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2023.02.26 『増田隆宣ディナーショー』 〜Takanobu Masuda Birthday Live Party〜 感想

【注意】
キーボードおよび音楽をロクに詳しくない、ミーハーオタクが浅いなりに調べた情報を使いつつの感想文です。自分用の備忘録。
また当日の熱量に任せてガーッとメモに残した物を、時間をおいてある程度読める文章に直しています。
「ある程度読める文章」と言っても、読み易さは皆無です。



『増田隆宣ディナーショー』
〜Takanobu Masuda Birthday Live Party〜

 日時:2023/2/26 sun. 17:00〜20:00
 出演:Kb.増田隆宣、Gt.森本隆寛、Vo.EMY / 萩原拓
 gest:船越由佳(Vo.、Kb.)、kamedayori(piano)
    ※ 当日kamedayoriさんは急遽欠席でした。
 会場:ラ・メゾン センター北店
    (横浜市営地下鉄センター北駅 徒歩2分)

使用機材
 □ KORG KRONOS LS 88
 □ KORG Grandstage 88
 □ HAMMOND SK-X


増田隆宣さんは、2021年11月より月2回の配信ライブ「増田音楽教室Online」を行っております。

ので、ありがたいことに毎月増田さんの演奏を聴けているのですが、
生演奏となると、私は2019年12月に開催されたMASUDA JUKE box以来でした。

ライブ告知が来た時は「ディナーショウ!?」とビビり倒しました。
だって私、増田さんのライブとなると、緊張の余り1週間前くらいから胃の調子が悪くなり、当日なんて食事なんてほぼ出来なくなる…。
それなのに、食事が必須…。
何よりぼっち参戦必須なのに食事…。
若干怖気付きましたが、だからと言って参戦しない理由にはならない!
当日胃を痛めたとしてもアルコール入れれば誤魔化せる!(翌日の体調不良は度外視)
何より増田さんの生音を聴きたい!これ以上我慢するのはしんどい!!
(その前のMASAKI Nightは泣く泣く見送ったため)
前日仕事で前入りは出来ないし当日は休みをもぎ取ったとしても翌日は普通に仕事!弾丸遠征!(いつものこと)

そんなこんなで、参戦してきました。
当日、開演ぎりっぎりに入場してしまいました…スタッフの皆様、ご迷惑をおかけしてしまい、本当にすみませんでした…。

当日の様子。
お食事、めちゃくちゃ美味しかったです!
タルトが美味しいお店だったのですが、胃的な問題で食べられませんでした…。
次回個人的に行って、是非とも食べたいと思います!

ライブのざっくり感想

ライブの流れとしては、食事をした後ライブは2部制。
第1部・第2部の間には小休憩が挟まりました。

この1年余り(2月当時)、毎月2回は「今の」増田さんの演奏を聴いていたので、なんだったら今までで一番増田充していたとは言っても過言じゃありません。
しかしながら4年ぶりの生音ですよ。生演奏。
増田さんの配信は音質も結構こだわっていらっしゃるので、音が綺麗ではありますが、しかし生=空気を直に感じる事が出来る。
そうして席が下手側=キーボード真ん前という、増田オタクには拷問席(まんじゅうこわい)。
近い。いや近い。近過ぎる……

まともな記憶が残ってるわけないじゃないですか!!!!!!!


ただただ、久しぶりに「肌で音を感じる」というのを体感して、終始ずーーーとふわふわしておりました…。
曲に入る前の指鳴らし的な音が鳴っただけでも、久しぶりに音の色の洪水に襲われて、緊張を誤魔化すために酒を飲んでたのも相まって、本当にぶわーって。
これ部屋で一人で聴いてたら、確実に大号泣していたと思います。
配信で聴く度に、増田さんの演奏はやっぱり日本一やで!と、常々感じていたのですが、生の力は相当に凄い。
まず、彩度が高いしクリア。透度が一層に綺麗。そうして音の厚みや粒が立体的。
音色自体を変えていないのに、1曲の間に彩度・明度・透度を細やかに変えていくのが、音の距離が近いからより強く肌で感じられて。
ああこの音をずっと求めてたんだな…としみじみ実感させていただきました。

しかも第1部の時点で、私がB'z沼にハマるきっかけになった「ギリギリchop」がセトリに組み込まれていたんですよ?!
単なる「ギリギリchop」ではなく、私が愛して止まない「増田隆宣さんがオルガンしばき倒しているギリギリchop」なんですよッ…!!
組み込まれるとしても、盛り上がり曲だし第2部でやるのかな?とか思っていたのですが、よくよく知っているグルーヴから始まるジャム時点で悟ってしまって、まあ死を覚悟しましたよね。
だってジャムの時点で本気も本気だったもの。ものすごく格好良かったもの。
いや増田さんのジャムセッションで格好良くなかったことなんてないし、その前の演奏も手を抜いているわけじゃないけどさ、ないけどさぁ!!
そうして楽曲本番もほんっっっとうに格好良くて…やっぱり増田さんのオルガン最高かよ…最高かよ……とずっと呟き続けておりました。完全に不審者です。
そもそも久しぶりの生音で、1曲目から散々増田さんのピアノやシンセなどの演奏に痺れまくっていたところに、大好きな大好きなオルガンですよ。
オルガンにころされる。
これが配信アーカイブだったり、DVDだったりしたのなら、私は一時停止して翌日に持ち越すくらいに心臓が痛かったです。

今回の会場ってライブハウスではないので、音質ってどうなるんだろうと思っていたのですが、さすがそこは増田さん主催のディナーショー。
普通にいい音質で、とても満足致しました。
専門施設でないからある程度仕方がないとは言え、やはり「音」を聴きに言っているので、ある程度の音質はあって欲しいと考えています。
改めて実感しましたが、HAMMOND SK-Xとロータリースピーカーのシミュレーターの力すごいなぁ、と。
レスリーくんを通してなくても音の質がとても優秀。
揺らぎが結構リアルに出ててすごい。
SK-2の音も嫌いじゃなかったのですが、なんというか良くも悪くも「整っていた」ので、若干の物足りなさがあったんですよね。
それが結構満足出来たので、純粋に凄いなぁと。
それと久しぶりの客を入れたライブだからでしょうか、増田さんの気合の入れ方も半端なかったように感じまして…。
音の色がね、本当にきらっきらで。すごかった。
あと色気がね、しっとりとした色気を含む音色がさぁ…!!
この辺は詳しい人からしたら「素人は黙っとれ」となるので、この辺で切り上げます。

他にも浜田麻里さんの「Ransei-Conscientia」
これ!これ!!イントロのオルガンソロが大好き過ぎて!
2012 LegendaツアーDVDでM015を繰り返し再生するくらいなんですよ!!
後追いファンなので、「これ生で聴いてみてえな〜〜」とハイボール片手にディスプレイに向かってクダ巻いてた曲なんですよ!!
いや本当に…この曲大好き…イントロの重厚感本当にたまらんです…。
そこから続く演奏よ…。
あの、ギターの格好いいリフが入った後の、オルガン!
出だしのあの厳かな音が助走だったんだなと思えるような暴れっぷり!
比較的、増田さんって女性ボーカルの後ろでは音の彩度を下げるように演奏されますし、特に麻里さんの楽曲の場合は音の肌理を細やかにしますよね。
オルガンがガンガンに暴れ倒しているけど、肌理細かな音…いや本当に良過ぎる。
この曲だとBメロの後ろで鳴っているオルガンが本当に好きなのですが、今回ここでも丁寧に殴られたので、感無量です。
これを生で聴くことが出来て、本当に嬉しく思います。

増田さん「僕、普段はステージでは歌わないんですけど…」
から始まって増田さんの弾き語り…!!
B'zではコーラス職人であった増田さん、当たり前のように歌もうまいんですよ!!
増田さんの声って少し掠れた甘さがあって、哀愁ある歌にぴったりなんだ…!
いやこの声でパワーバラードとかも、是非とも歌ってもらいたいとも思っています!!
とにかく増田さんの歌声大好きマンは、この近距離で!生声!!ととても興奮しておりました。
普通に歌もうまいし、ギターも普通に演奏出来るし、確か増田さんってドラムも軽く叩けるよね?
本当にすごいなあ…。

ちょっと笑ったのが、他のディナーショーに行ったことがないので比較対象がなく、あくまでもイメージのみの話ですが、

ディナーショーって少し厳かな感じじゃないです?

増田さん、今回はフリードリンクだからって、MCの度に「みなさん、遠慮なく飲んでいいんですよ!」ってお酒勧めて来て、めちゃくちゃ笑っちゃったw
「みなさんが酔っ払ってくれたら、僕らの演奏が失敗しても誤魔化せるので…」ってw
本当に増田さんってMCもお上手だよな…話聞かせ上手。
長くなったとしても飽くことなく聞けるし、何より解りやすいし。
増田さんの個人ライブだとMCが長くて時間が押すことが多いのが唯一の欠点くらいだもんな…でもお話も面白いからずっと聞いていたい…。



以上、2023/2/26当日の私の感想をまとめました。
他が「いやもう、あれがやばかった」という感じで言葉になっておりませんでした。
しっかりメモしておけば良かった…という反省を、RRYC2023辺りからは十分に活かしていますので、それ以降はもう少し細かく書いてると思います。4年ぶりの増田さんの生音に、本当に脳みそ焼かれました。
やっぱり増田さんの音が一番好きだなぁとしみじみ実感した1日でした。