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「原価の見える服屋さん」とは?

初めて読んでくださった方は、はじめまして!
別の記事から飛んできてくださった方は、いつもありがとうございます。

このnoteは、ウェブサイトでは伝えきれない、私たちのブランド運営をしているメンバーの想いや考えを皆様にお伝えする日記のようなものです。

もしもご興味を持っていただけたら、ぜひ他の記事を読んでいただいたり、私たちのウェブサイトにお立ち寄りいただけたら嬉しいです!


私たちの商品は、お客様が妥協せずに購入できるエシカル服です。

エシカルファッションは、価格が高かったり、値段の割に質が低かったりすることが少なくないと思います。

また、ファッション業界の問題を勉強すると、市販の商品で公開されている情報では、本当に社会・環境問題に十分な配慮がされているのかを把握できず、非公開の部分には目を瞑って購入するしかありません。

こうした妥協を一切せず、"心の底から納得して購入できる服 = 私自身が本当に欲しいと思った服"を皆様にお届けするブランドとして立ち上げました。

具体的な取り組みは、以下の3つに分けることができます。

1. 一貫したエシカル

素材だけエシカル。梱包だけエシカル。時には謳い文句だけエシカル。
なんてこともあるらしいのです。

価格を抑えるためには、全てをエシカルにすることは難しいです。
エシカル商品でも、どこかしらで人や自然が犠牲になっているという現実があります。

原価の見える服屋は素材・生産・配送・配布するステッカーまで全てエシカル。私たち独自の取り組みがあるわけではなく、全てを徹底していることこそが唯一無二なのです。

2. 徹底した透明性

徹底してエシカルを実践したとしても、ほとんどの取り組みはお客様に伝わりません。生産工程を公開する法律上の義務はないからです。

公表内容に間違いがないように管理コストもかかるし、競合には手の内を全て曝け出してしまうのは、ビジネスにおいて不利になります。

原価の見える服屋は、収益を上げることを第一の目的としていません。

生地の仕入れ元や生産工場、各種取り組みに加えて、商品の原価や収益まで全て公開します。

3. エシカルでも妥協しない価格

エシカル商品は高いというのはその通りです。

それでも多くの人の手にとってもらうにはと考え、原価率を60%と業界の最高水準にしました。

ロゴなどのプリントは一切入れず、廃棄を前提としてトレンド服は作りません。ブランドのバッグは作らず、余った紙バッグを寄付いただき、配送に使います。

徹底したコストカットの一方で、素材のクオリティには一切妥協しません。
エシカルを徹底しながら、高品質の生地を安くお届けし、長く着続けていただける服をできるだけ多くの方に着用いただけることを目指します。

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