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お互いに不幸にならないように

アクセスありがとうございます。

今回は学生時代に先生がよく口にしていた
お互いが不幸にならないように行動するように」
という言葉についてお伝えしようと思います。


遠まわしに考えさせる

この言葉は講義中に関係のない雑談をしていた学生たちに向けて
口にしていました。

雑談をしている人たちは楽しいでしょうが、
講義を聞いている学生や講義をしている先生には迷惑です。
雑談をやめるように誘導しないと講義の進行に悪影響を及ぼします。

直接「おしゃべりをするな」というと
言われた学生は嫌な気分だし、
先生自身も怒っている感情を出してしまいます。
先生の信条である「お互いに不幸にならない」状況を作れなくなります。

そういった意味を込めてでの
「お互いに不幸にならないように~」とおっしゃっていたのだと思います。

少し相手に考えさせることで
言われた自分自身が判断し
相手に言われた(使役された)ような感覚を減らします。

人は相手によって使役されることを基本的に嫌います。
相手によってコントロールされると
不快
感が出るように感情ができています。

家族や友人と言った親密度の高い関係ならまだしも
赤の他人ならその感情はなおさらです。


相手目線で考える


お互いが不幸にならないとは
自分と相手が悪い関係にならないように善処するという意味。
お互いが微妙な雰囲気では生産的ではないように感じます。

ここで自分を主張しすぎたら相手によく思われないだろう。
行動を予測して相手がどう思うか考えるのかが重要です。

これは自分が率先して我慢するという意味ではありません。
我慢というのは自分が苦しいときに耐えることであり
我慢すること=苦しい状況に立ち向かっているということになります。

長期的な我慢は体や心に悪影響を及ぼします。
状況そのものの改善が必要でしょう。

相手目線で考えて、自分も含めて芳しい結果でなければ
修正を試みるようにします。

だれもが自分を優先に考えたいものです。
相手よりも自分を良くアピールしたい。
これは本能的なものなので仕方がないでしょう。

ただ、自慢(マウンティング)するのは相手の反感を買いやすいです。
その意志がなくとも間接的に相手を下げようとしているからです。

お互いが不幸にならないように行動を心がけていきたいですね。

今回はこの辺で。


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