見出し画像

2023.12函館 ~望楼NOGUCHI函館、好い~

夜に浮かぶ tonight

▼思いのほかノープラン街歩きが長くなりました。

2023年、kanikoが最後に宿泊することにした
望楼NOGUCHI函館👏
実はわたし「温泉宿に1人で泊まる」ことに
かなりの抵抗感がありました。
憧れる反面、女なので誰かと何かを共有したい欲も
それ相応に強いのです。
でも新しいことに挑戦してみたかったの。
そんな初めてのおひとり様温泉宿泊記です。

PM3:43 湯の川温泉、投宿♨(使ってみたかった~!!!)

「お名前よろしいですか?」
のこのこと入館前に聞かれて面食らう。
おお、ロビーでチェックインなのね。

入ったとたんにムーディー。

着席して一息つく。
うれしいウェルカムサービス。
冷えた手に持つほうじ茶は指先を温めてくれて
心もじんわりほぐれます。

お団子もっちり。

身も心も落ち着いたところで
館内の説明を受けお部屋に案内していただきます。

今回この宿を選んだ理由で
一番大きかったのは
「おひとり様フロア」があることです。
これによりチョモランマ並みに高かったハードルが
一気に下がりました。
それがある事によって宿の方も
一人客に対して抵抗感なく接してくれるだろうし
こちらも気兼ねしないはず、と踏んでの宿泊でした。

ただし4F限定。

PM4:14 お部屋で躓く。

全体的に暗めの館内は大人の隠れ家。
そんな言葉がよく似あいます。
静かに時間を楽しみたい方にうってつけ。
ひとり旅にもうってつけ。
でも細かい段差には気を付けてね。
私のように躓くから。

踊れますやん。
眺望は街、遠目に海。

湯の川温泉は街中にある温泉。
そこで暮らす人たちになじんでいる。
だからひとり旅でも大丈夫な気がしました。
さすがに旅館のご馳走を一人で食べる勇気を
まだわたしは持ち合わせてないので
外食できる環境がある温泉を選びました。

PM5:24 しみわたる出汁。

お酒を飲むほどお腹に空きがなく、
道路を渡ってすぐそこのラーメン屋に入ります。
麺ってひとり旅の強い味方です。
気楽に食べられて、だいたい美味しいし。
たまたま入ったこのお店は、
GLAYのTERUも訪れるらしい。
ラーメンをすすりながらふと思った。
「生まれた街のあの白さを、あなたにも見せたい」
この歌詞を超える「愛してる」的な表現を
まだ私は聞いたことが無い。
やっぱTAKURO、あんたはすごいね。
函館はYUKIといい、GLAYといい
素晴らしい人を多く生む町なのね。
ラーメン屋の人らも良い人感があふれてた。

出たころには待ち人。
スープを吸ったお麩が良い。

PM6:39 まろやかな時間

まいどの優しいラーメンに満たされて
館内のライブラリーへ。
本を1冊お借りしてのんびり読んでみることに。
ただ薄暗いから読みづらいのが難点でした。
お部屋にブックライトはあるけど
いい塩梅にならず諦めてVIVANT。
1話見終わったころにお風呂へ。
ちょうど夜ごはん時なので貸し切り状態。
ラッキー、ラッキー。
横長の内風呂からは夜景。
小さめの露天風呂からは空港。
それぞれ眺望が楽しめます。
お風呂に入りながら
飛び立つ旅客機を見るのもオツですね。

どれにしようかな。
湯上りはアルコールとソフトが楽しめます♡

AM7:33 お楽しみの朝ごはん

さすがに素泊まりでは味気がないので
朝食だけはつけておきました。
バイキングでない事も決定を後押し。
緊張しながら会場に向かえば
そこは全席半個室。
1名利用のわたしでも気兼ねしない。
人目はあまり気にしないほうですが
それなりに気になるときはある。
「これほど気兼ねせずに朝食を楽しめるとは・・・」
嬉しい気持ちで朝ごはん。
スタッフの方も気さくに話しかけてくれて
朝から少しやさしい気持ちになりました。

ごはんは土鍋焚き、おこげもあったよ。
かますの塩焼きおいしい。
朝から牛しゃぶ!!イタリアンポン酢が美味しいね。

デザートにはフルーツと
自社農場でとれた「にんじん」を使ったプリン。
大変おいしゅうございました。
ひとり旅でこんなにも食事を楽しんだのは
初めてかもしれません。
2023年に良い体験ができました。

また泊まりにくるね!!

9時前、少し早めにチェックアウトして
3日目、リゾートしらかみ編に続く!

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

至福の温泉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?