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夫に家事をさせる秘訣

私がまだ記者として働いていたころ…
結婚する前に、夫と家事分担について話したことがあります。
「家事は妻がするものじゃないの?」
そんな考えだった夫が家事をするようになった話について、書いていこうと思います。



家事の分担「7:3」

現在の夫がまだ「交際相手」だったころ。
私と夫は同じ職場で、同じく記者として働いていました。もちろん仕事内容は、ほぼ変わりません。
付き合っている時に「結婚したら家事はどうする?」という話題が出たことがありました。
その時に言われたのは…
「家事の割合は、みーちゃんが7割。俺が3割でどうかな?」
‥‥
‥‥
え!?!?
お互い仕事してるのに!?!?
「本当は家事全部してほしいけど…ちょっと手伝うよ!」
‥‥
‥‥
手伝うよ!?!?!?


そういうもの?

てっきり、5:5だと言われると思っていました(笑)
…私がおかしいのかな?

言われた当時はたくさん悩みましたが、会社の上司に何気なく相談したら…
「俺の家では、奥さんが育休中だからやってもらっている割合は高いけど。共働きだし、いつもはほぼ5:5で家事してるよ」
と言われて、人それぞれなんだな!と吹っ切れました。

私の実家は、父が正社員、母がパート。家事はほぼ母がしているイメージでした。父は、ごみ捨てやお風呂掃除担当。そして、たまにとっても美味しいお好み焼きを焼いてくれていました。

…話がそれました。

…夫の家では、お母さんが長らく専業主婦をしていたと後から話を聞きました。…お父さんが家事をしているところは、見たことがないとも。

本当に、家事分担の割合は家それぞれで、どの家庭がおかしいというわけではなく…。育ってきた環境で、「そういうもの」という固定概念があるのではないかな、とこの時感じました。

夫はおそらく「家事をする母」を長く見ていたからこそ、私に「7:3」だと言ったのだと思います。
…たぶん、「10:0」と言わないだけ優しかったのかな…(笑)


現在の家事分担の割合は…

私は、妊娠・出産のために仕事を辞め、現在は専業主婦です。
夫は、結婚する前に共働きでも家事分担の割合は「7:3」だと言っていましたが…

実際は…

現在なんと…

割合「6:4」です!!!(私調べ)

共働きの時でさえ、あんまり家事に対して積極的でない夫でしたが、一緒に暮らすうちに、だんだん家事をしてくれるようになりました。


夫が家事をするようになったワケ

最初は、私が子育てをし、料理をし、掃除をし…
毎日終わらない家事に明け暮れていました。

そんなある日。私が少し体調を崩してしまって、夫が気まぐれに料理をしてくれました。

本当にうれしくてうれしくて!
全力で感動と感謝を伝え、めちゃくちゃ褒めました。
そうしたら、
「また作ろっか?」と言ってくれました。

娘のオムツも変えてくれました。
ちょっと雑だったけど…でも新しいオムツに替わってるだけで100点!
また褒めると、
「俺のこと、オムツ担当って言っていいよ」と言ってくれました。

離乳食、お米をすりつぶすの面倒くさくないですか?
これも、まさかの見よう見まねでやってくれました。…ちょっと台所が汚くなっているけど、おかゆは作れています!最高の夫だよ!と褒めまくりました。
「すりつぶすの好きだし、(←?)これくらい今度からやるよ」と言ってくれました。

こんな調子です。
とにかく、大げさに褒める!!!!
褒めまくる!!!!
結婚してよかった!あんたは最高の夫だよ!と褒めまくる!!!

そうすると、結構な割合で家事をしてくれるようになりました😊


やっぱり、褒められると嬉しい!

自分自身が、家事をしているときに「賃金も発生しないし、誰にも褒めてもらえない」とよく思っていたので…
これを逆手にとって、「褒めまくる」ことを心掛けてみると、
あの元「7:3」の夫が本当によく家事をしてくれるようになりました。
やっぱり人に褒めてもらえるのって嬉しくないですか?

単純ですが、「褒めて、褒めて、褒めまくる」というのが我が家流の「夫に家事をしてもらう秘訣」です!😂



私たちは、最初に家事分担をあえてしっかり決めなかったことで、「2人ともできる家事」が増えたように思います。
また、決めなかったことで、こうして記事を書くまで家事分担の「割合」についてなんて、すっかり忘れてたほど気になりませんでした。

「家事」はぶっちゃけ面倒くさい!
それでも、お互いを思いやって、そしてお互いを褒めまくって、
良い意味で適当に分担して!
これからも生活していこうと思います😊


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