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笑いの効果~Laughter is the best medicine~(#9)


こんにちは! yumikoです😊

おもいっきり昭和な写真ですが(笑)

たぶん、3歳くらいのわたし(年齢がばれますね)。三輪車にまたがって満面の笑みです。よほどうれしかったのでしょうね~😂

何回みても、自分でも笑ってしまう写真です。笑顔は笑いを誘いますね。

「笑う門には福来る」ということわざがありますが、笑うことは医学的にも効果があることがわかっています。

Laughter is the best medicine.(笑いは最良のお薬)という英語のことわざもあります。

第9回目のタイトルは「笑いの効果」。笑うことの健康効果についてお話しますね。

■笑いの効果■

笑いのもつ効果には

①免疫力アップ

②脳を活性化する

③生活習慣病の予防

④アレルギー症状の改善

⑤ストレス解消、プラス思考

などなど、たくさんあります。ひとつずつ、みていきましょう。

【①免疫力アップ】

笑うと、免疫細胞といわれれるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化し、数も増えるといわれています。NK細胞は、がん細胞や感染した細胞を死滅させる働きがありますので、笑うことによって免疫の働きが活性化されされ、がんや感染症から身を守る力がアップするのです。

また、免疫反応の異常によって起こる自己免疫疾患(リウマチや膠原病)もありますが、笑いには免疫システムのバランスを整える効果があり、それらの疾患にも効果があることがわかっています。

【②脳を活性化する】

笑っているときは腹式呼吸になり、大量の酸素が取り込まれるので、細胞が活性化します。血流量が増加することによって脳の働きも活性化し、特に記憶をつかさどる海馬、判断力をつかさどる側頭葉が活性化され記憶力や判断力のアップにもつながります。

【③生活習慣病の予防】

♦高血圧の予防♦ 笑うと腹筋や横隔膜を使う腹式呼吸になることで、肺胞の表面から、血管を拡張し血圧を下げる効果のあるプロスタグランジンという物質が分泌されます。

♦脳梗塞、心筋梗塞の予防♦  プロスタグランジンには血小板の凝縮を抑制する働きもあります。また、コレステロールが動脈壁にしみこむのを防ぐ効果も期待でき、笑うことによってこれらの効果を相乗的に得られることによって脳梗塞や心筋梗塞の予防にもつながると考えられます。

♦糖尿病の改善♦  笑った後では食後血糖値上昇が抑制され、さらには、HbA1c値の改善に加えて、インスリンの働きを助けるアディポネクチンの増加によって糖尿病を改善する可能性が示唆されています。糖尿病患者に多くみられる血中プロレニンという物質の濃度や量が、笑うことによってコントロールされ、血糖値の上昇を抑える効果が期待できることがいわれています。

♦がんの予防♦  健康な人の体内でも、1日に3000~5000個のがん細胞が発生しているといわれています。人は生まれつき50億個のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を持っており、そのNK細胞ががん細胞を次々と破壊してくれているため、がんを発症せずに生活できています。笑うことでNK細胞が活性化し、NK細胞の数値が正常になるという研究結果が出ています(*)。笑うことでがんに対する抵抗力を高め、免疫機能を正常化させるということが期待されます。

*伊丹仁朗(スバルクリニック)昇幹夫(元気で長生き研究所)の研究による

♦うつの予防♦    笑うことで心身の安定ややすらぎに関与する副交感神経が優位になります。「しあわせホルモン」とか「癒しホルモン」といわれるセロトニンの分泌が促進され、平穏な心や心地よさを感じることができます。(⑤参照)また、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌が抑制されることもわかっており、うつの予防にも効果があるといわれています。

【④アレルギー症状の改善】

笑うことには、アトピーを含む各種アレルギーを改善させる効果があります。アレルギーの原因は体内のIgE抗体による作用だと言われていますが、笑うことで このIgE抗体が減少することがわかっています。

【⑤ストレス解消、プラス思考】

笑うことによって、脳内に「エンドルフィン」「ドーパミン」「セロトニン」といったホルモンが分泌され、ストレスが解消しプラス思考になるといわれています。


エンドルフィン : 人に強烈な多幸感を感じさせ 鎮痛作用をもたらすホルモン。モルヒネと同様の作用を及ぼすため、別名「脳内麻薬」とも呼ばれています。
ドーパミン : ヤル気やモチベーション維持に欠かせないと言われるホルモン。ドーパミンが多量に分泌されると、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が抑えられ、ストレスや鬱っぽさから開放されます。
セロトニン : 心を平安な状態にし 心地よさや穏やかさを生み出してくれるホルモン。セロトニンが分泌されているとストレスから解放され、一方セロトニンが不足していると 睡眠障害などに悩まされることになります。

■つられ笑顔、もらい笑い■

よくアクビやクシャミなどが伝染すると言われますが、実は笑顔も伝染するという研究報告があります。笑っている人の楽しげな様子を見ることで、人は反射的に笑顔になってしまう傾向が高いそうです。

大笑いしている人をみると、何が可笑しいのかわからなくてももらい笑いしてしまうことがありませんか?(わたしはよくあります。笑うこと自体が可笑しくて、ツボにはまると笑いがとまらなくなります。)

そして、こうした「つられ笑顔」や「つくり笑顔」でも、上で挙げたような "笑いの効果" が発生することが分かっています。

笑顔が伝染していくと、 集団全体のストレスが軽減され、場の雰囲気がとても良いものになっていきますね。

(参照:日本成人病予防協会HP、公益財団法人長寿科学振興財団HP)


■まとめ■

笑うって、こんなにたくさんの効果があるんですね~😃

心と体はつながっているんだなと、あらためて感じます。

そうは言っても、笑えないときだってありますよね。

そんなときは、笑えない自分もよしとして、まずは自分の感情や気持ちと向き合ってみましょう。

そして、お笑い番組やコメディ、落語などを観て大笑いするもよし!

ちょっとがんばって作り笑いしてみたり、割り箸を両方の奥歯で噛んでみたり・・・口角をあげると、脳は「笑ってる」と認識して、⑥で説明したホルモンを分泌するんですね~。体のしくみって、不思議ですね~。おもしろいですね~。

「笑う門には福来る」

「Laughter is the best medicine.」

😊今日もみなさんが笑顔で過ごせていますように😊


✨最後までお読みくださりありがとうございます✨

❤️peace to you all , love to you all❤️

yumiko💕







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