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ドイツ生活416日目 2024/5/5 大きな机で快適

今日は日曜日!
朝起きて共有スペースを少し掃除したあとはひたすら自分の部屋の荷物を片付けた。
結局全てが棚にいい感じに収まったので安心した。
収納スペースが少ないかと思って一瞬不安になったが、意外と収めてみたらちょうど良かったし、いっぱい棚があるとそれを埋めたくなって色々買ってしまいそうなのでちょうどいいかもしれない。


部屋の片付けだけだと途中で飽きてしまうので、日本に帰った時に友達に配るお土産を包装したりした。
ドイツではエコのためか買い物をするとビニール袋ではなく紙袋に入れてもらえることが多い。
その紙袋に文字とかイラストがプリントされていたりしてとても可愛いので取っておいたのだが、それを無事に使える時が来て安心した。

マウスの粘着力の弱いシールでデコレーション


一通り片付けが終わったので、家主に報告した。
「おかげさまで片付けが終わりました!素敵な部屋をありがとうございます!もしかしたら日本から帰ってきたら新しい机を買うかもです。絵を描いたりしたいのですが、今の机だと少し小さくて。あと、この腰掛け椅子はソファがあるので使わないと思うので返してもいいですか?」

そして腰掛け椅子を家主の部屋に返しに行った時に、家主の部屋に大きな机があった。

「このくらいのサイズの机を私も買うかもです!勝手に買って置いていいですか?」
と聞いたら、なんと家主が「私家では仕事しないから、あなたの部屋の机と交換してあげる!」

え〜!!優しい、、、!!!


そういうわけで、2人で机を部屋に運び込んだ。
なんと、幅も奥行きも十分以上の大きさの机を家主がくれたのだ。

えーーーーーーー!!!

しかも、机は窓際にあったほうがいいよ!というアドバイスをもらって模様替えも手伝ってもらった。

今までの人生で一番大きい机だ。
嬉しい!!!ありがとうございます!!!

素敵な部屋に、素敵な机、そして優しいルームメイト。
嬉しい〜


夕方は散歩に出かけた。
家の近くに面白い立体作品を作っている作家さんのギャラリーがあった。

おおお
これ面白かった

新居の周りを散歩してみた。

おしゃれな交番
噴水
素敵なドアノブ
教会

ぶらぶら歩いていたら急に雨が降ってきたので、急いで建物の屋根の下に入った。
ぼーっと考え事をしながら雨宿りをした。

なかなか止まない

家に帰ってきて早速絵を描いた!
新しい机で絵が描けるのがとても嬉しいしありがたい。
パソコン、ノート、辞書も十分に広げられるのでドイツ語の勉強も捗りそうだ。

すごく嬉しい

いつも散歩している公園で見かける鳥を描いた。

どうなるか、、

水彩とアクリル絵の具をちょっと組み合わせて描いてみた。
アクリルは便利だが、ちょっと時間が経つとすぐにパレットの上で乾燥してしまうので勿体無い。やっぱり水彩の方が扱いやすい気がする。

鳥も私も幸せ

なんだか新居で嬉しい気持ちだったので、いい絵が描けたと思う!


机が広くてプリンターも置けたので、これまでの絵をスキャンして、やっとこれから絵本制作のデータを作り始めることにした。

スタンプで作った題字もいい感じ。

楽しみ


晩御飯は出汁と醤油とバターで和風パスタを作った!
昼に炊いたご飯が余っていたのでそれを入れたら焼き飯みたいになった。

美味しかった



ルームメイトは全員女性だ。ありがたい。

家主:ドイツ出身、46歳、IT会社勤務
ルームメイト1:イギリス出身、23歳、英語教師のアシスタント
ルームメイト2:台湾出身、25歳、バイオリニスト

昨日バイオリニストのルームメイトがアパートに帰ってきた時、初対面だったにも関わらず、前に会ったことがある気がした。

私「初めまして、今日引っ越してきました、日本からきたミツキです。
あれ、もしかして前コブレンツからザールブリュッケンまでの電車に乗ってなかった!?」

バイオリニスト「ああ、お兄ちゃんがアーヘン(ケルンから50分くらいの街)に住んでて、よく会いに行ってるからその電車よく乗ってるよ」

私「あなたと同じ車両に乗ってたよ!しかも隣だった!」

バイオリニスト「え!?うそ!?すごい!思い出せない!」


彼女の黒髪とバイオリンの入った黒いケース、RIMOWAの黒いスーツケースに見覚えがあったので私は確信していた。
けど彼女は私を思い出せなかったようだったので、本当に同じ電車に乗っていたかはわからないまま昨日会話を終えていたのだ。


今日私がお昼にご飯にふりかけをかけて食べていた時、一緒にお昼を食べていたその子が興味津々で私のふりかけを見ていた。

「台湾にふりかけってないの?」

「ないよ!これはどういうものなの?」

「これは鮭と海苔味で、これは卵と海苔(のりたま)、これは焼きそば味。この粉をかけるとご飯の味が変わるんだよ」

「へ〜面白い」

そして彼女はバイオリンの練習に行って、夜また帰ってきて私に言った。

「ねえ、もしかして電車でおにぎり食べてた?あのふりかけのかかってるやつ」


そう言われて過去の絵日記を振り返ったら、あった!!!
4月1日のイースター休暇の最終日にケルンから少し早めの電車に乗ってザールブリュッケンに帰った時だ!

彼が作ってくれたおにぎりだ

「さっきバイオリン練習してる時に、ふとあなたのふりかけを思い出してね。そのふりかけのかかったおにぎりを食べてる人がいるな、いいな〜私も食べたいな、って電車の中で思ったの。それで思い出した。あなたと同じ電車に乗ってたわ!」


なんと、お昼に私が食べていたふりかけを見て、私が食べていたおにぎりを思い出したらしい!
私のことは覚えていないらしいが私のおにぎりは覚えていたらしい。
なんという偶然だ。

同じ電車に乗った子とルームメイトになるなんて!


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