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施主・完了検査を行いました

梅雨明けしてから急に暑くなって、一気に夏らしくなりましたね。今年の夏は梅雨明けから、よーいどんでセミの大合唱が始まったので、8月に入ったらどうなるのでしょう。今から、少し不安な気がします。

◇ こ入居者様へお届け前に

私たちの手掛ける物件は必ず施主・完了検査を行います。工事期間中で一番、厳しい顔つきになるのがこの検査ですね。その内容はというと...

「図面通りに行われるいるか」「施工方法に問題はないか」「クロスの傷・汚れ」「CFやフロアタイルの傷・汚れ」・「巾木の浮きや傷・汚れ」「床鳴りの確認」「スイッチやコンセントの傷・汚れ・傾き」「建具の傷・汚れ・動きのチェック」「エアコンの稼働チェック」「最終清掃チェック」リノベや建築を行った際は部屋の傾き等も水平器を使ってチェックします。検査項目は約20種類以上、点検項目は複数カ所あり毎回20分程度かけて検査します。

この日がいちばん施工会社に対して厳しい目線と指導を行わなければなりません。新しく引っ越されてくるご入居者様は期待を膨らませてきてくれます。その気持ちを裏切るわけにはいかないので当たり前の検査ですね。

◇ 検査項目でひっかかるワースト3は・・・

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検査項目を行った際、1番ひっかかるのは「クロスの傷・汚れ」です。クロスだけの補修工事ならいいのですが、他の職人さんも出入りするので「いつのまにかひっかき傷」がついてしまいます。そういう意味では、必ず出てくるものとして私たちも見つけます。

次に検査項目でひっかかるのが、「清掃もれ」です。やはり作業していたのでクロスやCF、フロアタイル等に汚れ(主に手あか)がつきます。汚れは清掃時にやってもらうのが通例ですが、汚れた箇所の拾い漏れがあるのでしっかり見つけてあげるのが大切です。

その他に多いのが扉などの「丁番の調整」です。長年使っていると傾いてしまうものです。すぐに直せるモノもあるので、その場で傾きの調整を行うとスムーズでいいですね。また、傾きと言えば、コンセントやスイッチも傾いていることが度々あります。網戸等の建具の開閉も傾きなどでひっかかりがないか、スムーズに可動するかも確認することが大切です。

この施主・完了検査に合格が出て初めて「引渡し」という運びになります。ですが、引渡しにならない場合もあります。その時は必ず施工「目標日」「予定日」「施工日」を確認します。

◇ ストーリーを描く場所として

ご入居者様にとって、胸に期待を詰まらせた新しいお部屋は「新しいストーリーの始まり」でもあります。楽しいこともあれば悲しいこともあります。嬉しいこともあれば、悔しいこともあります。どんな時どんな気持ちの時でも、安心して身を任せれる場所を提供したい、それが私たちの想いです。