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最低でも岡田斗司夫さんくらいおもしろくなれる『スマートノート』術

『あなたを天才にするスマートノート』という本。
天才になれるの?天才って?
岡田斗司夫さんによると、レオナルドダヴィンチ、スティーブジョブズ、北野武さんなど。
いやいや、それは無理でしょ、と思う。
それで、「天才になるのを目標にするけど、最低でも岡田斗司夫くらい面白くなれる」と言っている。
岡田斗司夫さん、YouTubeでジブリアニメのこと検索すると出てきて、めちゃくちゃ面白い解説してくれるちょっとぽっちゃりしたおじさん(いや、もっともっとすごい人だというのは分かってるんですが)。
なりたい。岡田斗司夫さんくらい面白くなりたい。
ということで、こちらの本の紹介です。

『あなたを天才にするスマートノート・電子版プラス』(著者 岡田斗司夫)


天才とは、おもしろい人とは

岡田斗司夫さんによると、天才の定義は
発想力があって、論理力があって、表現力がある
この 3 つを兼ね備えた人。
天才になると、天下を取ることができる。世界を変えられる。
話がでかい。今の私には手に余る。

そして、第二目標。天才を目指すけど、とりあえず岡田斗司夫さんくらい面白くなれる。
これ、なりたい。
岡田さんが「面白くなる」のを勧めているのは、現代社会において、「おもしろくなることが人生で幸せになる一番効率のいい方法」だからだそう。
面白い人になると、世の中のさまざまなことを自分の見識で話せるようになる。そういう人の話をみんな聞きたくなる。自分も幸せを感じられる。
よさそうだ。
noteをやってもスタエフもやっても、なんとなく「これでいいのかな。面白いのかな」感が付きまとう私としては、「面白い人」になりたい。

岡田斗司夫さんになるための7段階

岡田斗司夫さんになるためにやること、それはノートを書くこと。
どこでも売ってる普通の罫線が入ったノートに手書きで書く。
基本はこれだけ。
ただ、それですぐに岡田斗司夫さんになれるわけじゃない。
継続して何年間か続けることが必要。
何年もかかる。
うむ。そりゃそうだよな。OK。

ここで岡田さん、道筋を示してくれている。
第1フェーズから第7フェーズまで段階があるそう。
本の中ではもちろん丁寧に第1から第7まで丁寧に解説してくれているのだけど、私はとにかくこのnoteを今日中にアップしたいので、ざっくりメモしたところだけ書かせていただく。

第1・第2フェーズ

第1、第2フェースでは、1週間に見開き1ページを使う。
ペタッと開いた左右を一週間で使うということ。
そして、ここでちょっと特徴があって、まず「右側に」毎日起きたことを書く。右からです。
で、左側は好きに使っていい。
第1フェーズではまず書くことに慣れる。毎日5行、その日あったことを書く。毎日書くのを目標にする。
第2フェーズでは、書いたできごとについて、5段階評価で評価する。
「ダメ、思い出したくない!」っていう 0 段階から「思い出すだけで顔がニヤついちゃう」という5 段階まで。
今の時代、「クソ、死ね」か「神」の 2段階になっている人が多い。
その間を感じる。それは表現力を付けることにつながるのだそう。
なるほど。天才の条件につながっているんだ。

第3~第5フェーズ

ここからは1日で見開き1ページ使う。
第3フェーズでは、論理力を鍛える。
第4フェーズでノートを人に見せる。ノートを使って人とコミュニケーションする。
第5フェーズでいろんな「つながり」「分かる」状態になる。
ふむむ。

私は、人に見せないものならどんどん書ける。
なので、スマートノートやってみよう!と順番どおり「第1から1週間1ページ」と始めたけど、すぐに書きたいことが5行からはみ出てしまって、初日から1日見開き使ってしまった。
なので、今第3フェーズからやっている。

「論理力を鍛える」ところの解説は、ちきりんさんの『自分の意見で生きていこう』の自分の意見を作るところの解説ととても近い気がする。
テーマに対して上下左右に広げたり掘り下げたりする方法を教えてくれている。
たいへんためになるのだけど、詳しく書く時間がないので、申し訳ないのだけど自分で読んでください。

第4フェーズ、人に見せる。
うーん、今これをnoteでやっている感じもする。ここに自分が書いたノートの写真でも貼ればいいのだろうけど、しつこいけど今日は時間がない。

第5フェーズ。
これはノートの使い方を変えるわけではなく、第5フェーズになると自分の状態が変わってくるのだそう。
今までインプットしたことや経験やノートに書いたことから、なにかの「つながり」が「分かる」ことが増えてくるのだそう。

「分かった」経験

私も少しだけど、「分かった」経験がある。
ちきりんさんのVoicyを聞いていて、あるとき、ふっと「こうかな」というのが分かって、それをTwitterで軽い気持ちでつぶやいた。
そしたらちきりんさんから(ハッシュタグもなにもつけてないのに)見つけてもらい、リツイートされて、あれよあれよと世の中の方々に見てもらったのだった。
そのとき私はTwitter始めたばかりで、何をどうしていいやら分からず、ぼーっとその一連のいいねやらリツイートやらコメントやらが盛り上がりそれが終わっていくのを眺めていたのだけど。
もしかして、あれが「分かった」という状態のはじっこだったのかもしれないと思ったりする。

第6・第7フェーズ

第6・第7フェーズでは、「分かった」状態が増えていき、知識が教養になり、それが自分の見識になる状態。
自分の持っている見識で、何を見ても何を聞いても、自分の見識で反応ができる状態になる。
「そこまで来たら、ノートから飛び出して世の中にうって出よう。
ブログを書いたり、SNS で発信をしたりしてみましょう」という。

あれ、もうnoteとか書いちゃってる。

まあ、ここまで来る前にやっちゃダメということではないけど、ここより前に始めると、反応が薄かったりで続けるのくじけちゃうよ、という感じ。

さて、こんな感じで第 1 フェーズから第 7 フェーズまで来て、最低でも岡田斗司夫さんになれるという再現性のある方法。
私はやってみようと思います。何はともあれ継続、ですね。

なぜ手書きがいいのか?

ここでちょっと引っかかりを解決しておきたい。
どのフェーズでも、やることはノートに手書きすることだけ。
ただ、本当に「手書きがいいのか?」がひっかかる。
以前モーニングページをやって挫折したことがあるのだけど、やっぱり手書きでいいのか?という引っかかりがどうしてもあって、続けられなかった。
木下斉さんも、「検索もできるし、メモはデジタルでとるべき!」ということを発信されてるし。
なぜ手書きがいいのか、納得できていないと続けられないと思う。

岡田さんが言う手書きがよい理由。
・日本語は象形文字だ。手書きをするということは、へタウマな絵をかくのと同じで、これはパソコンで打ち込むのとはまるで違う。脳に刺激がある、ということ。
・ノートを書くのは肉体的な作業。見開きでノートを書くのは、体を使う。パソコンでキーボードを打つのは手首から先だけだが、手書きでは肩から使う。大きく体を使うのはストレス解消になる。
・ノートは効率的に書くものではない。あとで検索するために書くものではない。これは工業ではない。脳を耕す農業である。

これらを読んで、よし、手書きでやろうじゃないかと覚悟ができたわけです。
そして、私がこっそり思ったのは、
「どうしても検索したければ、ノートを写真に撮っておくといいかも」
ということ。

以前、手書きのノートを写真に撮ってEvernoteに入れていたら、手書き部分も検索して8年前に書いたノートを引っ張り出してきてくれたのです。
こりゃすごい。
ということで、「やっぱり検索出来たほうがいいのでは」とモヤモヤしてきたら、手書きというのはやめずに、ノートの写真をEvernoteに突っ込んでみようと思います。

さてさて、こちらで今日の記事はおしまいです。
よかった。書き終わった。
 一緒にスマートノートやってみませんか?
ではでは。



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