オランダからこんにちは！＃20 ‐スポーツ編‐

連載20回目、今週のテーマは世界各国で盛んな「スポーツ」。

オランダでは、約1700万人の人口のうち、約450万人が何かしらのスポーツ団体に所属しているそうです。15歳以上の国民の3分の2は週1回以上スポーツをするというから驚きですよね。たしかに、私の周りのオランダ人をみてもアクティブな人が多く、街を歩いていてもスリムな人が多い印象です。

オランダでスポーツと言えば、真っ先に頭に浮かぶのはやはりサッカーですね。私自身、無類のサッカー好きなので、オランダ１部リーグ(エールディヴィジ)はもちろん、時差なくUEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパ各国のトップリーグの試合が観ることができて、嬉しい限りです！日本に住んでいた頃は、観たい試合のためにわざわざ夜中の3時とかに起きてました(白目)。

ヘッダーの写真は、古豪Ajaxの本拠地アヤックス・アレーナで行われたオランダ代表vsアイスランド代表の試合を観戦した時に撮ったものです。テレビ観戦の方が試合自体は見やすいですが、実際に足を運んで観戦するとスタジアム独特の雰囲気や迫力、臨場感を味わうことができます。

そんなオランダですが、サッカー以外にも盛んなスポーツが沢山あります。今日はその内のいくつかをピックアップして、紹介してきたいと思います。

まずは、一番人気のサッカーから！残念ながら、今シーズンのオランダリーグは、コロナの影響で打ち切りとなってしまいました。。今のところ、9月以降に来シーズンがスタートする予定です。

＊サッカー＊

最近のオランダ代表。いや～、良い選手揃ってます！

サッカーは、オランダ国内での競技人口が一番多く、人気のスポーツです。サッカーオランダ代表は世界の強豪国の1つであり、4年毎に開催されるUEFAヨーロッパ選手権(*通称ユーロ)では優勝1回、FIFAワールドカップでは準優勝3回の結果を残しています。それだけに、前回2016年のユーロにオランダが出場できなかったのはオランダのサッカーサポーターにとってはかなりショッキングな出来事でした。

その頃は、代表やばいんじゃないか説も出ていましたが、2010年のW杯南アフリカ大会を牽引した主力メンバーたち(スナイデル・ロッベン・ファンペルシー・カイト・ファンデルファールト等々)の一時代が終わり、世代交代後のチームの再構築であまり結果が出ないという苦しい時期でした。その後は、実力ある若手が台頭し始めて、チームとしても上手く機能するようになってきました。これからのオランダ代表に期待大です！