見出し画像

2023.12 おしごと旅in秋田

このようなキャンペーンが開催されると
業界のファムツアーが組まれることがあります。
今回は誰も行ける人がいなかったので
予定のない旅行好きな私が満を持して参加してきました。
たまにはこういうのに参加するのも良いもんです。

いつもなら同業他社の仲良しが1~2名いるのですが
今回は完全アウェー戦、、、。ふぃ~。
これも仕事と割り切って秋田の冬を楽しみたいと思います!
※万が一にも身バレしたとてそれはそれ。見守ってくれよな。

秋田県の観光振興は基本的にナマハゲと秋田犬に頼りがちです。
が、今回は両者出てまいりません。
では冬の秋田にきたつもりで読み流してけれ~。

AM11:03 集合までの暇つぶし

緊張すると少し早く目的地に到着する傾向がありまして。
これは一種の職業病です。
旅行会社で添乗業務に携わったり、プロ添として
ご飯を食べている方ならば共感してくださるはず、、、。
何が起こるか分からない、それが旅行の仕事ですから。
とはいえ今回はお客さんなのでのんびりスタバで暇つぶし。

ちなみに秋田駅徒歩圏内には2店舗スタバがありまして。
なんなら駅地下にはドトール
OPAには地元のチェーン ナガハマコーヒーもあるんです。
駅の規模に対して気楽に入れるコーヒーショップが
多くあるのが秋田駅のオススメポイント。
ひとり旅の際にも利用しやすいです。

秋田杉がふんだんに使われているスタバは駅の改札前に。
シュガードーナツ安心するおいしさ。

PM0:04 車中にて。。。

「あきたこまち」は米のブランドとして有名ですが
昨年度デビューした「サキホコレ」に力を入れてます。

壇蜜お姉さまがアンバサダーを務めている
こちらのお米は「日本の食卓に幸せが咲き誇りますように」という
願いを込めて作られたお米だそうです。
もっちり系のお米が好きな方は大変気に入るかと思います。
そんなお米が主役の駅弁が本日のランチ。

開ける前が一番楽しみ

パッケージを見ると
・米
・秋田牛
・比内地鶏
といった秋田の名産品ラインナップの様。
パカリとふたを開けると
ど真ん中に日の丸!
甘辛い牛にたまご焼き、山菜の胡麻和えなど
両脇にはおかずが6種類ほど入っている
久しぶりに見るオーソドックスな「日本の弁当」です。
気になるお味はぜひご自身で食べてみてください。

名前の通りお米が主役!

PM13:21 雪の世界へ到着

秋田県の南部に位置する「横手市」。
こちらは日本でも有数の豪雪地帯として名をとどろかせてます。
・かまくら

・増田の内蔵

この辺りが有名どころでしょうか。
いずれにしても渋いラインナップです。

しかし今回のツアーは一味違います。
体験観光ということで
もう一つの名産品「増田のりんご」を使った
草木染めに挑戦です。
はたして「りんご染め」は何色に染まるのでしょうか。

まだまだ序の口!

今回の体験観光の師匠は
りんご農家のお母さんたちで結成された
「プリティアップル」の増田マダムたちです。
この結成秘話がまた泣けるんです。
先にお伝えした通り横手は有数の豪雪地帯。
2011年に大雪の被害でたくさんのりんごの木がダメになってしまったそう。
それをどうにか再利用できないか?と立ち上がったのが
この増田マダムたちなのです。

草木染の工程はいたってシンプルなので
初めての方でも簡単に美しい色合いに染めることができます。
液体に漬ける時間を調整することで
グラデーションもお手の物です。
何事も体験してみる、やってみる、と
意外な楽しさや難しさがわかりますね。
そこで達成感を得ることが体験観光の魅力でもあるとおもいます。

初回にしては上出来!おばあちゃんにプレゼントしよう・・・🍎
これが増田の🍎畑だよ。
東北の冬はこんな空なんだよ。

PM3:05 無料です、ここは。

増田まんが美術館。
おそらく日本で一番多くマンガの原画を保存している美術館。

https://manga-museum.com/

全国のマンガ好きには堪らない施設なのにもかかわらず
常設展はなんと「無料」
無料でマンガも読めちゃうし
原画もじっくり見ることができる。
こんな施設が近所にあれば入り浸ること間違いなし。
マンガのラインナップも世界に誇る名作~最新作まで
多種多様にそろってます。
旅行で来るか?と言われると
う~~~ん、、、という気持ちになるのが正直なところです。
企画展もあるのでそちらの作者のファンであれば
来る理由になるのですが
マンガを読みにだけ来るとなると話は変わりますもんね。
昨年は「鬼灯の冷徹」展を開催されていたので、
マンガ好きな方はたまに美術館のホームページを
ご覧になるといいかと思います。
kanikoもマンガ大好きです。
ハチクロ、花より男子、ハイキュー、ゴールデンカムイ
GTO、銀の匙などなど
青春と成長系が私の心に響くようです。
ハチクロの真山とハイキューのツッキーが好きです。
背が高くて眼鏡かけてていけ好かないこじらせ男に
キュンとするみたいです。(余談)

鬼灯様の気持ち分かりすぎて病み。
めんどくさいことが嫌いなんだわ。
名言ロードは絶対に訪れてほし~。
鵜飼コーチの名言といえばこれ。

PM4:07 お土産はもちろん・・・

増田のリンゴ🍎!
わたしも1つ購入してみました。
今から食べるのが楽しみです。

道の駅十文字には真っ赤なリンゴが勢ぞろい!

最後は本職らしいことをして今回のおしごと旅を〆ます

秋田は広い。
今回訪れた横手市は秋田市から車でおおよそ1時間半ほど。
「じゃあ、どこに泊まればいいんだい?」という
声が画面越しに聞こえてきそうなので
僭越ながらオススメの宿を残しておきます。
秋田県は公共交通機関がイマイチなのでレンタカー必須です。

Hostel&Bar CAMOSHIBA

横手市内にはあまり「ここ!」と思う宿が無いのが現状。。
そんななかちょっとおしゃれなホステルがあるようなので
もし宿泊が必要になればここに泊まってみたいかな。
バーも併設なのでお酒好きにはいいかも!

旅館 多郎兵衛

お風呂の種類が多くて素敵。
冬は温泉がよく似あう季節。

泥湯温泉 奥山旅館

秋田県で今一番行ってみたい宿。
日本秘湯を守る会の奥山旅館も入れておきましょう。
泥湯って入ったことないから
気になっているのです。

お隣の湯沢市は温泉が多いので
少し足を延ばしてみるのもオススメですよ。
雪に閉ざされるこのエリアは
観光に出歩くよりも「お宿でしっぽり」といった
過ごし方を好まれる方向きです。
大きい声では言えませんが不倫旅行には
ある意味持ってこいですわ。
ちなみに冬は閉ざされますが
日本三大霊地のひとつ「毛川原地獄」があるので
バレれば地獄に落とされること間違いなし。
自己責任でどうぞ。(アンチ不倫です)

冬の秋田、ぜひ来てみてくださいね!
では、また~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?