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【一駅日記】大谷翔平と見えない私。

2023年12月10日の一駅日記。

大谷翔平がドジャースに移籍した今日。
なんか、ちょっとだけ人生に絶望している。
いやいやいや、比べるなって。
そもそも大谷翔平と比較すること自体が間違ってるんだよ。

そんなことは知ってる。
ただ私の一年の給料を、あの人は小一時間で稼ぐと思うと、私の人生に価値はあるのかなってふと思ってしまう。
人生は金じゃねえ?そうだね。


まもなく28歳になる私。
何に熱中して生きればいいのか分からないまま、28年生きてきてしまった私。
勉強だけが全てじゃないぞ!って大人の言葉を真に受けてしまった私。
今から巻き返せる方法はあるのだろうか。

結局のところ、社会人なんて向いてない。
会社で、組織で勤めることなんて私には向いてない。
そんなことは分かってるけれど、何になりたいのかが分からないままモラトリアムの延長線上として、会社勤めをしている私。
なりたい私を見つけ出すことはできるのだろうか。

何かになりたいんだよな、結局。

そんな浅はかな承認欲求のようなものに囚われて生きている。

その何かを見つけるまでの繋ぎ止めとして、会社員をしているんだ。

大谷翔平が羨ましく見えるのは、お金より、熱中できるものを持っている姿なんだろう。
とはいえあまりにも膨大な額過ぎて、ちょっとだけ私にもらえません?とか思うけども。


何かを成すには時間も体力も心の余裕も必要で
今の私には繋ぎ止めるための仕事で精一杯。
毎日終電で帰っている私に、そんな余裕はない。
きっと繋ぎ止めるための仕事で、人生の大半が埋まっていく。
老後なんてないんだろう。
過労死はしたくないけど。


なんだかんだ言っても、楽したいだけ。
人と違うことがしたいだけ。
何者でもない自分の何者でもない理由を他のせいにしたいだけ。
現実を直視することができない弱い自分なだけ。
目の前のことすら継続できない情けないだけ。

ってことなんだろうが。


時間感覚も曜日感覚も分からなくなり、天地がひっくり返るように浴槽で爆睡するような日々。
彼女との大切な約束も大遅刻して、鬼の形相で怒られるような日々です。
こんな私の生活に価値はあるのか。
見出していかないといけない。

見出して行かないと、私の、1人の人生に価値を付与していってあげないと。
ただでさえ腐ったことばかりの社会なんだから。
そうでもしてあげないと、消えていく気がする。

いろんな自分を大切にして、表に出していってあげなきゃ。

人格の分裂って本当にしていかないといけないな。
サードプレイスをつくる?じゃない。
人格を分裂していく。

2023年は少しだけできたから、来年も継続して分裂していこう。

何者かになりたい。
彼女、ごめん。

流行に呑まれ人は進む
周りに呑まれ街はゆく
僕は時代のものじゃなくて
あなたのものになりたいんだ

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