「救われた」という意味について

もらった寄せ書きの話。

旅行が好きです。
小さい時から脳みその中で
想像をふくらませることが好きでした。
いまの会社で働きだして
旅行のコツを知って
お金も少しだけ自由に
使えるようになってからは
ことさら旅行が好きになりました。

知らないことを知る
憧れの土地の空気を感じる
実際に暮らすように歩いてみる
ちょっと黄昏てみる
この10年さまざまな土地で
いつもと違う自分を
楽しませてもらいました。
これからもよろしゅうたのんます。

さて、そんな現実逃避が大好きな
独身ミドサー女は今の職場で
どのように思われているのでしょうか。
ふだんの自分の答え合わせって
いくつになっても緊張するよね。

寄せ書きの中で多かったのは
「救われた」という言葉でした。
なにもしてないのに
みんなのことを救っていたようです。

この「救う」には
2つの意味があるんです。

1つ目。
わたしは器用貧乏です。
でもうっかりミスや
ポカも盛大にやらかしてきました。
一番肝が冷えたのはＥＳＴＡ申請忘れ。
戒めが過ぎてたまに夢に出てくるよ。。。
やらかした分だけ経験を積んだので
他人が「やべ～～～」と
焦っているときに手を差し伸べる
知恵があります。（ちょろまかしともいう）
そこまでたどり着くのに
10年ちょっとかかりました。
下手を打っても助けてくれる人は
必ず現れることも知ってます。
だから私も困っている人には
手を差し伸べてあげたいな、と
常に思っているので
やっと努力が認められたかな。
器用貧乏日和ですね🌸

2つ目。
あわせて書かれている言葉は
笑顔に救われた。
わたしよく笑ってしゃべるほうだし
いつもリラックスしてます。
緊張感が薄いんですよ、基本。
それが功を奏しました。
会社にはいろんな人がいます。
私のような大手だと人数も多い。
偏屈な嫌なやつもいる。
でも自分はそうなりたくない。
人に好かれて損をすることは少ないから。

わたしの会社での目標はただ1つ。
「自分の都合がいい時に有休をつかう」
これだけです。
それ以外は何もございません。
その達成手段として普段から
人あたりよく、ニコニコしているんです。
いい方向に転んでラッキーでした✌

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長くなり始めた社会人生活で
ただ一人だけ私の作戦を見抜いた
上司のことも忘れられません。（もう退職しちゃったけど）

「ニコニコして腹の底見えなくて怖いわ、、、」
「あんたが一番頑固だよね、この中では！」
「ああいえば、こういうんだから、、、」

全部正解、大正解～！
後にも先にも彼女だけです。
わたしの性格を見抜いたのは。
そんな人もいるもんですね。
ちゃんと見ててくれてありがたい。

「敵を作らず自分の意見を通す技はお見事！」
彼女にもらった最後の言葉に
kaniko的社会人生活が
凝縮されてました。へへへ。

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異動とか、別れって
自分を俯瞰する機会でもあるんですね。
初めて知りました。
良いところはそのままに
苦手なことは克服していけたらいいな。

では、また旅行記で。