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規格外品の玉ねぎを使って、いろいろな料理を作っていく日



春野菜の収穫・出荷の最盛期を迎えて忙しかった時期がようやく終わり、ホッとひと息つけるようになった今日この頃。

私の目の前にあるのは小さかったり、傷がついて売り物にもおすそ分けにも適さず残った玉ねぎたち。

大量の新玉ねぎを前に考え込む。
乾かして保存するのですぐに食べる必要はないけれど、できるだけおいしくたくさん食べるにはどうしたらいいだろう。

最近、母が健康にいいとハマっているという酢たまねぎ。

調べてみると2016年ごろに健康食として一時期ブームになったらしい。

母のブームはずいぶん遅くにやってきたのだなぁ…。

酢たまねぎの効果
「血液サラサラ」と「腸内環境改善」


酢タマネギには多くの健康効果がありますが、なかでも注目すべきなのは、タマネギに含まれる硫化アリルによる「血液サラサラ」効果です。血液がサラサラになると、さまざまな生活習慣病の引き金となる動脈硬化や、高血圧を改善することができるからです。さらに、硫化アリルには、血液中の糖質や脂質を減少させる働きがあり、食後血糖値の急上昇を抑制し、糖尿病を予防する効果もあります。

また、酢とタマネギによる腸内環境の改善により、免疫力が活性化したり、ダイエット効果がアップしたり、自律神経を整えることにもつながるのです。

再注目される酢タマネギのつくり方。血液サラサラ、ダイエット効果も | ESSEonline(エッセ オンライン) (esse-online.jp)


お酢と砂糖、お塩少々と混ぜ合わせます



個人的にはこの酢たまねぎとスモークサーモンやスモークオイルサーディンを一緒に合わせて食べるのが好きだ。

お酒との相性は抜群!
しかし健康にいいんだか悪いんだかわからないけど。


酢たまねぎを作り終わってもまだまだ残っている玉ねぎたち。

休まずどんどん料理を作りつづけていかなかくては!


小さい玉ねぎを煮込んだオニオンスープ。

まだ新玉ねぎの名残で甘いので、ベーコンなど入れずそのままコトコト煮込む。

野菜の甘味を感じたくて何も入れなかった


これをベースにしてカレーやシチューなどの料理にアレンジしていこう。


玉ねぎをたっぷり使った豚肉の生姜焼きに玉ねぎとじゃことチーズのオムレツ。


玉ねぎとザーサイを和えた中華風サラダやマヨネーズと和えたスライス玉ねぎを油揚げの中に詰め込んでチーズをのせて焼いたりとおかずをどんどん作っていく。

十分な量の玉ねぎだらけの作り置きが完成したところで、そういえば近所の人から貰った曲がりきゅうりのことを思いだした。

芸術的な曲がり具合!


暑くなってきたことだし、これは適当な大きさに切ってたたききゅうりにしよう。

すぐに食べれるたたききゅうり。オイスターソースと胡麻油で味付け

料理は好きだけど、私はもともとそんなにレパートリーがある方ではない。

我が家はどちらかというとベーシックなものや定番料理を繰り返し作ることが多かった。

田舎に移住して、近所の農家さんたちと仲良くなり、いろいろな野菜を交換する際に新しい料理のレシピも一緒に教えてもらうことで少しずつ私のレパートリーは増えていった。

出荷する前の選別作業では規格外品の野菜は思った以上にたくさん出てしまう。


最近は道の駅などでは少しくらい形が悪かったり、小さかったりしても買ってくれるお客さんは増えてきたけれども

やはり形がきれいなものの方が早く売れていく。

傷がついたりした野菜などは農家が自分の家で食べることが多い


規格外野菜をできるだけ捨てることがないようにと工夫して料理を作り、
食卓に出てくるときは立派なおいしいおかずとなって生まれ変わらせる。

作った野菜に、命に対する愛情があるからこそ捨てずに最後までおいしくいただこうとするのだろう。

#もったいないから

1日かけてたくさんの作り置き料理を作ったけどまだたくさんの玉ねぎが残っている。

いろいろな人にまたレシピを教えてもらって無駄なく使い切っていこう…!

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