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Z900RSとの一日 2024/04/29

Kawasakiのオートバイ、Z900RSというベストセラーのモデルを一日乗り回したお話です

きっかけ


10代の頃オートバイに乗り始めた頃からネイキッドバイク(フェアリング/カウル)がついていない、上の写真のようなオートバイばかりに乗っていました。なのでこういうオートバイは今でも好きで、このKawasaki Z900RSもずっときになってました

レ、レトロスポーツっていうのか、いまごろは・・・ネイキッドって呼んでたぞw 俺たちの頃は(こういうことを言うと老人会とか言われるんだろうな・・・)
しかしずいぶん時が流れたものですね

1989年に登場したゼファーなんて、プラモ作って憧れていました

これこれ、この赤いのが好きだった
今でもこのエンジンかっこいいなって思うぞ

フェアリングがついたバイクも好きでしたがお金なくてそんなの買えなくて中古のRZから中古のTZR250(最初からカウルがないw)がいいところ。丸いライトつけてあちこちにツーリング行って楽しかった思い出ばかりですよ

仕事するようになって大型バイクも乗れるような免許取ったころにはCB1000SFというホンダのバイクが好きで、結局カワサキではないものを乗り回してました。このCBも好きすぎて今でも乗りたいと思うくらい

で、カワサキ。まあまあ縁はあってその話はまた今度にしますが今回のZ900RSは実はコロナ禍でバイク買おうと思って浜松のお店で試乗してみて話を聞いたら1年くらい待つという話で諦めました
しばらくしてYamaha R7が出てきたのでそっちに惚れてしまって今に至ります

想像つくかもしれませんがR7はとてもナイスルッキンで走りの楽しいバイクですが、腰痛になりやすいおじさんにとってはかなり厳しいバイクです。そりゃ速く楽しく走るためのバイクですからライダーにもそういう姿勢を求めますよね・・・

で、ちょっと気分転換にネイキッド、おっとレトロスポーツにでも乗って腰がどんな具合か見てみるかとレンタルしてみることに
しかし良い時代になったものです、予約してお店に行けばすぐに貸してもらえるんですよこんな素敵なバイクが。もう買わなくてもいい・・・(おっと誰か来たようだ・・・)

レンタル


カワサキのサイトを見てたらレンタルもできるって出てるので天気の良さそうな日を選んで申し込み。簡単にサクサク予約できて便利ですこれ。メーカーがサポートしてんのかな?一番近い浜松のお店はレンタル人気すぎるのか空きがまったくないので豊橋のお店まで行ってみることに(こっちはまあまあ空いている)
時間にお店に行って説明ビデオをみて申し込み書類を再確認したらもうライドへGOです。ひゃっはー!

おおお、かっこええ

Z900RS/市街地


最初の数キロは市街地走行。最初に感じたのはこんなこと

  • ハ、ハンドルバーがすげえ高い(位置のこと)なんかシュワッチしてるみたいだぞ

  • 足つきが異常に良い(ローダウンキット入ってて2cmくらい下がってるらしい)

  • アイドリングでも実にワイルドな音。これで純正なの?ガオーッ!みたいな感じ。ちょっとアイドリング高くない?わざと?(メーターでは1200rpmくらい、チョーク引いたままじゃね←やめとけ!)

  • 低回転トルクモリモリ

  • クラッチ軽い。すぐ繋がるしスムース

  • やはり4気筒。アクセルワークは繊細に

もう市街地の乗りやすさはピカイチすぎてR7の前傾と比較すると異次元すぎる感じです。視界良好で景色よく見えるし

いつものビューポイントにやってきました

Z900RS/田舎道


市街地から東名に向かう幹線道路を抜けて山里の田舎道へ。車も少ないので気持ちよく流せる道路で新城方面へ
程よいワインディングをツーリングペースで走った感想

  • 3000回転からさらにモリモリくるぞ!

  • 5000回転から上はパワー凄すぎて下道で使う感じしない(自分は)

  • 動き出してすぐに6速に入ってる。トルクありすぎるからすぐギヤあげたくなる

  • だからなのかたまに7速探してる(ないよ)

  • サスペンションがかなり良い仕事して凸凹をよく拾ってる。腰に良さそう(笑)

  • そういえば2本サスじゃないんだよな、ゼファーじゃないもんな。それでレトロなのるのか(逃げろ!)

  • あたりまえだけど風圧すごい。R7のフェアリングってすげー仕事してんだな

  • 風圧すごくて流して走るくらいが気持ち良い限界かも。そんならこんなすごいエンジンいらんかも(わ!誰か来た!!逃げろ)

  • ワインディング軽くひらひらとバイクが寝る。ハンドルバーが高い位置にあるけどあまり気にならないくらい寝かしやすい。めっちゃ今どきのバイクだこれは

  • エンジンブレーキよく効くし低速トルクもすごいから、いわゆる低速コーナーでも4とか5速でも走れてしまう。これは楽ちん、と思うけどアクセルワークは繊細なので丁寧にあつかおう

90分ほど走って休憩


市街地から田舎道を走って浜松に戻り休憩。たまにいく食堂でカツ丼です
ツーリングっぽく走っているつもりですが慣れた道走るのが評価しやすいですよね
ローダウンしてあるからか、レトロだからかしりませんがバイクはそんなに巨大に感じることなくて駐車場での取り回しもやりやすく感じました
あとスタンド出さなくてもそのままマウントできたりするのもよかったなあ

Z900RS/田舎道後半

いつも走っているオレンジロードへ。地元の走り屋さんたちも集うナイスな農道です。農家の方へのリスペクトを忘れては行けません
気持ちよく流していけますがやはり速度上げようとすると風圧すごいのは当たり前。バイクもほぼ新車だからかあまり回転数あげるともう未知の世界すぎるのでやめときます(パワーありすぎてこんな道で使うもんじゃないでしょw)

こうやってみると今時っぽくリヤフェンダー別体なんだね

しかしまあ十分にパワーあるバイクなのでゆっくり走るのもそこそこのペースで走るのも楽しいです。なんたってポジションがほぼ椅子に座っているのと同じ状態、これにシュワッチですから気分的には無限に走ってられる状態。ということで100kmくらい走ったところでの感想

  • 全然腰に来ない。楽だ。ずっと乗ってられる

  • だんだんケツは痛くなってきた。慣れの問題かとおもわれる

  • 腕も少々だるくなってきた。これも慣れの問題

  • 小さいターンは昔でいうリーンアウト?MTBみたいな乗り方のほうが楽かも

結局新城〜浜松のループを2周してしましました。これは楽しかった

夕方になって雨がポツポツ
予報通りだなということでガソリン入れてお店に戻って返却。本降りにはならなかったけど走行距離が190km超えてたのでちょうどいい感じかと

フォークからブレーキものすごい迫力!

感想まとめ


もう大体書いてしまったけどよくできたオートバイだと思います
ベースがZ900といういわゆるストリートファイター(これってまだ使える言葉?終わってない?)らしいのでよく曲がりますし狙ったラインも簡単にトレースできちゃいます。おまけにものすごいパワーあるし(そんないらんw)
とくにツーリングや週末のライドなどこれ一台で色々楽しめるかと
風圧すごいので長時間高速道路走るとか、サーキット走るとかはあまり向いていないと思うけどやりたい人は知っててやりますよねw

鉄タンクというのも好感持てます

昔のZ2とかゼファーに憧れた世代は改造も楽しめそうですよね
すでに倒立フォークついてて極太タイヤついている時点で90年前後の第3京浜カスタム仕様みたいな雰囲気も既にあったりするのでサブフレーム?つけたらさらにそれっぽくなったり
自分はそういうものが必要になる走りをするとも思えないのでノーマルでも十分、あえて言えばポジション合わせたいのでハンドルバーは調整したいかもなあ、とか

自分はこういうのを1台持っててR7をレンタルする方がよいのかも、とも思いました・・・。普段のライド、ネイキッドというかこういうポジションのバイクの方が長く楽しめます。ということでもういくつかレンタルしてみようかなと

しかしバイク高くなったよね、こういうネイキッドバイクでもざっと150まんえんですよ奥様



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