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専業主婦の働き方⑮ 贈り物🎁編

ー「ほんの、お気持ちです。」

お正月に節分。
バレンタインデーにホワイトデー。
ひな祭りに子どもの日。

月に1回以上行事ごとがあるのですね。
ちょっと多すぎやしませんか?汗

そして本日は、皆さんお待ちかね(???)
「母の日」🌹✨


贈る側も贈られる側もソワソワされていたのではないでしょうか?
何たって、街中が「母の日」仕様になっているものですから!毎日なにかと目に留まる、「母」「mother」の文字、、。イベント大好きなお国柄にこうして侵食されてゆくのですね。

noteでも、ギフトを選ばれた記事や「母の日」ワードをちらほらとお見かけしました。本日明日あたりに、「受け取りました💝」記事をお見かけするのでしょうか。楽しみです♪

本日は、我が家のドタバタ「贈り物」記事です。
よろしければお付き合いください^^


結婚して、2年と数ヶ月。
恐らく2度目であろう、義母との「母の日」。

昨年、不思議なことに、、全く記憶にない。
毎年恒例、街は「母の日」一色であったはず。それなのに、目に留まらなかったのは考え難い。

その理由には心あたりがあって、、
GW、お盆や年末年始などの長期休暇には、決まって夫の実家に帰省。その際に妻チョイスの手土産を持参していた。

「母の日したことない。」という夫に便乗して、今の今まで行事ごとに不参加だった。あと、一度でも乗ってしまうと、エンドレスにやってくる祝いごとに「ああ!」となりそうで、始めなかった、というのも本音だ。


だが、今年は考えが一変。

「母の日やってやろうじゃないの。」

という心意気がむくむくした。

というのも、先日のGWは東京でぐーたらしており、夫の実家に帰省しなかった後ろめたさが、ほんのすこーしあったから。

決して、帰省しないことを責めたりするような義父母ではないのだが、ちょっと退屈そうに、寂しそうにしているようにみえた。

せめて、なにか贈り物を!
と、行動に踏み切った次第である。


とはいうものの、百貨店の蛍光灯120%攻撃を喰らうのは勘弁だし、ノーマルなお花は夫の実家に満員御礼状態である。さーて、どうしようかしら。

最近の義母の悩みは、今もなお現役バリバリで働いている義父が時折在宅勤務をしていること。もともと趣味嗜好が違えば、考え方の方向性も異なる夫婦なので、家に一緒にいる時間が長ければ長いほど億劫になる、らしい。

その義父母がGWにふたり、共に過ごしたのだから、義母が疲れているのでは?と心配になった。料理好きな義母ではあるが、流石に毎食ごはんを準備するのも大変と言っていたし、、、。


そんなことを悶々と考えていた帰り道。


あら!素敵!


包み紙のデザインがかわいい。好き。

「冷凍スープ、、。」

全く考えてもいなかった選択肢。ひんやりしていた私の心が、じわじわと煮えた。


「これまだ頼めますか?」

気づけば、店内でそう尋ねていた。

本日購入すれば、当日に間に合う、とのこと。

「ふたつください。」

思い立ったが吉日。(なんせ、「母の日」まで時間がない。)



そういえば、スープストック食べたことないんだよなあ。「美味しそう、いいな、、」と思いながら数年、何店舗うらめしそうに見ては通り過ぎてきたことか。

自分のために、スープセットを買って食べるって私にはちょっとハードルが高くて。

お家に帰れば、冷蔵庫のあの残り物でおんなじようなものが再現できてしまいそうと思うと、なかなか手を出せずにいた(そうでないものも沢山ある)。それに、ちょっとお値段がするじゃない。スープって本来気軽なもののはずなのに、このお値段で小腹が満たせる☆と言われても、生粋の貧乏性かつ貧乏経験に拍車をかけられた私には、うんともすんともであった。

が、人に贈るのであれば別物だ。

お気軽なのに、ちょっと贅沢なスープ!をもらって嬉しくない人はいるのかなあ?少なくとも、義母と私の母はNO!きっとお役に立てるだろうと思い、今年はこちらのご褒美スープを贈ることに。

お家でほっこりスープdayにしてくださいな、と書き添えた。


メッセージカード助かった~かわゆし!



購入品はこちら🥣




義父母のお家は物で溢れている。思い出の品や日用品、家庭菜園用のグッズや肥料など。田舎ならではの品揃えだ。ほしいものは自分たちで購入をし終えた後。出来上がった生活に入り込める余裕もなければ、歓迎される「モノ」もない。

そうなると、彼らには「消耗品」がありがたい。もちろん、「モノ」で贈っても喜んでくれるだろうが、その瞬間を楽しんだら消えてしまうようなものがきっとちょうどいい。


昔、祖母が言った。
「もう死んでいくだけだから、モノは要らん。」と。

小学生の修学旅行帰りだったかと思う。そんなことを言われた。正直、「なんて、おばばだ」と思った。だって、鹿のオブジェとかそんなモノを贈ったのだから。まさか、「要らん。」と言われるとは思っておらず、孫はびっくりさ。

けれど、今だからわかる。
その人なりの生活があって、カタチがある。スタイルがある、と言えるのかも知れない。そこに入り込むって難しい。求めているモノであれば、嬉しいだろう。そうでないのであれば、受け手側は慎重にもなるだろう。


義父母の何十年もの生活が、そこにあるのは何となく感じる。だから、慎重に。日常に暮らしに、寄り添うように、贈り物をそえたい。

想い出となって、また来年も更新されて。
忘れてしまうくらいの、小さくて、愛しいものを贈り続けたい。


届きました!の連絡📞
「早速今晩頂くね」とのことで何より)^o^(


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