とのコミュニケーション量を増やすことに注力したいです。我々もサービスを拡大するために日々新たな施策に挑戦していきます。しかしながらそれが会員様の日々変わり続けるニーズと一致していなければ成長には繋がりません。

オンライン上で会員様とコミュニケーションできる機会を作ることでコミュニケーションの”総数”を増やすだけでなく、リアルでファンミーティングを開催することでより”深いお客様のニーズ”を引き出していきたいと考えています。

鈴木:上半期は、現状把握です。お客様に現状のサービスに対する感想やご意見を伺い、既存サービスのアップデートを行う予定です。下半期は、新しいチャレンジのために、お客様のニーズを引き出して新規事業を創出していきたいと考えています。

澤田:お客様とのコミュニケーション量を増やすことで、サービスの品質も上がってきそうですね。

鈴木:そうですね。お客様に対しては、より高い品質のサービスを提供できるようになりますし、フランチャイズオーナー様にもその情報をもとに作り上げた仕組みやサービスを展開することでELEMENT全体で良い循環を生み出すことができると考えます。

こうした取り組みを通じて2023年末、フィットネス業界の中でELEMENTがいい意味でちょっと変わった存在になれることが理想です。今までになかった発想で成長していくことで「ELELMET面白そうだな」と言ってもらえるようになりたいですね。

澤田:変わった存在でありたい、鈴木さんらしい発想ですね。新しいサービスの展開、楽しみにしています!

トレーナー募集

2023年、ELEMENTをさらに盛り上げていくために採用を開始いたしました。もしご興味を持ってくださる方がいらっしゃったら、ぜひお気軽に採用ページからお声がけいただけると嬉しいです。

フランチャイズオーナー様の募集

フランチャイズオーナー様向けの募集ページをオープンしました。共にELEMENTを成長・拡大していく仲間を募集しています!


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