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2024.5.11 アルバム制作 - 闇市へ

ここで楽曲タイトルを記事タイトルにそのまま入れてしまうという。先日SNSでアンケートを実施し、収録決定したのが「闇市へ」である。

レーベル設立後の新譜は、廃盤になったアルバム楽曲の新録+新曲で構成し制作しているので、今回は既存曲からどの楽曲を収録するか迷っていた。
特に2008年のミニアルバム「茶色いピアノ」は初めてピアノ弾き語りのみでレコーディングし、しかもCD-R版でしか発売していないのでレア商品になってしまった。これももう15年前か、、懐かしい。
この中の「メガネ」という楽曲は普段の私とは少し違うテイストで、長らく弾き語りファンでいてくださる方々からもライブで聴きたいと特に要望が多かった曲。アルバム収録は考えていなかったが、ライブでもあまり歌わないのでYoutube公開だけはしてみた。


とは言え、自身の意欲作となった2011年のアルバム「糸車」からも2曲新録したい楽曲もあり。
「臆病者の唄」はいつ歌っても周りが見えなくなり没入してしまう曲。前回はアコーディオンとピアノでアレンジしたので、ピアノのみバージョンもありだよなと。
そして「闇市へ」はライブで良く歌う人気曲で、こちらも前回はアレンジをして頂いたので、ピアノ弾き語りでは音源として残っていない。

更には、ちょこっとダークファンタジーをコンセプトにした2013年のミニアルバム「紫陽花迷路」からも何曲か新録したい楽曲があった。「スペード」や「月夜のクラゲ」もまだまだ成長させたいが、「カラクリ遊園地」をシンプルにピアノ弾き語りでお届けするのも悪くないよな、なんて。

と、迷って迷って、これはみんなに聞くべし!とアンケートを実施したのだ。
私の予想ではレア曲の「メガネ」が断トツだと予想していたが…

結果は「闇市へ」ですかーーー!!!!
この4曲だと何だか意外だったな。

そんなこんなでアンケート終了の1週間後にはレコーディングしましたよ。

普段通りヘッドフォンをして録る“弾き語りRECバージョン”と、ライブセッティング同様足元にモニターを置いて録る“弾き語りライブRECバージョン”、
それぞれ1回ずつしか歌ってないので、2本しかデータがありませぬ。どちらか収録しますね。あぶれた方はメルマガ特典にでもしようかな。笑

こちらのスタジオはアルバム「Mika Type は」の時からお世話になっており、外貸ししてないプライベートスタジオ。空間も機材もとっても豪華で、ピアノは何とベーゼンドルファー!
ベーゼンドルファーとDIAPASONは弾き心地が本当に好き。

私のあれやこれやに細かいところまでお付き合い下さるエンジニアの小室聡亮さん、本当にいつもありがとうございますっっっ

合間に富士山も見に行けちゃって。
これまでここのスタジオでレコーディングした中で、今回が一番良い時間だった。私がちゃんと私の真ん中にいられたからかな。それにも気付けた貴重な時間。

折角なので、話題に出した過去アルバムのリンクだけ貼っておきます。
盤はもうないので配信で聴いてもらうしか。(もしかしたらダウンロードのみの設定かも)
過去の私と対峙しながら、新しいアルバムを待っててね♪

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