モダンチェンバロについて
モダンチェンバロは19世紀末に欧州で興った古楽復興運動を背景に生まれ、20世紀初頭からフランス・ドイツ・イギリスを中心に製造された楽器です。ドイツでは1920年代以降、メーカーの創設が続きました。フランスではエラールやプレイエルがパスカル・タスカンのオリジナル楽器を研究し、1888年頃から新しいチェンバロの製造を始めます。更にプレイエルは、ワンダ・ランドフスカ(1879-1959)との共同研究により、大型のプレイエル・チェンバロ「Grand modèle de concert」を完成させました。ドイツではノイペルトが1930年頃から、バッハが所有していたとされるチェンバロを研究し、ノイペルト・ハープシコード・バッハを完成させました。イギリスではアーノルド・ドルメッチが1905年からアメリカボストンのチッカリング社で製作を始めています。
ノイペルト・バッハモデルで録音してみました。139年前のその当時のチェンバロ現代曲です。
Histories d′une Marionnette Op.145
5movements
1. Dormez mignonne
2. Chasse aux papillons
3. Les petits pantins
4. La lecon de clavecin : gavotte
5. Le bal : menuet
献呈:Felix Le Couppey
作曲年:
Tombeau fait a Paris sur la mort de Monsieur Blancrocher FbWV 632
フローベルガーのリューティスト、ブランクロシェを偲んで書かれたトンボー。
ソロ鍵盤楽器のために書かれていて、作曲年代不明。
Charles Fleury Sieur de Blancrocher (1605?〜1652 11)について
フランスのリュート奏者
国王の従者ルイと宮廷で王に仕えた女性道化師、マチュリーヌ・ド・ヴァロワの息子であっ
おめでとうございます!
スペイン・ガルシアの作曲家 Juan Eiras 氏がMartin・Codax音楽賞受賞!
第11回 Martin Codax Music Awards ガラの様子です。
授賞式の様子。
1時間過ぎくらいにJuan Eiras氏の受賞&スピーチ。
素晴らしい音楽祭ですね。
このような素晴らしい作曲家 Juan Eiras 氏からチェンバロソロ曲「GYOTAKU」をいただき、本当に光栄に思います。そして何度も大切に弾いていきます。