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子どもは白いA4の紙じゃない

小3小1のうちの子たち、学校で先生が怒るのが怖いです。
とにかく先生はいろんなことで怒るらしい。

先生の中に「これがあるべき姿」みたいなのがあると、そこからはみ出たり足りなかったりするのをそろえようとする力が働くかもしれません。
日本では、その「あるべき姿」が、厳しめな気がします。

・教室では静かに先生の話を集中して聞く
・びしっと整列する、背筋を伸ばす
・積極的に発言する
・静かに本を読む
・遊ぶときは、元気に遊ぶ

「理想の子ども像」みたいなのが多くの大人の中にあって、先生もそれを目の前の子ども全員に当てはめようとしているんじゃないかなと考えました。

先生は白いA4の紙をとんとんそろえてる感覚なのかもしれませんが、
子どもたちは四角じゃないかもしれない。
丸とかぐにゃぐにゃのかたちとか、色もいろいろ。
厚みもいろいろ。
色も模様もいろいろ。

そういうのを引っ張って伸ばしたり、切りそろえたり、先生の好きな色を塗ろうとしたら、

子どもは苦しいですよね。

自分のもとの形や色を忘れちゃうかもしれない。

形がそろってて真っ白な方が先生は使いやすいかもしれないけど、
子どもたちは、先生が使うためにいるものではない。

子どもがどんな形や色になるかは、子どもが決めるものだよな、と。

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