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4月1日から施行している2024年問題 建築築業の働き方改革で職人さんはどうなる?

週刊新社会3月27日号に掲載、#2024年問題


自分は物流業界の2024年問題の問題点はわかるが、建築業界の2024年問題の問題点はあまりわかりませんでした。

この2024年問題で、自分のような実際にハンドルを握るドライバーの視点、ここに掲載されているような実際に現場に出ている職人からの視点が最も大事です。

2024年問題での建築業界の問題点が指摘されています。

①残業によって工期を達成していたのが出来なくなる。つまり工期が延びる
②工期が伸びることは経費の膨張に繋がる
③運送業の規制により材料価格が高騰
④人手不足になり人件費が高騰
⑤これらの理由により、住宅価格が高騰し、受注が激減

それにより中小零細企業で

「親方は労働時間の減った子方に今までと同じ給料が払えるのか」
「資材高騰と経費の増大に耐え得るのか」
「合理化を果たした大企業との価格競争」

といった問題が生じる。

昔は自分もそうでしたが、「いざとなればドライバーか職人になれば食いっぱぐれない」といった風潮がありました。

それが今では建設業の就労者数は激減。

自分の父親も左官業で親方をやっていましたが、10年以上前に親方を辞め、職人に戻りました。

物流業界、そして建築業界。

現場を知らない者が勝手に法規制を決めてこの国を支えるブルーカラー層を苦しめる、2024年問題です。

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