あの子、「好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく」ってよ。
「マルチ・ポテンシャライト」
という、言葉をご存知でしょうか。
マルチで、ポテンシャルで、ライトなのかな?
そういうことです。
詳しくは以下の通り。
noteを始めたばかりの頃、とある記事でこの言葉を知った。
そこに書かれていたのは、
”さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探究する人”
ちょっとポジティブすぎる言い方じゃない??
さらに楽観的な言葉が続く。
”自分の好きな複数の分野で活躍することができる才能を持つ人”
ひい!才能ですって。
どうしてこうも拒否反応を起こしたかというと、、私が「マルチ・ポテンシャライト」に思い当たる節があったから。
・仕事が定まらない
・飽き性
・興味の幅が広く、お金も時間もかかる
これらが個性であり、長年の悩みでもあった。
同じようなキャラクターと葛藤があるお方は、こちらの本がきっとお役に立ちます!
・
「マルチ・ポテンシャライト」という言葉を知って、私ひとりだけじゃない、才能と認めてもらえた、言わば安堵のような気持ちを抱いたのは事実。
けれど、何かの言葉に縋ることはあまり好きではない。
(紹介しておいて何事。)
この種の問題は、長い時間をかけて取り組んできた。問題と向き合い、試行錯誤を重ね、自分の中でひとつの「答え」のようなものに辿り着いた。
それは、
「マルチ・ポテンシャライト」な自分を受け入れること。
自由奔放で、毎日120%で生きる自分と、向き合う。めんどくさがらずに対話を続けていくことだ。
チャレンジ精神が旺盛な方であれば、トライ&エラーは必要以上に取り組んでいるはず。そこから学んでいく。果てしない遠回りをしているように感じるが、この種の人間は案外これが最短ルート。失敗して、反省して、行動して、をひたすら繰り返す。そうすると、ある日、点と点がつながるのだ。
そんなことよりも、
一番厄介なのは、相談できる相手がいないことだったりする。
「やりたいことがありすぎて、爆発しそう。」な旨を伝えると、
大概は「やりたいことがあるのはいいことよ。」と同調されたり、褒められたりする。
正直、こんなセリフはお腹いっぱいだ。
さらに「あなたの一番好きなことは何?」と問われ、余計に頭を悩ませたり、
(全部好きだから困ってるのよ。)
運が悪いと「人生に迷ってるね〜!」なんて、相手のウンチク話を聞かされる羽目になる。
ああ!!
と、嘆き苦しみもがいてきた。
20代は、まさに「器用」と「貧乏」を行き来する生活を送っていた。
その結果、禿げた。
女性で、しかも20代半ばで禿げるなんて、誰が予想できただろうか。
「器用」であることは能力であるが、「貧乏」となると話は別。お金の余裕は心に比例し、心の余裕は髪に影響を与える。
20代後半から30代にかけて、おかげさまで髪は戻り、心に安らぎが蘇った。
仕事が安定した、自分に自信が持てた、婚活でモテた、など様々な理由が考えられる。
こうして振り返ってみると、あのとき、見苦しくも、もがき続けたおかげで今がある。
結果論ではあるが、長い目で見たら、丸く治るなんてことはあると思う。
少なくとも、私はそうだった。
注意したいのはやはりお金のこと。
「貧乏だから」と言って、借金したり、ローンを組んでまで自己投資云々に費やすことはお勧めしない。後に自分を苦しめることになりかねない。「貧乏」だからこそ、慎重に、丁寧に。むしろ、楽しめるくらいになる、を目指したい。(禿げた人が言うのも何ですが)
あの時の自分へ
今もがいている方へ
何かの参考になれば幸いです。
こちらの書籍もぜひ^^
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