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自分の生き方

第150回(2024年3月13日)
社会人大学院で学びを深めているミワケンさんからバトンを受け取りました笹井美千恵です。

【学ぶことの不安】

 何がしたくて資格を取ったんだったかな?改めて「キャリア」についてこの2年を振り返ってみました。
 「キャリアコンサルタント」の資格を取得するまで一つの業態しか知らず、会社と家庭の往復で社会に取り残されているようなそんな思いで毎日を過ごした30年。
資格取得してから何とか自分の新しい「レシピ」を増やしたいといろいろなコミュニティに入り自己研鑽を続けてきた1年目。
自己研鑽を続けながらも何か出来ないか、誘われるがままにとにかく学ばなければという思いだけが強くなっていきました。そして「〇〇研修終了」という修了証だけが増えていき、確かにレシピは増えていきましたが調理ができない。そんな状況になっていました。「○○学びました!」「△△学んでます!」そんなアピールして何ができるのか?実際にオファーして依頼が来てもできるのだろうか?何も身についていない自分に不安だけが増していきます。不安を取るにはどうしたらいいんだろう。学び続けることが大切だとわかっていても「不安」という2文字だけが脳裏を駆け巡ります。
 

【考え方】

研修や講座を受けるのを辞めて人との繋がりの中で何が自分にできるのか少しでもアウトプットしてみよう。と試みることにしました。地元で開催される会議などに参加し懇親会を通して自分がどうしたいのか考えるきっかけを見つける行動をしてみました。そうして高校での「講座」をさせていただくことになりました。そして大学でも「キャリアデザイン講座」をさせていただくことができました。アウトプットするために自分で学んだことをどう自分の中に落とし込めるのか。だんだんとワクワクしてきている自分がそこにはいました。
これが私のやりたかったことかもしれない。
自分が「イキイキ」出来る。
 
【新しい出会い】

地元の中学校で講座ができないかな?と繋がりを求め訪問したところ思いもよらず、私の大好きだった「バドミントンの指導を中学生にして欲しい。」と依頼を受けました。
迷わず、「はい!」と答えていました。
これをきっかけに中学校の部活動の指導が始まります。
もともと大好きだったバドミントンを生徒たちと出来ることで、週末が待ち遠しくそこにはワクワクしている私がいます。股関節の手術をきっかけにバドミントンから離れていた私は、本業でも1日があっという間に感じられるようになりました。
今、思春期の生徒たちとキャリコンを活かしてコミュニケーションをとりながら指導しています。
 好きなことを仕事にできる!そして楽しめることが一番!
自分が楽しんでいると生徒たちにも伝わり結果にも繋がっていくと信じています。そんな生徒たちの行動が私を元気にしてくれています。生徒たちに出会えたことに感謝します。生徒たちに出会うまでに関わってくださった方々に感謝しています。
 
【生きること】

 自分の人生を生きること=心から楽しいと思えること。
 素直な心、感謝の心、嬉しい時は嬉しいと喜ぶ事が出来ること。誠実であること
 今、目の前の事に一生懸命向き合えること。 
 その行動や気持ちが、自分にあった場所にいつの間にか落ち着いていくのかな。
そこが一番居心地良い私の居場所。
 
  次回は、すなちゃんこと砂田真由美さんにバトンをお渡しいたします。


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