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皆さんは
今、この瞬間
何を考えていますか?


子供に怒りすぎてしまったことを反省してる人
上司に言われたことが頭を駆け巡ってる人
お腹がすいたなーと漠然と自分の感覚に浸ってる人
今日の夜は何を食べようかと迷ってる人
など様々に
人それぞれ何かしらのことに
思考を巡らせていることが大抵なのではと思います。

前回は自己対話力とウェルネスの関係について
私の考えというものを書き綴ってみましたが
もう少し自分の考えを具体化したいなと思ったので
今日は、時間軸を元に
紐解いていこうと思います。

一般的に時間軸は
3つのカテゴリーとして
過去 現在 未来
に分けて考えることが多いと思います。

過去
この瞬間の1秒以上前に起きたこと全てを指します。

現在
この瞬間を指していて
一刻一刻と現在のこの瞬間というのは前に進み続けます。

未来
この瞬間の1秒以上後に起きたこと全てを指します。


時間自体がこの3つで動くのに対して
思考はどうかというと
必ずしも時間軸で変化しないということ。

思考は
過去にとどまることこともできるし
現在にめぐらせることもできるし
未来におくこともできてしまうんですね。

そしてその思考を強く巡らせていればいるほど
大抵そこに時間という概念はなくて
いつまでも自由に好きなだけ
好きな場所に思考は使えてしまうもの。

ここに自己対話の大きなヒントがあるのかなと思います。

例えば、自分が嫌だなと思う人、嫌いな人と
職場などで過ごさなくてはならない場合
その人から言われたことやされたことが頭から離れず
ずっとそこに思考を巡らせてるなんていう経験は
多くの人があるのではないでしょうか。


私も、今現在まだ一緒に住んでいる義両親との関係が
あまりよくないのでw まさに修行の真っ只中。
この2年半ほどの間で何度そういう思考に陥ったことか、、
数え切れません。苦笑

その中で、前回紹介させていただいた本だったり
ウェルネス活動のなかで出会った人たちだったりの影響から
思考の使い方というものに焦点を当てるようになってからは
不本意な事があっても、腹を立ててる時間が
少しずつ短くなってきているなと実感しています。

私たち人間が常々言うように
時間は限りがあります。

そして、時間=あなたの命の長さ でもあるわけです。

その時間をどのように使うか
その時間のなかで思考をどこに向けるか
それは全てあなた次第で
他の誰にもあなたの時間の使い道を
コントロールすることはできません。

たとえ誰かに何か言われてその通り動いただけだとしても
人に言われたその通りに動くことにして実行したこと自体が
結果的にあなたがそのように決定して
あなた自身が行動したということにすぎません。



またその一方で
何か起きたときに湧いてくる
喜怒哀楽 全ての感情もまた
思考のスイッチとなり得るもの。

そしてたとえそれがネガティブなものだったとしても
自分の一部として認めるということも
大切だなと思うんです。


私がアメリカ社会で子育てをしていく中で
目から鱗だったのは
プリスクールで子どもが感情的になった時の対応。
(怒りや悲しみに任せて泣き喚いたりした時です)

先生方は、まず膝をついて目線の高さを子どもに合わせて
悲しいんだね。怒ってるんだね。嫌だったんだね。など
きっかけとなった出来事に合わせて
子どもの気持ちをまず汲み取るということをします。

そこから、子どもたちが抱いたネガティブな感情を否定するのではなく
そういう感情を持つことは全然いいんだよと伝えます。

と同時に、何が良い悪いかは理由を添えて
しっかりと伝えます。

怒ることは悪いことではないし、
怒る気持ちはわかったけれど
お友達をぶつのはやめようね。
お友達も怒ったり悲しくなったりするよ。
モノを投げるよはやめようね。
誰かが怪我するかもしれないから危ないよ。
など。。。

その上で、
どうしたらあなたの気持ちが落ち着くか一緒に探ってみようか。
と対処法を促すんです。

ここでのキーポイントは
子ども本人の感覚に委ねるということ。

大人が、ああだこうだと対処法を決めるのではなく
ヒントとして、深呼吸してみようとか
先生とちょっと散歩してみようか等と促してみて
試した後にどういう気持ちになるかを子どもに尋ねる。



子どもたちそれぞれの性格を尊重して
何がその子にとっての最善策かを
個人に合わせて探るサポートをしてくださる。


そんな先生方の姿に感銘を受けたと同時に
私自身、母親としても一個人としても
とっても勉強になりました。

そしてこれは大人に置き換えても同じだなと思ったんです。

自分がネガティブな感情を抱いたときに
こんなんじゃダメだ!とか
こんな簡単に怒るなんてよくない!とか
ただ自分を否定したり叱責するよりも

怒りの感情を抱いたことに対して
まず自分で自分を許して認めてあげる。

そしてそれは
自分を優しく労うことにもつながるんですよね。

人は、自分に優しくできてはじめて
他人にも優しくできたり
思考もポジティブに向きやすかったりするモノだな
と私は感じています。

そしてその上で
何が自分の機嫌をとりやすくしてくれるのかを
自分と相談しながら探っていく。

それが呼吸法に浸ることなのか
瞑想することなのか
身体を動かすことなのか
本を読むことなのか
料理することなのか
ただ好きな音楽を聴くことなのか

人それぞれ答えこそ違うかもしれませんが

その答えは
自分を知ってこそ見出せるもの。

自己対話の積み重ねで
最終的に
あなたの持っている
命の時間のなかで
何が自分にとって大切で
何に時間をかけていきたいのか。

自分のなかでそれが明確になれば
もっと魂が喜ぶような人生が
送れるのではないでしょうか❤️‍🔥


本日も最後までお読みくださり ありがとうございました🙏

micco





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