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新・初心者の為のチャートテクニカルクリニック 第1章レジサポ A-2 水平線②

はじめに このマガジンについて

この記事は、以前はてなブログの方で展開しておりました、「初心者の為のチャートテクニカルクリニック」ならびに、オリジナルツールのユーザー様フォローとして、ディスコ―ドで展開しております、「月一講義」の内容を再編、加筆訂正し、トレード必須の基礎的テクニカルについての知識と実戦においての使い方、考え方を、回を分けて解説していきます。
基本的には全文無料で読めますが、まとめPDF並びに、特別編、そしてまとめマガジンにつきましては有料とさせていただきます。

重要!
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なお、はてなブログで展開しておりました、「初心者の為のチャートテクニカルクリニック」については、以下のリンクより確認できます。

前回記事はこちらからご確認ください

其の二 水平線(レジサポ)事前想定/到達確認/反転確認/時間

☆ 前回の復習と今回のテーマ


さて、前回、水平線について、その心得を説明しましたが、まず実際のトレードを振り返ってみましょう。
 
以下のドル円のトレードを例に見ていきましょう。
 
※ドル円

執筆中現在の状態です。あと1ポジ残っていました。

まず、このエントリーはどのような根拠で行ったのか見ていくことにしましょう。

スクショの、①の押し安値のところで引いていた水平線からの下降再開ポイントです。
今回はこのエントリーについて詳しく見ていきたいと思います。

☆    事前想定


12月20日、日銀政策決定会合による利上げを受け、ドル円が急落、その後、戻りを続けていました。私はこの戻りが、いつ、どこまで続くかに目を向け、エントリー前日に、販売中ツールのユーザー様フォローアップのディスコードにて以下のようなアナウンスを出しました。

結果は前のページでご覧の通りです。
 

☆ 前回記事のポイントから


前回記事では水平線を実戦で使用する場合のポイントをいくつかまとめておりますが、その中でも重要なポイントとして、以下の点を挙げました。
 
重要!レジサポとなる水平線は、最低でも、もう一度アタックされると「最初から」想定しておく。
この視点で、エントリー前後のチャートをもう少し詳しく見ていきます。

まず、前日午前中Aの地点まで上昇し、12時半を境に大きく下落、再度米時間開始前に、上昇しています。
 
ここで、凡そ水平線に到達しての下落と見て、Sポジを取ること自体は構いませんが、もし、Aの高値はもう一度アタックされると事前想定していればどうでしょうか?
 
①     米時間開始22時前からの切り返し上昇を落ち着いて受け入れ、上へと再度エントリーできたかもしれません。
②     下目線である人も、むやみにナンピンや深追いをすることなく、いったんSポジの利確判断ができた。あるいは上昇の行方を追うつもりで、「待ち」に徹する事が出来たかもしれません。
 
そしてその後、深夜に再度上昇し水平線に到達、翌朝から水平線付近の挙動を見ながら、下へとエントリーすることができたかも知れません。

やはり、レジサポ目安となりそうな水平線は、少なくとも、もう一度アタックされる可能性があると、「最初から」想定しておくことは大事ですね。

ここからが今回の記事の本番となりますが、もう一つ、レジサポ付近からのエントリーを行う場合、以下のステップを頭に入れておくことが大切です。

環境認識⇒事前想定と方針決定⇒到達確認⇒反転確認

☆ 環境認識で確認する事

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