みどりふ

なんとなく生きていいのか、何か積み上げたい 変わり映えしない日常も書いてみたら何かある…

みどりふ

なんとなく生きていいのか、何か積み上げたい 変わり映えしない日常も書いてみたら何かあるのではという望みを捨てられずに書き連ねてみることにします。

最近の記事

黒こしょうを挽きたい

料理をするときに粒の黒こしょうをガリガリ挽くのが好きだ。 あのガリガリという感触と香りがよい。 つい、ガリガリがすぎて、かなりぴりっとした野菜炒めなどを作り、家族からはよく「こしょう、やりすぎ~!」と言われていた。 今、自分のためだけに作るごはんは、一度に作る量が少ないけれど、どこまでも自分好みに作ることが可能だ。 思い描いた味になるかどうかは別の話として、こしょうも好きなだけガリガリしていい。 こしょうを挽きたい私は、スーパーでミル付きの粒こしょうを買っていた時期が

    • ひとめぼれしたお皿を購入した日

      作家さんの個展でお皿を購入した。 昨年、カフェに置いてあった個展のご案内でたまたま知った方。 1度目にふらりと行ったその個展では千歳緑という深い緑色のお茶碗にひとめぼれしたのだった。 深い緑色のところに盛りつけられた栗ごはんが思い浮かび、購入を決めた。 今年もまた、昨年とは違う素敵な空間で個展が開催されるとのお知らせをいただき、和菓子にちょうどよいお皿かポトフにあう深さのある器が欲しいな、とぼんやり思いながら向かった。 会場に入って、すぐに目にとまったそのお皿は手のひら

      • 5/31の夜に考えたこと

        ありたい姿のあいまいな輪郭だけを感じながら毎日を生きのびていたら、5月が終わりだという。 月末、そして金曜日。区切り感があり、今月をふりかえりたくなった。 誕生日月である5月、風薫るという表現を考えた人に感謝したい気候、新緑がもりもりしてくるこの季節が大好きだ。 今月をそれなりに健やかにすごせて、とてもよかった。 この先も程よくいい調子でやっていけそうな気がしている。 去年の年末に見つけたと思われる自分の大きなリズムによれば、私はここから先の季節が苦手なようなので、用

        • よくばりな自分を肯定する材料あつめだった春の日帰り京都

          これは、新年度始まって間もない週末、関東から日帰り京都旅を敢行したお話です。京都はどの季節に訪れても混んでいる印象があるけれど、桜がどんぴしゃな上に、外国人観光客が戻ってきて、なんだかすごい混みようだ、とも聞くタイミングでした。 The京都の要素は少ないけれど、自分のミッションが達成できて、とても満足度が高い1日でした。行けてよかった! 達成できたミッションと次につながるかもしれない想いや欲を順番に書いてみます。 ふたばの豆餅を手に入れた! 耳にしていたけれど、ずっと

        黒こしょうを挽きたい

          五月連休宛てに手紙を書いてみる遊びを思いついたので、やってみた

          2024年のゴールデンウイーク、私の場合は3連休・3日出勤・4連休であった。今は4連休の後半、いい感じにゆるみながら、連休の終わりが遠くに見えてきたところ。 家でまったりしていたら、唐突に「拝啓 五月連休様」という言葉が浮かび、なんとなくこれはラブレターのような気持ちもあるなと感じながら、そのまま書き始めてみることにした。 拝啓 五月連休様 こんにちは。お久しぶりです。 大好きなあなたに今年も会えてとてもうれしいです。 なんだか手紙を書きたくなりました。 今年はお天

          五月連休宛てに手紙を書いてみる遊びを思いついたので、やってみた

          ぼんやりとした休日もいいもんだな

          4連休が始まった。 大きな予定や約束はなく、ぼんやりとやりたいことがあり、自由に動ける贅沢な時間。 連休前の平日に髪を切ってさっぱりした。 カラッとよく晴れた朝、平日と変わらない時間に起きて朝ごはんを食べ、洗濯機をまわし、掃除をさっとする。このあと、予定が何も決まっていないことに幸せを感じる。 読書、ピアノ、断捨離、どれも少しづつかじって気が済んだので、外に出かけることにする。 本当に天気がよい。おひさま、新緑、道端のいろいろな花、5月始まりのこのきらきらした景色が好き

          ぼんやりとした休日もいいもんだな

          4月をまとめたら、根底にあるリズムを感じることにたどりついた

          なんとか、かんとか、4月の終わりまでたどり着けそうな気がしてきたので、月報のようなnoteを書く。 だいぶ荒波にもまれたけれど、小さな「大丈夫」の火種は絶やさずにこられて、少し安心している。 春だなと意気込んで、でも飛ばしすぎないようにと始めた4月 気がつけば新年度のあれこれに翻弄されて、やっぱりもみくちゃになってた。自分自身、異動はなく、思っていたよりも周りの環境も変わっていないのに新年度初日の退勤時から背中がバキバキだった。 春はたくさん味わった。 毎年流れてしまう

          4月をまとめたら、根底にあるリズムを感じることにたどりついた

          春がきた

          気温が20℃近くまで上がる日があった。 ミモザや白木蓮の花を見かけるようになった。 スーパーの売り場にたらの芽やふきのとうを見つけると、春野菜の始まりを感じる。 だんだんと、スナップえんどう・グリンピース・新玉ねぎなどを見かけるようになる。春だ。ここから忙しい時期だけど、旬の野菜を食べることは逃さないぞと思う。日々のごはんづくりも仕事もめまぐるしくなる季節。 グリンピース、新玉ねぎ、春キャベツは特に好きな春野菜だけど、出回る時期は短い。そして、この時期は仕事の年度末年度

          更新を続けるご自愛リスト

          自分にフィットするご自愛リストをだいぶ前から欲している。 noteで「#QOLあげてみた」というハッシュタグをみつけ、いくつか読んでいるうちにそろそろ自分のものを文字に起こして作ってみようかという気になった。 書いてみたら、今まで全部同じ引き出しに入っていたご自愛グッズが整理された。自分にフィットしていることを大事にしたので、必要なときに本当に手をつけられそうなことが取り出しやすくなったのではないかと思う。 そして、しょんぼりしている自分に優しくできるわたしに出会えてう

          更新を続けるご自愛リスト

          ピアノ・レッスン

          30年以上、趣味でピアノを弾いている。ピアノの音が好き、音が響いている中に身をおいていることも好き。 何かをコツコツ積み上げることが得意とは言えない私がなぜ、ピアノを弾くことだけ、こんなに続いているのか。それについてたまに考えると、必ず30年近く習っているO先生の存在にいきつく。この先生でなければ、レッスンもピアノを弾くことも続けていないと思う。 これらは全部、今までのレッスンで自分の演奏に対してもらった言葉。音の出し方や演奏の速さなどに対して言われているのに、私はその時

          ピアノ・レッスン

          はじめてのパーマ

          最近、パーマをかけた。 ずっとやってみたかったけど、なかなか決心がつかずにいた。 2024やりたいことリストは特に書いていないけれど、おぼろげに頭の中にあるそれには入っており、なんとなく立春をすぎたらパーマだな。と決めていた。 いつもは「髪を切りたい!」となってから美容院を予約する私が日程を吟味し、カット+パーマ+トリートメントのコースをぽちっと予約した。これだけで、テンションがあがった。 髪型を変えるのは久しぶりで、ずっと担当してもらっている美容師さんにも「ついにです

          はじめてのパーマ

          勢いで参加した美術鑑賞イベントで、好きを分かち合ってみたら、とてもよかった話

          2024年1月7日、ちひろ美術館・東京で開催された「目の見えない白鳥さんといっしょにちひろの絵を楽しもう」に参加した。 こういうことはタイミングだと思う。 全盲の美術鑑賞者・写真家である白鳥建二さんのことは知らず、美術館に行くのは年に1,2回、そしてちひろ美術館に行くのも初めての私。参加のきっかけは2023年12月にノンフィクション作家の川内有緒さんを知ったことだ。 川内さんは世田谷区の生活工房で開催されたイベント「どう?就活 自分と仕事の出会い方 vol.3」にゲスト

          勢いで参加した美術鑑賞イベントで、好きを分かち合ってみたら、とてもよかった話

          2023 これはこれでよし

          今年の振り返りをしていると、最近のことばかりに視線が向いてしまうけれど、思い起こせば365日あれこれ、たくさんのことを経てここにいる。 毎日の生活がもう少し楽しく、心地よくできたらといいなという気持ちで過ごしていたら、いつの間にか沼にはまってもがいていた。今年はこれができた!という達成感が薄い年末、それでも書いていたら、自分をねぎらってもいいなと思えた今年の振り返りです。 毎月を3本仕立てでふりかえる 1月 ・毎年恒例、初日の出を見に行く ・洗濯機故障、買い替え ・日帰

          2023 これはこれでよし

          冬至を区切りに

           数年前から冬至に区切りを感じるようになった。 何か特別にやることを決めているわけではなく、 年によって、気が向いたらかぼちゃと柚子を生活にとりいれるくらい。 今年もまた区切りにしたい。と思ったので、書き残しておこう。 自分のやること・テンポと周りの流れ・テンポの違いに対応できなかった、折り合いをつけられなかったのだと思う。 いや、できるよ。やってきたじゃないと言う自分もいるけれど、 ずっとそのテンポではやっていけなかった。 もう、しょうがなかった。 一度流れを止めてみ

          冬至を区切りに

          水やりの準備

          この期間に何をやりたいとか、これを変えたいとかあまり、考えない方がよい気もする。一方で、すぐにあれこれ考え、計画立て、そこへ向かってギアをトップに入れたくもなる。 どちらかといえば、今はそこに違和感があるので、心向くまま、あれこれ決めずゆっくりしたらいいよ、と思う。 物事は少しづつしか変わらないし、すぐ手に入った「よいかんじ」は長続きはしないもの。 そろそろこれを、言葉としてだけではなく、身をもって実現、実感したい。 文化的なものに触れないと、自分が枯れてしまうようです。

          水やりの準備

          よれよれだけど、底をついた

          やや深い疲れとちょっと長めの落ち込みだった。 「だった」というのはなんとなく底をついた感じがあるからで、この今の感じを書き記しておこうと思う。 あとで自分がこれを見返して、助けになるのかどうか分からないけれど、なんでもかんでもすぐ忘れてしまう。忘れてもいいこともあるけれど、できればこれは次に活かしたい。 暑さがとてもきびしい夏でした。 大きな予定をあまり入れず、家時間や近場を楽しんで、なんとか生き延びて残暑と呼ばれる季節になった頃かな。 通常モードで流れる仕事に加えて、2

          よれよれだけど、底をついた